チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

六本木ヒルズで想う

2005-07-11 23:57:29 | 身近な出来事
 先週の土曜日の午後、六本木ヒルズ49階にあるアカデミーヒルズで行われたコーチング・フォーラムに参加した。
 指揮者の岩城宏之氏、演出家の宮本亜門氏、サッカーの井原正巳氏などの話が聞けるセミナー。内容的には、あまりたいしたセミナーではなく、すこしがっかりした。
でもここに来てよかった。

 49階からの眺めは素晴らしい。雨が降っていなかったらもっとよかったと思うが、とにかく「気持がいい!」
 気持がいい理由は眺めのせいだけではない。この場所は楽天の三木谷社長や、ライブドアの堀江社長などがオフィスを構える同じビルの上層階だ。今をときめくベンチャー企業の上に立つ感覚。
「気持がいい!」。
 
 でも、六本木のこんなビルで仕事をするのはどんな感覚なんだろう。ここでは日々どんなことがおきているんだろう。経験がないから想像もつかないが、6月に終わった六本木ヒルズのITベンチャー企業を舞台にした草薙剛主演ドラマ、あんなドラマティツクなことが起きているんだろうか。

 ドラマの中に登場する人達は皆とても仕事を頑張っていた。このビルで働いている人だけに限らず、東京で働いている人は、皆すごく頑張っていそうな気がする。
間違いなく東京の街は地方に比べると夜遅くまでを楽しめる。夜遅くまで街にはたくさんの人があふれ、夜遅くまで働いてもあまり特別なことをしていないように感じる気がする。周囲に頑張らせられている。本人は気づいていなくても、そんなこともあるのではないか。

 たまに東京に来る私が感じるこの刺激は、東京で生活している人はあたりまえのこととして、あまり感じていないかもしれない。そう思えば地方に暮らしているのも悪くはない。

170人の仲間

2005-07-10 23:35:19 | 覚えておきたい考え
 一言で言い表せるような言葉がなかなか見つからない。友達ではなく、家族でもなく、でもとても身近にその存在を感じられ、とても大切で、その存在を感じると心が満たされるような感覚をおぼえる。

 心でつながっている感覚が十分にあらわせていない気もするが、『仲間』という言葉が一番近いかもしれない。

 私は影響されやすい。

 170人の仲間とのわずか2時間半のワークショップ。話をしたり、話を聞けたのはほんのわずかだけれど、どこか心でつながっていて、その場にいたことでたくさんの力と勇気をもらえた気がしている。

 170人の仲間がその程度に多少の差こそあれ、皆強く意識していること。それは昨晩歌った「世界に一つだけの花」の歌詞に良く現れている。


「世界に一つだけの花」槙原敬之作詞・作曲  SMAP歌

 花屋の店先に並んだ
 いろんな花を見ていた
 ひとそれぞれ好みはあるけど
 どれもみんなきれいだね
 この中で誰が一番だなんて
 争うこともしないで
 バケツの中誇らしげに
 しゃんと胸を張っている

 それなのに僕ら人間は
 どうしてこうも比べたがる?
 一人一人違うのにその中で
 一番になりたがる?

 そうさ 僕らは
 世界に一つだけの花
 一人一人違う種を持つ
 その花を咲かせることだけに
 一生懸命になればいい

 困ったように笑いながら
 ずっと迷ってる人がいる
 頑張って咲いた花はどれも
 きれいだから仕方ないね
 やっと店から出てきた
 その人が抱えていた
 色とりどりの花束と
 うれしそうな横顔

 名前も知らなかったけれど
 あの日僕に笑顔をくれた
 誰も気づかないような場所で
 咲いてた花のように

 そうさ 僕らも
 世界に一つだけの花
 一人一人違う種を持つ
 その花を咲かせることだけに
 一生懸命になればいい

 小さい花や大きな花
 一つとして同じものはないから
 NO.1にならなくてもいい
 もともと特別なOnly one
 

 この歌詞にあることは、できている人にとっては当たり前のことかもしれない。

 私は全然できていない。、すごく大切なことだとわかっているのに、私が接する多くの人達に対して、この歌詞にあるような接しかたができていない。

 でもそのようになりたいと思っているからとても心に響くんだと思う。

 自分自身のありかた、自分はどうありたいのかについて思いを持つことはとても大切。だから私はこの歌詞にあるような人になりたいと強く思うことにした。 

空の上の時間

2005-07-09 23:45:35 | 身近な出来事
 東京までの1時間20分の飛行機での移動。旅行好き、飛行機好きの私にとってはたまらない時間。

 前日からワクワク、空港に向かうリムジンバスの中でワクワク、空港について航空券を搭乗券に換えてワクワク、その後も羽田空港につくまでずっとワクワクが続く。もう何百回と飛行機に乗ったと思うけれどいつもこの調子。

 今日乗った全日空機の機内では必ずすることがある。それは座席の前のポケットに入っている『ANA SKY Shop』という100ページほどの機内販売&通信販売の商品カタログを読むこと。
7月に入ったので、7月-8月号がおかれていた。

 この冊子の商品はどこか魅力がある。高級ブランドの商品だったり、高額な商品だったりではなく、私の興味のある小物雑貨、電気製品、バッグなどはアイデア商品的なものも多い。「王様のアイデア」にでも行けば売っているのだろうけれど、一般にはなかなか手に入りそうにない商品が多い。

 でも、通販の商品を買うことは少ない。目当ては機内だけでしか買うことのできない機内販売商品。機内だけでしか買うことができないという特別な感覚と、機内でいる間に決めてしまわないといけないという間隔が購買意欲をあおる。

 今回目をつけたのは『ANAオリジナル扇子』。商品紹介コピーには「和モダンな柄がスーツに調和する、ANAだけの夏扇子が完成」「飛行機を和柄にアレンジし、藍とANAブルーが涼しげな夏らしい一品」と書かれている。

 京都で買った愛用のセンスが壊れ、最近はウチワですごしていたが、どこかカッコ悪さを感じていたので、カタログで見つけた見た瞬間にほぼ買うことを決めていた。
値段も¥3,000だし、ANAカードで支払えばさらに10%引きになるし、買わないで後になってから後悔するよりはと思い購入した。

 明日からはウチワオヤジから、和モダンなセンスミドルに変身だ。

 機内誌『翼の王国』のチェックもかかさない。一通り記事を読んで最終ページに近いところのSKY AUDIOを見ると 7chで浜田省吾スペシャルをやっている。チャンネルを合わせるとインタビューに答えながら浜田省吾の曲が紹介されていた。

 浜田省吾のお気に入りの曲は、70年代が「片想い」、80年代「もう一つの土曜日」、90年代が「星の指輪」らしい。

 「片想い」を久しぶりに聞いたが、とてもいい曲。口は大きくパクパクさせながら、声はできるだけ小さな声で浜田省吾になって歌っていた。
次カラオケに行ったら絶対歌うぞと心に決めた。
 
 1時間20分楽しい時間はあっという間に過ぎる。

夢を見続ける

2005-07-05 00:04:41 | 気になること
 「20年後はヨットで世界一周をしている。死にたくないよ~」

 小学校の卒業文集に書いた20年後の自分。半分本気で、でも半分は実現は難しいだろうなと思っていた。そしてこの言葉のよこにはへたくそなヨットの絵も描いた。これを書いた時の気持ちは今でもとても鮮明に思い出すことができる。

 それ以降、「ヨットで世界一周」というニュースを聞くとたびにこの夢を思い出していた。約束の期限が近づくにつれ、ニュースを聞くと落ち着かない気持ちを感じていた。次第に実現は難しいと感じるようにもなった。

 何年か前にこの約束の時を迎えたが、残念ながら夢は果たせなった。
 でも今でも夢は忘れていない。
 何も行動をおこさないから実現できる可能性は一向に高まらないが、でも夢は忘れていない。

 夢を忘れない限り、いつかは実現できる気がする。たとえ、ヨットでの旅が無理でも、クルーズ船で世界一周ができる?かも知れない。

 「小学校を卒業してからどんな夢を描いたのか?」と聞かれると、20年先どうするといった夢は描いたことがない。10年先いや5年先の夢すら描いていない。多くの夢は長くても1年、2年先ぐらいの夢ばかり。

 長期の夢を見る力を失ってしまったのか、現実的になりすぎたのか、はたまた主体性もなく流れにさまよって誰かが決めてくれるのを待っているのだろうか。全てあたりのようで全てはずれのような気もする。

 夢を追い求めるという話では、一流のスポーツ選手の多くは子供時代に「将来一流選手になって活躍する」夢を描いている。女子バレーで人気沸騰の「カオル姫」菅山かおるも小学生のころに「女子バレーの日本代表で活躍する」という卒業文集に夢を描いている。

 こんな「カオル姫」は夢を実現して、次はどんな夢を描いているのだろうか?
会って話を聞いてみたい。会いたいだけかもしれない。
 

シューズショップ開業

2005-07-04 23:22:02 | ビジネスアイデア
 松山にシューズショップを開店することになった。

 テナントビルを探しに行ったその日に、一番最初に訪問した物件で決めてしまった。広さは50m2で4階建てビルの3階にある。ほぼ市内の中心部にビルはあるものの、松山一番の繁華街からは徒歩で行くのは少しきつい。

 以前入っていたテナントの装飾や照明をそのまま引き継ぐことができるので、ディスプレイ用の什器類を購入すれば、すぐにでも店は開店できる状況にある。

 でも契約を済ませてから気になることが出てきた。一番気になるのは場所。ビルの前を走る道路の通行量は多く、ビルの一階には駐車場もある。でも、ビルの3階にあるこの店にどれだけお客さんをひきつけることができるだろうか。

 次に気になるのは、私はシューズショップの経験がないし、シューズショップをやることは突然決まったので何の準備もできていない。途方にくれてしまった。店の契約なんかするんじゃなかった、元手がかからず、一方で経験と知識を活かしたコンサルティングビジネスを開業すればよかったと後悔した。

 不安な気持ちで店にたっていると、店の隣の中華料理屋さんの奥さんが声をかけてくれた。「おいしい炒飯があるから食べていきなさい」という。おかみさんは中華なべからお玉で少し炒飯をつくって私の手の上においてくれた。私の嫌いなたまねぎがたくさん入っていたのが見た目には気になったが、味はたしかに美味しい。

 この店は、同じくビルの3階にあり、店もめちゃくちゃ小さいので、配達専門でやっているらしい。

 「なんとかなるよ」と奥さんは言ってくれた...

 
 実は、これは全て今朝見た夢の話。自分自身のビジネスのことを考える機会が多かったためか、その一方で全く考えもしていなかったシューズショップを開店する夢を見てしまった。

 夢の話とはいえ、勢いでシューズショップを開店しようとしたことを最初は本当に後悔した。でも中華料理屋の奥さんの話を聞き、一方で、地理的条件などの制約条件の中でいかにビジネスを成り立たせるか、成功するかを必死に考えているうちに、半分やけくそな部分もあったが「よし、やってやる!」という気持ちになった。

 自分自身の弱みである、場当たり的な性格を思い知るとともに、逆境に立ち向かう強さも感じることができる不思議な夢だった。

前向きでいる

2005-07-03 22:55:55 | 覚えておきたい考え
 過去に縛られる人がいる。これまで自分はこうだったとか、自分のやりかたはこうだとか、口に出さなくても考えや態度が過去にとらわれている。これから先に起きること、起こそうとすることを進めていくためには過去を変える必要があると思っている。

 正確には、過去を変える必要がある、過去に縛られているということに本人は気づいていない。気づいていないけれど確実に縛られている。

 でも、過去を変えることなんて絶対できない。
 できることは「今」を変えること。今の自分自身の考えや行動を変えること。
 
 「今」という時は確かに過去につながっている。今の自分自身があるのは過去の自分の考えや行動があったから。それが蓄積して今の自分になっている。
でも、今は過去につながっているのと同じように未来につながっている。過去にとらわれることは、これからおきる未来を過去の延長線上で生きること。

 素晴らしい過去を持っている人ならば、過去に生きることもそれはそれでいいことかもしれないが、過去の栄光も実際には今からどのように考え、行動するかにかかっているように思う。
でも、自分は過去の栄光で生きようと思っても、自分を取り巻く環境は確実に変化する。過去の自分自身の評価は未来永劫続くものではない。

 大切なことは、過去に縛られるのではなく、「今」どのように考えるか、「今」どう行動するか。私はそう考えている。

 反省することが苦手でそのことから逃げているのかもしれない。理想と現実とのギャップに目をそむけているだけかもしれない。

 私はよく人から「前向きな人」だと言われる。ほめられているのか、けなされているのか尋ねたことはないが、本意はどうであれ、私は「前向きな人」と言われると嬉しい。

 できれば私の周りにいる人はみんな前向きでいてもらいたいと思う。でも、これは私のわがまま。せめて51:49の比率でいいから前向きでいて欲しい。

 札幌国際ハーフマラソに出場した野口みずきはレース後半に優勝したヌデレバに引き離され、最後のトラックで岩本にも抜かれたが、途中で後ろから追い上げてくる岩本を振り返るような姿はなかった。最後まで前を行くヌデレバを見つめて走っていた。

すずめの能力

2005-07-02 09:48:32 | 身近な出来事
 朝寝坊をして起きると8時だというのに外は異常に暗い。そして轟音とともに大雨がふっていた。暗さを切り裂くように時々走る雷の帯、雨音を切り裂く落雷の音。
 
 インターネットで調べると大雨洪水警報が出ていた。外出する約束もないこんな日は大雨を口実に家でのんびりしているのもそんなに悪くない。今日一日家で何をするかを考え始めた。

 読みたい本が何冊か溜まっているし、インターネットで調べたいこともある。自分の考えを文章にまとめたいこともいくつかある。まずはゆっくりと朝食をとってから考えることにした。
 
 朝食を終え部屋に戻ると、雨音が少し弱まっていた。そしてさっきまでは聞こえていなかった音が聞こえる。

 一羽のすずめが部屋の外のベランダにやってきていた。「チュン、チュン」鳴きながら毛づくろいをしていた。
 
 ベランダから飛び立っては、しばらくしてまた戻ってくる。
 すずめはそのうちにもう一羽やってきた。
 
 「雨宿りをしているのかな」と最初は思った。いや違うかな、「すずめはもうすぐ雨が止むのを感じている」「雨が止んだらすぐに、犬の餌をつっつけるように、早めに飛んできた」と感じた。

 雨はそれから10分も立たないうちに嘘のようにやんでしまった。すずめの能力ってすごい。

 雨が止むと私は外に出たくなる、天気のように私の計画も変化する。

うまい鰻

2005-07-01 23:18:35 | 身近な出来事
 「柳橋こだに」に鰻を食べに行った。

今日食べたもの:
・うなぎAコース(骨せんべい、八幡巻、肝焼き、蒲焼き又は白焼き、柳川鍋、うざく)¥3,360
・肝串焼き¥610
・う巻(鰻をだし巻き玉子で巻いた物)¥840

 すべて鰻だが、まだうな重くらいは食べられそうな感じだった。

 「こだに」の鰻は、鰻の風味はしっかりあるものの、スーパーで買った鰻にありがちな、鰻臭さがまったく無い。鰻そのもの素材が良いのに加え、調理法が良いのだと思う。
特に「うなぎの白焼き」は一番の好物。ここの鰻を食べると鰻が好きになる。

 広島でうなぎというとあまりピンとこないかもしれないが、この「こだに」は全国でも有名な鰻屋さんらしい、『うなぎ百撰会』という全国で名の売れた鰻屋さんによる会のメンバー。

 今日の料理も広島だからこの値段で食べられるが、東京ではそうはいかないと思う。また、予約もなかなか取れない店のような気がする。

 たっぷり3時間鰻づくしの料理を食し、ビール、焼酎、日本酒でいつもの酔っ払いが完成した。

鰻づくしで出来上がった酔っ払いはとてもタフ。あちこちふらふら寄り道をしながら、余韻を楽しみながら歩いて家に帰った。