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2012/13 V・プレミアリーグ男子 レギュラーラウンド総括

2013-03-22 | Volleyball

サントの強さが目立ったレギュラーラウンドでした。三好・合成の勝ち試合がTVで無かったのが残念ニコ生では勝ち試合もありましたが録画出来ないのが難点。
<12/13シーズン>
私が集計する際OPはレシーブにに入らないS対角として計算したいため、4Legは合成、パナも計算出来ず少し残念。代わりに1-3Leg総括も出しました。
Vmemo02441 
Vmemo0246
参考までに11/12レギュラーラウンド総括↓
Vmemo0245
Vmemo0245 
☆<数字で読むバレー2013>
①WS使用率
パナ・東レ・サントの順。パナはおそらく50%超えで、2本に1本はWSに上がっていた計算。パナは決定率でも50%超えと決定率の高さも目を引く。使用率が一番低かったのは堺で39.6%。
今シーズンはトータルでは全チームWS打数>OP打数となった。個人的にはOP頼みでは無い方が見ていて面白いので嬉しい。
②MB使用率
今シーズンは堺が20%超えの20.7%。一昔前まではサントがMB使用率高めの印象だったが、ここ最近では堺が安定して高い印象。堺・FC・合成の順。1Legでは一番使用率の低かった合成がトータルでは3番目(17.2%)に入ったのが正直意外(1Leg13.8→2Leg14.6→3Leg18.9→4Leg22.2と上昇)。使用率が一番低かったのはサントで14.78%。去年独走した東レもMB使用率が一番低かった(13.7%)時にも思いましたが、MB使用率が低くても強いチームは強い。でも私的にはやはりMBの活躍する試合は楽しい。
③バックアタック使用率
WSで見ると去年に引き続き今年もパナ・サントが高く、特にパナは10%超え。OPで見ると今年はサント・JTが高く、東レ・パナが低かった。WS・OPの合計で一番高かったのは今年もサントで25.6%。WS・OP合計で一番使用率が低かったのは今年は東レで17.9%。
④OP使用率
今シーズンは全チーム40%を切った。一番高かったのは堺で39.6%。一番低かったのは今年もパナ。去年一番高かった三好は助っ人さん変更もあってか42.6%→36.9%に減。
OPの決定率ではウォレス・清水・ペピチがTOP3。
⑤ツーアタック
山田(要)選手、高橋(寛)選手効果で三好が今年もTOPで2.76%。合成が一番少なかった。基本的に私はセッターはツー控え目の方が好きですが、阿部(裕)選手・山田(要)選手・高橋(寛)選手に関しては個性としてアリかなと思っています(笑)。

レギュラーラウンドが終了したのに、今シーズンは珍しくひいき3チーム以外の応援順位が決まりませんでした。なので順位順に。
・サント
レギュラーラウンドの強さは群を抜いていており、24勝4敗の内14勝はスト勝ち!ウォレスは当たり助っ人さんだったとしみじみ。ウォレス選手を欠いた期間も栗山選手が良い仕事振りを見せ、栗山選手のOPとしての株を上げた。越川選手サーブ効果率日本人TOPの3位17.0%。シーズン序盤は越川選手の調子はイマイチかとも思いましたが、途中から調子上げて来た印象。WSは越川-米山(達)対角、越川-金子対角中心。個人的には今シーズンも米山(達)選手ヒロインが見られて嬉しかったセッターは阿部選手17セット、岡本(祥)選手が11セットと併用。MBは山村-鈴木(寛)でほぼ固定され、昨シーズン程の色んな組み合わせとはならなかった。リベロは高橋(賢)選手で固定されていたが、サーブで狙われる場面も。
・パナ
サーブ効果率チームTOPでジョンパウロ選手がサーブ賞受賞。4Legでの清水選手左手骨折のその後は、全日本のことを考えても復帰がいつになるのか気になる。しかし清水選手抜きでも勝てるパナの強さは流石。ベテラン川村選手の力はやはり大きかった。アタック決定率では途中まで福澤選手がWSながらTOPに立っていた。WSは1Leg途中からジョンパウロ選手が怪我で出場できない期間もあったが、年明けから復帰し福澤-ジョンパウロ対角で固定。セッターは3月で引退となる宇佐美選手中心で、大竹選手はほぼ2Legのみの起用となった。ファイナルから今後のスタメンセッターが大竹選手と深津(英)選手のどちらになるのかにも注目。永野選手がレシーブ成功率TOPの77.1%で全日本リベロ候補筆頭。
・堺
ペピチ選手が他を大きく引き離して総得点TOPの624得点。WSは新人千々木選手がスタメン起用されすっかり堺は世代交代。千々木選手、伊藤(康)選手の新人コンビは今後にも期待。新人コンビはカラフルなシューズも目を引いた(他の選手も堺はカラフル)。石島選手はキャプテンとして今シーズンを迎えたが、シーズン開幕当初は怪我後で調子イマイチ。石島選手がセミファイナルでは活躍できるかに注目したい。セッターは今村(駿)選手でほぼ固定の26試合先発。MBは3Leg途中に松本選手怪我でベンチアウトも見られたが、今シーズンも横田-松本でほぼ固定。リベロは井上(裕)選手で固定され、坂梨選手の怪我後の様子がやや気になる。
・東レ
富松選手の4年連続ブロック賞獲得は本当に凄い!WSは越谷選手が抜けた後の米山(裕)選手対角に注目していた。1Leg途中まで米山(裕)選手がセッターの隣に入るパターンが見られたが、その後は表裏逆となった。シーズン開幕当初は米山(裕)-鈴木(悠)スタートだったが、その後角田-米山(裕)で一旦落ち着く。しかし内定星野選手の活躍と4強入りも相まって4Legでは色んなパターンを試していたがやや試行錯誤感も。スパイクミスは今年も一番少ない1.59本。セッターは近藤選手でほぼ固定されていたが、個人的には梅野選手の試合ももっと見てみたかった。MBは開幕戦スタメンが富松-王で驚かされた。ベテラン篠田選手をそろそろ休ませてあげたいが、セミファイナルでも出番がありそう。リベロもそろそろ田辺選手を、以下同文。
・合成
ブロック決定本数チームTOPレシーブ成功率チームTOP最終週に規定本数をクリアして近選手がアタック決定率TOPの58.2%となりスパイク賞獲得、おめでとうございます!WSは今シーズンから加入した杉山選手の出番も多目。来シーズンはもう少しスタメン固定されるか?杉山選手は色々暑苦しい(笑)。WSは試行錯誤感を感じる13パターンで出場チーム中最多。セッターはほぼ内山選手スタメンとなったが、ブロック強化を狙った重村選手途中出場が当たった試合も。MBは幡司選手怪我による離脱が痛かった…無事復帰出来るよう願っています。その幡司選手怪我の影響で、井上(崇)選手が1月からWS→MBにコンバートされ驚かされた。4Leg終盤のレオベンチアウトがやや気になる。国体やシーズン序盤の勢いをまた黒鷲旗や来シーズンにも見せて欲しい。
・JT
今シーズンは連敗スタートとなり厳しいスタートを切り、終盤まで入替戦争いに加わることに。しかし最後は入替戦を回避し、伝統あるチームの名誉を守った。シーズン途中で久保監督が体調不良を理由に監督交代したが、来シーズンの監督はどうなるのか?WSは1Legは八子-甲斐対角だったが、2Leg以降は國近-八子でほぼ固定。途中八子-小澤スタメンの試合もあった。小澤選手のOPでなくWS出場はどうなのかと思ったが、思ったよりは無難にこなしていた印象。小澤選手の今後の守備力UPにも期待。セッターは1Leg菅選手、2Leg以降は深津(旭)選手中心に。MBは1Leg途中から2Legは町野-安永固定となったが、3Legからはとい本選手の出番が増えた。
・FC東京
最後までJTと入替戦争いを演じたが結果は7位入替戦行きが決定。開幕前の国体予選で前田(和)選手のMB起用に驚かされたが、リーグでも3Legまで前田(和)選手はMBだった。今シーズンのFC東京は怪我人その他の影響もあり、どのポジションも組み合わせが色々で非常に試行錯誤感。傍から見ている分には助っ人さんがOPではないのは色々面白いが、来季はそろそろ王道OP獲得するかも?セッターは1Leg高橋(駿)選手、その後は山岡選手中心。セッター対角は西尾選手→ミロ→手塚選手→前田(和)選手に。リベロは福田選手→三上選手→山本(洋)選手に。
・三好
5勝23敗で8位。5勝を上げたのはチーム昇格後初とのことフルセット負けが6試合あり、来シーズンはフルセットでも勝ち切れるようなチームになるよう期待。高橋(和)選手 レシーブ本数1000本越えの1043本!?お疲れ様でした…何か賞をあげたいFAN心理。今シーズンから助っ人がオンテレからマイクに変更。開幕時のスタメン坊主率の高さにはビックリさせられたが、すっかり慣れてしまった。WSは高橋(和)-細川選手中心に高橋(和)-石垣対角も。セッターは今年も山田(要)選手中心。山田(要)選手だけでなく高橋(寛)選手もツー好きだったのにはウケた(笑)。MBはどちらの組み合わせが良いのか固定されていない印象。ブロックは応援していて盛り上がるので、もう少し出ると嬉しい(ブロック決定本数8位)。リベロはほぼ橘選手となったが4Legは迫谷選手レシーバー起用も見られた。
M068

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