<2013関東大学春季リーグ 5月19日>
5月19日は慶應義塾大学日吉記念館まで行って来ました!この春季リーグは今までカメラ持参せずでしたが、折角最終日だしと久し振りにカメラ持参で。とはいえPCの空き容量も少ないままなのであまり撮らずでした。今シーズンは4日間観戦で、かなり試合数は偏りつつも全12チーム観戦出来て良かった!とはいえ私は2面を追うのは無理なので、1度しか見ていないチームも多数。2面同時に見られる方は本当に凄い。優勝は日体大おめでとう
今回見て来たのはA1(東海大vs専修大:1-3)、A2(中央大vs順天堂:3-2)、A3(日体大vs筑波大:3-0)の3試合。
今回の私的注目選手→専修大8(3年):山本(湧)選手、中央大25(1年):井上(慎)選手
~スタメン覚書とタイムアウト(間違っていたらゴメンなさい!いつも以上に怪しいです。敬称略)~
<東海大vs専修大:1(20-25、23-25、25-23、18-25)3>
東海大:18秋庭、1鶴田、22栗山、3池田(政)、31久原(翼)、12鈴木(領)
(途中出場:4北林、5前出、14加口、35椿)
専修大:⑱川波、1長友、13高橋(拓)、12藤中、8山本(湧)、4板宮 L22吉澤
(途中出場:15古賀(琢)、19冨田)
1セット目:東2-7専、東11-18専、東17-22専
2セット目:東1-6専、東17-18専、東20-22専
3セット目:東9-7専、東14-14専、東19-20専
4セット目:東5-1専、東8-9専、東15-19専
東海大はセッター秋庭選手でしたが、1セット目序盤に椿選手に交代。東海大はこの春季リーグはセッター以外は固定なのかな?練習で見ていて試合でも見てみたい選手もいました。池田(政)選手が坊主でビックリ。私は東海大寄りに応援。
専修大は4/21に見たときと1年生のスタメンが2名変わっていた(WS冨田選手→川波選手、L池田(陽)選手→吉澤選手)。良い選手が複数いますね。今後の起用も気になるところ。専修大も面白かった。
1セット目、東2-4専から高橋(拓)選手サーブ時、ブロック、ラリーを山本(湧)ツー、スパイクミスで東2-7専と専修大が走る、秋庭→椿IN。以降2、3セット目スタメンも椿選手。この嫌な流れを久原(翼)選手が切る。序盤の点差が響きこのセットは専修大。最後は藤中選手。山本(湧)選手がスパイクで3得点位(笑)。
2セット目、1-1から川波選手サーブ時、スパイクミス、ブロック等で東1-4専と専修大がこのセットも走る。この嫌な流れを鶴田選手が切る。東3、5点目は椿選手のツー。東16-18専から鶴田選手サーブ時鶴田バックアタック、ブロック、ドリブルで東19-18専、東海大逆転。しかし長友、高橋(拓)、スパイクミス等で東20-22専、東海大TO要求。この点差が縮まらず専修大2セット連取。最後は長友選手。
3セット目は流れが行ったり来たりしつつ、点差がつかないまま終盤へ。東22点目は池田(政)選手サーブポイント。東24点目は鶴田選手。最後は板宮選手をブロックして東海大が1セット取り返す。
4セット目は東2-1専から栗山(英)選手サーブ時、池田(政)、サーブポイント×2、東5-1専と東海大が走り専修大TO要求。この流れを高橋(拓)選手が切る。東8-7専から山本(湧)選手サーブ時、ブロック、長友、ラリーを長友、スパイクミスで東8-12専と専修大逆転。東15-18専から藤中サーブ時、川波、ブロックで東15-20専と専修大が点差を広げる。最後は久原(翼)選手がブロックされ専修勝利。
<中央大vs順天堂:3(19-25、25-23、22-25、25-19、20-18)2>
中央大:1新井、11手塚(奨)、9江頭、25井上(慎)、2傳田、21関田 L28伊賀
(途中出場:5早坂、7石井、12尾松、19塚本、23渡邊(侑))
順天堂:○22堤、2細中、15栁田、5佐野、12廣瀬、1藤井 L21山崎/25小芝
(途中出場:3伏見、20館石、23渡邊(峻))
1セット目:中3-6順、中12-15順、中18-23順
2セット目:中4-7順、中13-13順、中15-17順、中22-21順
3セット目:中3-6順、中6-13順、中9-15順、中18-20順
4セット目:中5-2順、中16-11順
5セット目:中4-6順、中7-10順、中9-11順、中11-12順
19日に見た3試合の中で一番面白かった!フルセットの熱戦。
中央大は早坂選手も途中出場したものの、この日は調子イマイチ?限られた途中出場で結果を出すのは難しいですね。5セット目4点ビハインドからの逆転勝ち!
順天堂に詳しい方、リベロの2人併用の交代が一体どういう法則でされているのか教えて下さい。伏見選手は前衛3ローテ+サーブ?中央大寄りに応援していましたが順天堂も面白かった。
1セット目、中3-1順から細中選手サーブ時ブロック×3、佐野等で中3-6順、中央大TO要求。この嫌な流れを傳田選手が切る。中4-6順から江頭選手サーブ時、スパイクミス、3枚付くも井上(慎)で中7-6順と中央大逆転。その後はサイドアウトの応酬で中盤へ。中12-13順から細中選手サーブ時、スパイクミス、コンビミスで中12-15順、中央大2回目のTO要求。中14-19順で関田→石井IN。早坂決定で中18-23順、順天堂TO要求。そのまま順天堂逃げ切り。
2セット目は早坂-新井スタメン。序盤は順天堂がややリードする展開を、江頭、新井中心に追い上げ。中12-13順からピンサ尾松選手サーブ時相手を崩して、スパイクミス、早坂レフト等で中15-13順。中15-14順から伏見選手サーブ時、ノータッチエース、サーブポイント(早坂→井上(慎)IN)、ブロック?、スパイクで中15-18順、順天堂逆転。16、17点目の井上(慎)選手良かった。江頭選手サーブポイントで中22-21順、順天堂2回目のTO要求。最後は江頭選手が決め接戦を中央大が取る。
3セット目は井上(慎)-新井スタメン(1セット目と表裏逆)。3-3から佐野選手サーブ時、サーブポイント、スパイクミス、ブロック、ラリー、廣瀬1枚ブロックで、中3-8順と順天堂が走る。この嫌な流れを井上(慎)選手が切る。中6-11順から堤選手サーブ時、細中ダイレクト、ブロックで中6-13順、中央大TO要求。中8-15順から江頭選手サーブ時、江頭バックアタック、ブロック、新井レフト、中11-15順。その後も中央はじわじわと追い上げるものの、順天堂逃げ切り。最後は佐野選手のバックアタック。
4セット目は江頭サーブ等で中央大がリードする展開。中10点目は関田選手のノータッチエース。中15-11順から新井選手サーブ時、ブロック、サーブポイント、関田ネット際、江頭で中19-11順と中央大が点差を広げる。中21点目は手塚(奨)。このセットは流れが中央大。試合はフルセットへ。
5セット目、序盤は順天堂にブロックが良く出て(6得点中4得点?)中4-6順、中央大TO要求。中7-9順から伏見選手サーブ時、スパイクミス、細中、ラリーを堤で中7-11順。ラリーを新井が決め中9-11順、順天堂TO要求。順12細中、中10新井、中11新井で中11-12順、順天堂TO2回目のTO要求。順13栁田、中12新井、順14ブロック、中13ブロック、ピンサ新井→石井IN、中14ブロック、中15井上(慎)、順15ブロック、中16サーブミス、順16サーブミス、中17井上(慎)、順17堤、中18ブロック、順18堤、中19新井、中20新井で中央大フル勝ち!お互いにブロックが良く出ていた。
<日体大vs筑波大:3(25-19、25-19、25-17)0>
日体大:1渡辺(大)、9田井中、20山田(脩)、31峯村、19小宮、2中村(修) L34山本(智)/32長谷川
(途中出場:7鎌田(雄)、8坂東、24緒方、32長谷川)
筑波大:1久原(大)、12宮内、8出耒田、14篠村、18兒玉、17吉川 L10竹澤
(途中出場:5魚住)
日体大は山田(脩)選手が好調で頼りになりました。リベロは山本(智)選手メインで長谷川選手も。日体大は勝てば優勝、負ければ2位とプレッシャーがかかる最終戦。
筑波は前田(一)選手不在でセッターは2年生の吉川選手。怪我明け(?)の出耒田選手頼みになると苦しい。
この試合は途中までラインズマンの子が得点板に被ってしまい、筑波側の得点がよく見えなかった
1セット目:日11-6筑、日18-14筑
2セット目:日13-12筑、日17-15筑
3セット目:日16-13筑、日20-14筑
1セット目、1-1から田井中選手サーブ時に小宮×2、山田(脩)で日4-1筑と日体大リードする展開。日11点目峯村レフト決定で筑波大TO要求。日17-14筑から中村選手サーブ時、渡辺(大)フェイントで筑波大2回目のTO要求。中村選手はサーブも良いですね。このセットは山田(脩)選手多目でスパイクで7得点位。お互いブロックは出なかった?
2セット目はサイドアウトの応酬で点差がつかないまま中盤へ。日11-12筑から中村選手サーブ時ブロック、サーブポイントで日13-12筑?、筑波大TO要求。日16-15筑から山田(脩)選手サーブ時、スパイクミス×2、ブロック、峯村で日20-15筑と日体大がリードを広げる。日体大24点目は中村ツー。最後は田井中選手が決め、日体大2セット連取。日体大優勝まであと1セット。
3セット目序盤、筑波大は出耒田選手にボールを集める。2セット目同様サイドアウトの応酬で点差がつかないまま中盤へ。日11点目は山田(脩)ノーマーク。日14-13筑から渡辺(大)選手サーブ時、峯村レフト、田井中1枚ブロックで日16-13筑、筑波大TO要求。TO明けも流れは日体大のまま、日18-13筑まで点差を広げる。ピンサ緒方選手サーブ時篠村スパイクミスで日20-14筑、筑波大2回目のTO要求。最後は渡辺(大)レフト決定で日体大スト勝ち、優勝決定おめでとう!
(最終順位順に一言)
日体大は10勝1敗とはいえフルセットの試合も多く、私はこの春季リーグで日体大を応援していましたが他校に比べて圧倒的に強かったとも思いませんでした。色んな選手達がみんなで力を合わせて掴んだ優勝だと思います。みなさんお疲れ様でした!秋季リーグでも良い試合を見せて下さい。
専修大は最終日まで優勝争いに絡み、リーグを盛り上げてくれました。秋季リーグにも注目ですね!長友選手の活躍や山本(湧)選手のツーが見立ちますが、他の若手選手も活躍。
早稲田はセッターが1年生の山口選手でしたが、この春から3位というのは上出来?エース七里選手ももう4年生なので、優勝を狙うなら今年がチャンス。
順天堂をこの春見たのは1試合のみなので、秋季リーグではもう少し見ておきたい。順天堂というと背の高いチームという勝手な印象を持っていましたが、リベロ2人併用だったり館石選手が普通ユニで出場していたりとなかなか面白い。
中央大は良い選手もいるのでもっと上位争いに絡みそうでいながら、なかなか勝ち切れないかった印象。最終戦では順天堂に競り勝ち5位に浮上。最終戦面白かった。
明治大はこの春季リーグでは勝ち試合しか見ていません。今年は去年までのスタメンも多く残り、このメンバーでの集大成ですね。
筑波大は連勝ののち連敗。怪我人その他要因があったとは思いますが、5位は正直予想外。秋季リーグではまた優勝争いに絡んでくるはず。秋季リーグではベストメンバーで組めるよう期待。
東海大は8位。今シーズンからセッターが代わり、この春季リーグはまだ試行錯誤感?どちらのセッターをメインに据えるのか興味津々。秋季リーグまでにはもう少し面白くなってくれるよう、若手の成長にも期待。現在スタメンで出場している選手以外も見てみたい。
慶應義塾は9位。とはいえ6勝5敗が6チームも並んでいるため、あと1勝していれば順位は大きく違っていたのかな、というのはタラレバ。この春は黒鷲旗を入れても2試合しか見ていないため、何とも言えません。去年のスタメンも多く残っているのだけれども…。
東京学芸は入替戦を回避。中段グループとは少し勝利数で離されてしまっているものの、昨季も1部の意地を見せた。
法政大は最終日に初勝利を上げた。良いところまで行きつつもなかなか勝ち切れなかった印象。秋季リーグでも見てみたい気がする。
国士館は残念ながら全敗。入替戦の結果は果たして。面白い応援は秋季リーグで見られるか?
<個人賞>(敬称略)
最優秀選手賞 :日体大1 渡辺大地
敢闘賞 :専修大1 長友優磨
ベストスコアラー賞:東海大3 池田政之
スパイク賞 :専修大13 高橋拓也
ブロック賞 :順天堂12 廣瀬優希
サーブ賞 :早稲田3 七里幸洋
レシーブ賞 :早稲田9 専田和也
セッター賞 :専修大8 山本湧
サーブレシーブ賞 :明治大1 大塚陸
リベロ賞 :日体大34 山本智大
新人賞 :日体大31 峯村雄大
会長特別賞 :早稲田19 山口領平
Best of support賞:東海大学