河童の茶屋

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第1675弾・造血幹細胞採取は不要?

2011年04月04日 08時21分34秒 | Weblog
本日の天気予報・気温は5~13度。天候は晴れ。

東京電力福島第1原子力発電所の放射能漏洩問題で
復旧作業員の大量被爆に備えた
自家造血幹細胞の事前採取について
内閣府の原子力安全委員会が『不要』と判断していたことが2日
分かった。

造血幹細胞は、被曝し造血機能に障害が起きた際の治療に
『有効』だとして、専門からが事前採取の必要性を
指摘している。

安全委は原子力の安全規則を担当し
首相に助言する役割を担っているが
専門家からは『作業員の生命を軽んじている』と批判が出ている。

安全委の内部文書によると・・・産経新聞入手・・・
現時点で事前採取する必要がない理由として

①作業員に更なる精神的・身体的負担をかける。
②国際機関での合意がない。
③十分な国民の理解が得られていない。

・・・ことをあげている。

造血幹細胞は、血液中の細胞である白血球などの源となる細胞。
骨髄などに存在する。
全身に被曝した場合、血球の細胞を作れなくなる障害が起きるが
あらかじめ自身の造血幹細胞を採取・冷凍保存しておけば
それを移植することで・・・造血機能が回復する。