河童の茶屋

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第2121弾・土葬の歴史がが・・・今

2012年05月04日 08時45分41秒 | ブック
本日の天気予報・気温は17~21度。天候は曇り。

江戸時代の初期・・・
文武に長じていた後光明天皇(1633~54)が
若くして崩御され
それまでの慣習通り荼毘に付されようとしたとき
猛然と反対した人物がいる。
御所に出入りしていた魚屋の奥八兵衛である。

八兵衛は、御所の人々に
『火葬は、人の道ではないと、帝は説いておられた』と
涙ながらに訴えて回ったという。

まさに、至誠天に通ずで
後光明天皇は土葬されることにより
昭和天皇まで続いている。

360年近くたった今・・・
その歴史が変わろうとしている。

大震災や少子高齢化によって
国の財政事情が逼迫する中
御陵建設などで多額の税金が使われるであろうことに
胸を痛められ
天皇陛下自ら火葬を申し出られたという。

陛下は国民生活への影響を気にされているが
日本国の象徴としての威厳を保ち
伝統を守るのが大切だ・・・と
私は思う。


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2 コメント

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天皇だけは土葬で (織田まり)
2012-05-05 12:48:18
日本の象徴天皇
メディアがあまりにも軽い扱いをした結果
がこんな状態になったと思います。

天皇の雑務も多くハードみたい
年間本当に体を休まれる日数はどれほど
でしょう。

返信する
天皇のお気遣い (店主)
2012-05-06 09:10:38
大手術後も天皇様は被災地を訪ねていらっしゃる。
海外ご訪問の日程をもこなされるという。

天皇は、日本にとっては、かけがえのない伝統の存在。
財政問題に心を砕かれるお気持ちを察し、
やはり、土葬にするべきでしょう。
返信する

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