父親との関係がもたらしたもの

父親は短気で、すぐ殴ってくる人だった

テレビはNHKとプロレスしか観ない

観させない

当時人気のマンガとか、ドリフターズとか

ほとんど観てない

プロレスが始まると興奮し怒鳴り喚いてた

プロレス中は動けない

テレビの前を通ると怒鳴り声と物が飛んできた

もちろん殴られる

冗談が通じない

機嫌のいいときもあるけど

突然キレるから

冗談も言えない

ずっと父親の顔色を伺ってた

男の人はすぐにキレる

怒らせないようにする

逃げる

黙っておく

こんな環境で育つと

男性不信

頼り方がわからない

言葉も口にしていいのか

何をしても反応が怖い

だから、黙ってる

ひとり上手になる

どうせ私は…自己差別…自尊感情低下

溺愛されてたら

かわいい

スゴいってかわいがられてたら

変わってただろうなと思う

「もし…」「…だったら」なんて考えても仕方ないと

わかっていても

虚しい

これが私で

これが私の運命

これを活かすことが使命だったのかな

ようやく思える歳になりました

もう、神経も疲れきりました

傷つくこと、しんどいことからは離れて

今は、静かに穏やかに暮らせることがしあわせです✨