フォローさせてもらってる方のブログを読んでて思い出した
息子の就労の話
特別支援学校を卒業し
就労支援B型事業所に決まった
時給100円
一日働いても 800円 1日5〜8時間労働
昼食代 300円
バス往復 500円 差引きゼロ これが障害者の就労の現実
月の工賃から行事積立とかも徴収
バス代は私が負担、本人には5000円〜10000円ほどの収入
初工賃(初給料)8000円ほどで
お世話になった先生にプレゼント
和菓子屋さんのドラ焼き 2個
カステラ 3枚
コーヒー好きの先生にコーヒー豆100g
ビール好きの先生にビール券1枚
それぞれ渡したり送ったり
皆さん、障害者の工賃の低さを知ってるから
涙ぐんでもらってくれたり
コーヒー豆の先生は、香りがなくなるまで香りを楽しんで
それから特別な日に味わって飲みます
ビール券の先生は、もったいなくて交換できない
ずっとビール券を大事に持っておくと
仕事したら、アイスクリーム奢ってねと話した相談の先生は
遠方に行かれてしまったので
事業所で育てた野菜を送ると
何度もありがとう、ありがとうと返事をくださった
先生のお世話になってる頃は
働く姿を想像できなかった
ただ目指してただけ
障害者の未来がさほど明るくない
厳しいということは先生方も充分わかっている
だからこそ、感動してくださる
特別支援の先生は
卒業しても愛情を注いでくださる
いつも気にかけてくださる
そんな縁があることが財産で
いい報告は欠かさずしている
私にとっても心の支え、財産
卒業後6年
事業所は3つめ
時給100円の事業所は
1年半経過後、おかしいと思い始め探っていくと
不正だらけだった
積立金とかも過剰に取り余ってた
本人は皆勤なのに、毎月休みを作り休日加算を不正に請求
他にも、やってないことを不正請求
市に訴え、莫大な不正が発覚
それでも、事業所も市の担当も
あれは、不正ではなく、不適切で処理しました
詳細も教えてはくれなかった
面倒くさいのか、理事長と駆け引きがあったのか
でも、莫大な不正受給は一括で返せず
何年かかけて、分割で返金ということで通報は意味がありました
2つめは
理事長に障害があり
障害者の気持ちがわかるとか
就職できるように支援しますとか、、、そんな言葉に騙され
就労計画が何度も変わる、何度も延長される
どうなってるのか!と聞くと
もう来月で退所してくだい
無茶苦茶な事業所だった
障害者が障害者を食い物にする
金目当てのサイコパス理事長だった
今、ようやく、落ち着き
真剣に就労支援取り組んで
工賃明細も細かく
最初の工賃の倍近くになってる
建物は小さく古いけど
すごく頑張っている事業所
今は、就労目指しましょうといろんな会社に実習に行ったり頑張ってます
一般のお給料が、僅かでももらえるようになったら
また、先生方に報告したいと思います