傾聴の3段階
- 利用者は「語る」
介護職は「言葉を聞く」 - 利用者は「語りながら何らかの感情移入を体験する」
介護職は「十分に関心を向ける」 - 利用者は「語り、沈黙を重ねながらも、聴いてもらっている、理解されていると感じる」
介護職は「言葉を聴き、十分に関心を向け、利用者の思いを指し示すような感情を体験する」
傾聴という行為を介護職と利用者との関係性の進展と重ね合わせてみると、3つの段階があると捉えることができる。第3段階が最も重要だが、利用者の語ることに自分がどのようにかかわりながら聴いているのか、という点に気付くことも大切である
介護職は利用者の感情と同時に自分の感情も聴き、みずからの感情を二者の関係の進展を促進するための共鳴板のように用いており、この状態を、聞き手自身の直感的な感情体験が重視される「共鳴」と呼ばれている
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