共感の技法が持つ2つの要点
- 利用者の心とともに身を置き、利用者の内側から見た思い、感じ方および考え方を、情動的かつ知的に理解する
- 伝わってきた利用者の内側から見た思いを自分自身の言葉と非言語を通して、利用者に応答として伝える
第1次共感
- 基本的共感とも言われ、相手の話をよく聴き、その話の内容を理解し、話に含まれている思いを受け止め、内容の理解と思いをこちらの言葉に変えて応答する技法
- その人の感情と、その感情が起こった理由を区別してとらえ、再び「○○(理由)だから、~~(感情)ですね」と理由と感情を一緒にして返答する
第2次共感
- 深い共感とも言われ、第1次共感よりもさらに一歩進んで、相手が表出していない、心の中に込められた思いを含めて応答する技法
- 相手が言語的に表現していない内面や思いを深く洞察し、その思いと、その思いが生まれた背景を的確に理解して、相手に伝わりやすいように戻す
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