利用者と家族の意向が異なる背景
- 家族が利用者の状態や状況を正確に把握していない
子供にとって自分の親が置いていく現実を直視するのは辛いものである。そのため、自分の希望が加味されたフィルターで現実を認識することがある - 家族の価値観で利用者のことを考えている
家族が「利用者のために」と考えたことであっても、利用者の意向と異なることがある。例えば、家族が利用者の意向を無視して保護しようとすることがよくある - 家族の利益を第一に考えている
利用者の意向が家族によって無視され、利用者の権利が侵害されているような場合には、利用者の権利を擁護しなければならない
利用者の意向を家族が理解するための支援
- 利用者の意向を聴く
- 家族の意向を聴く
- 利用者が家族に自分の意向を話せるように利用者を動機づける
- 家族が利用者の意向を聴くように動機づける
- 利用者と家族がコミュニケーションを持てる場を設定する
- 利用者が話し始められる状況を作る
どんなことがあっても、介護職が自分の価値観で家族の意向を判断し、非難することのないように
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