AKB48の木崎ゆりあが、体当たり演技に挑む。
EXILE・AKIRA主演で現在放送中の関西テレビ・フジテレビ系ドラマ「GTO」(毎週火曜 後10:00)。あす22日放送の第3話では、木崎演じる百合原さつきが男を道具のように扱ったことでピンチに立たされる。木崎は「結構ハードなシーンが多くて、おりの中に入れられっぱなしだったり、上も脱いだりキスシーンもあったりと、もう無心でした」と撮影を振り返った。
第3話は、さつきにふられた徳山宏尚(堀井新太)が、彼女につきまとったことから、ストーカーだと騒がれる事態が発生。副担任の鬼塚英吉(AKIRA)は徳山を擁護するが、まさかの“殺人予告”が届く騒動に発展するスリリングな展開となる。
◆「私とは真逆」木崎が役柄を分析
木崎が演じるさつきは、徳山を“サイフ”代わりにしていたような小悪魔的女子高生。木崎は「さつきちゃんは男の子がいないと生きていけない、誰かしらに頼ってないと生きていけないタイプで、私とは真逆。私は人に頼らずに生きていきたいタイプなんですよ」と役柄を分析。恋愛禁止のAKBグループに所属しているとあって「少女マンガが好きなので、少女マンガで得た全ての知識を演技に生かしています。少女マンガでしか本当に経験がないので、いろんなシーンが大変でした。初めてのことばっかりでした」と語った。
今後のストーリーについては「3話だけ見たら『さつきってやっぱ嫌なやつなんだな』ってなると思うんですけど、3話以降の方がさつきの心が変わっていくのが分かるというか。考え方も変わっていくし、素直にもなるし。1話、2話、3話で問題を解決してもらった生徒が鬼塚先生側になって、鬼塚先生との距離もすごく縮まっていくので、そういうところも見どころですね」とアピールした。
◆「GTO」とは
同ドラマは、2012年にAKIRA主演でドラマ化された「GTO」の新シリーズ。舞台を湘南に移し「生命(いのち)」をメインテーマとしたオリジナルストーリーによって、女子高生の妊娠やストーカー化する男子高生、不登校、過激化するいじめなど、前シリーズを超えたリアルな問題に挑む。また、今まで隠されていた鬼塚のルーツを描くことで「何よりも友だち(ダチ)が大事」な理由も明らかにしていく。
◆3話あらすじ
2年A組の百合原さつき(木崎ゆりあ)がビーチで出会ったイケメンのノリ(平沼紀久)にひと目ぼれ。彼氏だったクラスメイトの徳山宏尚(堀井新太)をあっさりとふったことから、2人は学校で大ゲンカに。事情を聞いた鬼塚(AKIRA)は、さつきに未練タラタラで別れ話に納得できない徳山を慰める。
一方、さつきは徳山の気持ちなど気にも留めず、バイト先のファストフード店でいつもと変わらぬ様子で笑顔を振りまいていた。店のサイトでブログを書いているさつきはファンの客も多く、アイドルのようにチヤホヤされることを楽しんでいたのだ。さらに、ノリが仲間と暮らすシェアハウスにも通い始め、2人の仲は急接近していく。そして数日後、ついにノリとキスをしたさつきに、徳山から中傷メールが届く。追い打ちをかけるように、家の外にはさつきの様子をうかがう徳山の姿が…。
さらに翌日、さつきに似たキャラクターが惨殺される残酷なゲームがネットに投稿され、殺人予告だと校内は騒然となる。姿を消した徳山を犯人だと疑う大前(風見しんご)は、徳山をかばった鬼塚を批難。内山田(田山涼成)も「場合によっては警察に通報する」と強硬な態度を見せ、徳山の行方を追う。
とうとう、さつきの母親が学校に乗り込んできて、ストーカー生徒を退学させろと迫る騒動にまで発展し、ほなみ(比嘉愛未)もなすすべもなく…。(モデルプレス)