沙羅の花に会いに行きたくなり有馬温泉行きのバスに飛び乗り出かけた。
この沙羅の花が苔におちたのが見たくて・・・
水無月六月、有馬の念仏寺には沙羅の花が咲きだす。
このお寺は秀吉の正室ねねの別邸跡といわれている。この庭は昔から沙羅樹園といわれています。
この樹は樹齢250年といわれている。沙羅の頃はこちらからこの木魚?を叩くとお寺の方が出てきてくださる。
ここからのこの少しく暗い感じが好きで毎年この時期に出かけている。 沙羅の花が活けられている。
まず、本尊の阿弥陀様に「なみあむだぶつ」とおまいりする。
大きくはないが何かほっとするような素晴らしい仏さまです。
苔むした庭には右の蛤石に左の雀石が見られる。
沙羅の花は一日花、今年は遅れているのであまりまだ落ちていなかった。
最近は沙羅の花を見るのにこのお茶とお菓子で500円です。
今日はもう上の方にしか咲いていなかった。
台風崩れのお天気の早朝だったので今日はどなたもいなかった。
住職さんが昔言われた。
「沙羅の花に対してはおしゃべりは慎みましょう、静寂に相応しい花だからです」
寂光土のようなこのお庭を見ながらしばしもの思いにふけった。
23日、24日は一弦琴と沙羅の花の観賞会があるのです。