時を紡いで

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アカデミー・バーの壁画を描いた作家たち (神戸ゆかりの美術館)

2017-07-07 03:10:06 | 講演会・写真展・映画・コンサート

                  

              私は知りませんでしたが少し前に知人の方に聞いてから行ってみたくなりました。 

               「アカデミー・バー」とは1922年に現在の神戸市灘区・王子動物園付近で開業しました。

              当時は関西学院前であったため「アカデミー」という名前が付けられました。

              戦前、谷崎潤一郎や佐藤春夫などの文化人が集う文化サロンとして有名でした。

     

           

            この写真はポスターにあったのを載せました。

          

          その建物に灯りが付いた時の写真が大きく幕のようにして掛けられていたのを撮りました

 

                  

            これは美術館のロビーにあったものです。

 

                  

                   2016年、2月周辺の再開発の為にバーは解体されましたが壁画を切り取り神戸市に寄贈しました。

          それが完成されたのが今回展示されていたのです。

          この原画は1950年頃のものです。

          絵を寄せた作家は神戸ゆかりの作家の方です。

          小磯良平、小松益喜、松岡寛一など12名の方です。

          神戸ゆかりの美術館の所蔵のものがありそれぞれ展示されていました。

 

          

           時は流れました・・・・この六甲アイランドにはこうしたおとぎ話の様なマンションが立ち並び

          山並みにも違和感が無くなりました

          

           このアカデミーバーの描かれている本物を見てとてもうれしかった。

           そしてこの絵は神戸市に譲られこの「神戸ゆかりの美術館の所蔵」となったのです。

           このバーの建物は解体されてもうありません  

           これは六甲ライナーからの六甲山の山並みです。

           海を見る神戸の街と山を見る神戸のもう一つの景色です。

                  

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