富士山検定
なるほど知識
富士山周辺の河川
富士山一帯は広大だが、降り注いだ雨水の多くは地下水に
浸透するため、富士山を源流とする河川は少なく、主なもの
は5本しかない。
◎富士山の西麓、猪之頭湧水群などの湧水を集め、富士川
にいたるのが『芝川(シバカワ)』。
◎同じく西麓の大沢崩れなどを源流とし、富士市を横断し
田子ノ浦港で駿河湾に達するのが『潤井川(ウルイガワ)』。
〔富士宮浅間神社境内にある湧玉池から湧き出た水は、
神田川として流れるが、やがてこの潤井川に合流〕
◎富士山東麓、御殿場市を源流とし小山町を流れるのが
『鮎沢川(アユザワガワ)』であり、鮎沢川は神奈川県
足柄郡山北町でさ酒匂川(サカワガワ)と合流し小田原
市で相模湾に注ぐ。
◎同じく御殿場市を源流とし、狩野川(カノガワ)の支流
にあたるのが『黄瀬川(キセガワ)』。
※ちなみに我が裾野市を流れているのはこの黄瀬川です。
◎富士山北麓を流れる『桂川(カツラガワ)』は、山中湖
などを水源とする、富士五湖で唯一の放出河川。
都留市や大月市を流れ相模川と合流する。
{富士山検定公式テキスト}富士山検定協会著2006年発行から