わざわざカッコつきで注釈しなきゃならないくらい
この映画は香港版とは印象が違います。
時間的に香港版が一番長く、次に約5分短いのが大陸版。
日本公開版は約14分短い。
単純に香港版の数シーンを削って、
日本公開版=インターナショナル版用に短くした訳では無く、
削られたシーンも多いけど、反対に新しく挿入されたシーンもあるのです。
更に、香港版と日本公開版では
同じ(冒頭の太平天国軍の襲撃する一連の流れ)シーンが
異なる意味で使用されて、編集順も前後してます。
ストーリーが明快になって、すとんと腑に落ちる展開になってます。
そもそもピーター・チャン監督作品とくれば、
複雑で伏線に富んだ(端的に言うと分りにくい)ストーリー展開を覚悟していたのですが、
「あらら、なんだ、単純なものがたり~わかりやすい~」
これが、初見の感想でした。
それがなんと、こんなにはまってしまうとは。
帰宅して、じわじわこみ上げるものと、
何か映画館に忘れ物をしたような気がして、通い続けること、10回超。
しかも、たまらなくなって、封印していた香港版まで見出すありさま。
ラストシーンが違います。
香港版とはテーマまで違ったようです。
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