明日、さよならしてきます・・・

　　　３月３日、当初の予定では名古屋のクリニックを卒業すると思われていた日に
　　　１０ｗ４ｄのお腹の赤ちゃんの心拍は止まっていました。
　
　　　あれから５日が経ちました。
　　　この数日間が自分では早かったのか遅かったのかが正直よくわかりません。
　　　まだ頭の中でちゃんと赤ちゃんの死を受け止めきれないけど
　　　明日手術を受けてきます。

　　　３月３日、４日は自然と涙がこぼれる事が多々ありましたが
　　　５日は母とランチをしていっぱいいっぱい話しを聞いてもらうことが出来たことが
　　　すごく精神安定につながったみたいでその後今日までは涙の量も激減しました。
　　　でも問題は明日ですね　
　　　自分でもどうなってしまうか想像がつきません・・・
　　　とにかく赤ちゃんに恥ずかしい姿は見せたくないので最期くらいは立派なママでいて
　　　しっかり天国に送ってあげなければ・・・って思っています。

　　　子宮内容除去術を受けるのは明日で３回目です。　
　　　それも３回とも家から歩いて３０分弱の所にある同じクリニックで受けているので
　　　変な話、明日のスケジュールはわかりきっています。

　　　・朝９時にクリニックに行き、まずは子宮口を広げる処置をします。
　　　・その後個室のベットで２時間程体調を整えます。
　　　　　　　（その間に苦手な血圧測定が・・・）
　　　・１２時過ぎに腕に注射（たぶん麻酔系）をされ点滴をします。
　　　・１３時頃歩いて手術台へ・・・
　　　　　　　（この時、出産の方がいると精神的にかなりやられてしまいます
　　　　　　　　　それはしきりがカーテンのみなので隣の声が丸聞こえな為・・・）
　　　・そして看護師さんに

　　　　　　　『ゆっくりと数字を１～１０まで数えてください』　　って

　　　　言われるので

　　　　　　　「１・２・３」　って数えてると前は３で一気に意識が飛びました　
　　　　変な話しこの手術後初めて　「人は死んじゃうとこうなるのかなぁ」　って
　　　　思った事を思い出しました。

　　　　手術自体は１０分程度の短いものです。
　　　　全身麻酔なのでその時は全く痛くないし・・・

　　　　麻酔は手術が終わった直後にうっすら利きが消え始めてきます。
　　　　もうろうとしているその時、車いすに乗せられ病室に連れて行かれます。　　　　
　　　　そしてベットに移され私の場合は結構麻酔に強いタイプなので３０分後
　　　　位から徐々に覚醒してきます。

　　　　これはあくまでも１度目と２度目の手術の時の話しですが
　　　　明日もこのような感じで１日が流れていく事でしょう・・・

　　　　１６時頃退院予定です。
　　　　ただ今回は初めて３ヶ月に入った赤ちゃんの手術なので前回までの
　　　　手術よりはリスクが高くなるという説明を受けています。
　　　　　（子宮の内容物が取りきれなかった場合は２～３週間後に
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　再手術の可能性も有りとの事です）

　　　　
　　　　赤ちゃんと一体でいられるのもついにあと半日になってしまいました。
　　　　これからお腹の赤ちゃんと最後のお風呂に入ってきます。
　　　　お腹の上からしかなでてあげられないし洗うことも出来ないけど
　　　　今日のお風呂、一生忘れないからね・・・

　　　　
　　　　　　　
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