daiozen (大王膳)

強くあらねばなりませぬ… 護るためにはどうしても!

わが家の法印・孫娘

2014年09月14日 | 宮沢賢治-鑑賞

あなたの御家庭に女性はいらっしゃるでしょうか?

あなたの奥様か娘さんか母親か姉妹のことですぉ。

あるいは貴女ご自身か姑と小姑でも同じことです。

そのドナタにも法印の孫娘の血は流れています。



そんなことが賢治の「法印の孫娘」から見えました。

あなたの法印の孫娘は大切に育っていると思います。

今は酒は呑まないかも、博打は嫌いかも知れません。

お酒なら軽く嗜むかも、他愛ない賭け事はするかも…



賢治は、酒に溺れ・博打に狂う法印の血を恐れます。

私も、お酒に溺れたり・博打を覚える積もりはない。

信じ・尊敬してらっしゃる人は賢治に倣うでしょう。

賢治を教養程度に捉える人は、賢治に倣わないかも…



今、日本中に賭け事が蔓延しているのはご存じの筈。

彼らは国を挙げて博打場を作ろうとしたりしている。

国営や公営の博ち場を作ろうとするのは狂っている。

宮澤賢治に共鳴する人・私の姿勢は博打を認めない。



賢治を愛する貴方も貴女も、博打を認める筈がない。

けれど、博打はいけないと叫ぶだけで良いだろうか?

博打がいけない訳を賢治ファンはご存じでしょうか?

二千十年の今年は宮澤賢治が亡くなって七十七年目。



賢治は「法印の孫娘」で私たちに託して詠っている。

『一千九百五十年から 二千年への間では

さういふ遺伝は どこへ口火を見付けられるだらう 』

…と。



この詩、賢治を信じるあなたへ「餞」かも知れない。


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