daiozen (大王膳)

強くあらねばなりませぬ… 護るためにはどうしても!

雨ニモマケズ(7)

2014年09月22日 | 宮沢賢治-鑑賞
心奪われて囚われる人々
なまじっかな小才を利かせて大事を見ようとせず
賢治に唾する者に準じる結果は人を冒涜する必然
たとえ気づかずに崖を飛びおりても無事に済まない
居眠り運転で人を撥ねて気づかなかったで済まない
心を不当に奪った者をなじったところで何になろう

入沢康夫氏に遠因はあると証明したところでだ、
イーハトーブの責任を追究証明したところでだ、
真因は外にない道理にて、賞罰は必ず己ひとりの物
泣き言をいくら叫んだって己の責任は逃れられない
今は上手に立ち回っても必ず賞罰が追っ掛けてくる
徒に嘆かず ヌカ喜びせず 眼前の小利を追いかけず

売り子の笑顔より伴侶の膨れ面に価値があるように
あなたを想う人の心に真の高い価値があるのだから
賢治を唾棄する変な群れに混じって安心しないこと
彼らの群れは具合が悪ければいつでも隠れ逃げる側
ひとり賢治は具合が悪くてもヒドリに涙を流す人間
本質を見ないあなたなら必ず賢治に唾を吐きかける

ヒドリの重みをこう語って私の役目は終りにしたい
ヒドリの重い中身は賢治の詩が明らさまに証言する
静かにしずかに賢治と向かい合いで過す秋の夜には
あなたの心に直接・語りかける賢治かもしれないな
賢治は一人だったように結局はあなたも一人だから
誰かの援けを待つことなく戦っているあなただろう。

 しがらみをこゆればそこに高きそら 括絲子





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