daiozen (大王膳)

強くあらねばなりませぬ… 護るためにはどうしても!

私のなかの詩と俳句

2014年09月30日 | 詩心
                 
詩に色々の形式があって、私は散文詩と俳句に惹かれている
難しく説明するとそれぞれに持ち味・特徴・長所短所がある
しかし私なりの理解で散文詩と俳句の二つに分別しています
私の俳句は有季・定型詩、そして文語体にすると決めている
だからそれ以外の詩を書くときは散文詩型を採ることになる
散文詩は一行詩であったり五七五型だったり文章型などです

散文詩を書くときの約束は特になく、読み手に通じたらいい
作者の想いを読者に通じさせるためにも文字数の制限はない
一文字で通じるなら一文字、本一冊分を費やしても構わない
この散文詩型の良さときたら気が済むまで書けることだろう
ただ折角書いたモノも読者が読まなければ書いた意味もない
長たらしい散文詩を読みとおすのは苦痛が往々伴うものです

一方、俳句の場合は作者の想いの解釈は読み手に委ねられる
字数は17音ゆえに一瞬で読み果せて読手の負担になりにくい
季語には季節が当てられるから季節の説明をする必要はない
約束に則るから句の解釈は約束ごとが代りに果すことになる
すなわち好き勝手に文字を書き連ねても句の想いは通じない
約束事に通じる詠み手にとって有季定型は手間暇がいらない

詩は言葉の表面的な意味だけでなく奥に秘めた想いを訴える
すなわち詠み手と読み手のコラボレーションで詩は完結する
多くを訴えるには多くの文字が必要となり俳句では不足する
しかし17音で数百文字分を語れる有季定型は効率的で美しい
このような観点から私は散文詩と有季定型文語体詩を選んだ

ところで文語体と聴いて古文を連想するのは私だけだろうか
現代語の文語体もあると思うが私はなぜかイメージ出来ない
現代語文語体については次の機会までに勉強しておきたい。



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