daiozen (大王膳)

強くあらねばなりませぬ… 護るためにはどうしても!

うれしい気持ちなんだ

2014年10月11日 | 詩心
          

命‥それは様々に変化する能力を具える
それゆえ幾つもの異なった容貌で現れる
見えないほど小さな微生物は命だろうか
視界に入らない大きな宇宙は命だろうか
私たちから懸け離れた存在は命だろうか
なぜ懸け離れた存在で現れるのだろうか
すべては必要があってそうした姿をとる
誰のため何のため‥私はあるのだろうか
誰のため何のため‥存在するのだろうか
余りに多くが見えて分らなくなったのか
蚯蚓のように多くを見なければ好いのか
奴隷のように考えず従ってれば好いのか
ともあれこうして考える癖を身につけた
そうなんだ‥命には様々な癖もつくんだ
無識の癖‥食べた物は無意識に消化する
有識の癖‥懲りた物は意識的に用心する
必要に応じて千変万化する神経・無神経
必要があれば皮膚を鱗に変化させもする
必要があれば六感はそれ以上に進化する
あるときは敵味方のように振舞う命たち
あるときは身を以って何かを護る命たち
そうした命たちに護られてもいる私たち
そして今‥護られて当然のごとくある命
それは人間の本質だというなら浅ましい
幸いにもそう思わない意識に辿りついて
幸いにも無限の能力をもつと私は知って
無限に広がる世界に遍く生きて満ちる命
いかなる何のご褒美かは知らないけれど
確かにそう‥ご褒美は始まりでしかない
本当のご褒美はこんなものじゃないワケ
永遠にご褒美は私に集ってくるってワケ
その様々を天体望遠鏡で覗き見るような
わくわくした嬉しい気分が続くだなんて
想いもしなかった欲しがりもしなかった
なんでかな‥ともかくご褒美なんだよね

(以前の文を改めててこうなっちゃった)


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