daiozen (大王膳)

強くあらねばなりませぬ… 護るためにはどうしても!

二大政党制(1)

2011年08月14日 | 社会問題を考える
「復興と復旧の違い」の記事では、
自民党の思想が民主主義に遠く及ばないことが証明されました。
官僚機構の不具合が復旧の妨げになっていたのは明らかでした。
官僚機構の改革は一朝一夕に出来るものでないとお判りでしょう。
もちろん、自民党がダメだから民主党が良いことにはなりません。
管内閣が非難されるべき点は直接的には復興の動きの鈍さです。
これは理性的・合理的に物事を進められない民主党の体質です。

是は是、非は非と峻別する作業が理性的・合理的な作業の初め。
管内閣の採点は自民党の卑しい基準によらず、市民目線が良い。
偏見に依らず、正しい目線でみることで、政治の歪みも見えてくる。
すなわち、自民党の立ち位置は人間尊重でなく、人間蔑視である。
そして、管内閣・民主党が民衆の痛みを感じる鈍さには全く困る。
復旧は官僚機構の改善が欠かせないからスムーズに運ばない。
このような国難の状況では与野党が一丸となって知恵を出し合う。

震災から5か月を経て漸く、国会に与野党の協調の空気が生れた。
こういったところが今日時点の国会の偽らざる状態と言えそうです。
自民党は最早、党利党略にいつまでも拘るべきではありますまい。
シャドーは既に独自の案を作って、協議再開の準備を整えている。
今は一刻も早く、被災地の悲惨な状況を無くす努力をする時です。
ヤル気になったら同じ日本人同士で、手を携えあえない訳がない。
メディアも教育者も科学・研究機関も力を出して働くときになった。


さて、
市民参加型の政治が民主主義・人間のための政治になるのです。
この点は大事ゆえに、確認しておかなければならないでしょう。
市民は情報を持っていない、ゆえに、判断は必ず遅れます。
市民が政治家になった瞬間に、すばやく動ける訳ではありません。
もちろん市民政党としての長年の実績を積んだ政党は対応が速い。
地方自治での実績を積んで、政治の流れ、動きが分っている政党。
現時点でそのような政党はシャドーしかないのは日本の現実です。

シャドーを相手にすな、無視しろの他党の気持も分らなくはないが、
市民参加・民主主義政治を望むなら、誰の参加も拒むべきでない。
アイツはいらん、こいつは辞めさせろ、それは民衆を敵視する政治、
不当に人間を差別する政治の結果、犯罪が多発している日本です。
全ての人が知恵を出し合い、力を出し合える、そんな政治が良い。
すべての人が参加するとは、全ての人が仕事することになります。
良い仕事をしたら報われ、ツマラナイ仕事したら叱られていい。

仕事にあぶれた人はイジメラレルのがこれまでの自民党政治です。
仕事を失うと、住まいまでも放りだされ、路上生活になる自民政治。
子どもを抱え、身動きできないなかで、四苦八苦して働く人も多い。
元気なおっちゃんが生活保護で遊び呆けている政治も自民党です。
どこか変、真面目な人が怠け者よりも粗末にされる自民党の政治。
そういえば村木厚子は数十億円の損害を出して、大出世しました。
村木厚子は国民に謝罪会見さえもしていないのではありませんか。

村木厚子の事件は民主党政権下での黒い霧と呼ぶべきか。

ともあれ、このような政治は二大政党制の弊害であると思います。
そのことをこれから明かにしてまいりたい。





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