「日本の敵」速報(海外の反応特化)+新型コロナウイルス関連海外の反応等

「日本の敵」&「新型コロナウイルス」に関する情報をまとめていきます

【#海外の反応】コロナ陰性で急死した17歳、病院側「検査室再点検によって真実が明らかになるだろう」=韓国の反応

2020-03-20 19:05:07 | 海外の反応
*[海外の反応コーナー]
-コロナ陰性で急死した17歳、病院側「検査室再点検によって真実が明らかになるだろう」=韓国の反応。 ああ、案の定完全に政争の道具だよ。なお入院を断った病院と最終的になくなった病院は別。
-【悲報】専門家「韓国の新型コロナ完全終息は無い、低水準で感染が続くだろう」=韓国の反応
-【国辱】韓国人「アルゼンチンが韓国人を追放!」自宅隔離を無視した韓国人観光客21人が追放され、そのシーンを生中継される‥ 韓国の反応
-韓国人「アイルランド人が韓国人を侮辱!韓国人か?コロナか?と因縁を付けられ現地人と戦う」 韓国の反応
-イタリアの死亡者数ついに中国超え…医療システム、事実上崩壊=韓国の反応
-中国人医師「イタリアに来たけど危機感無さすぎ、マスク着けないしパーティーしてる」
-【韓国の反応】日本、中韓からの入国制限、延長へ
-日本でも新型コロナウイルスのドライブスルー検査始まる 海外の反応
-韓国「日本が韓国のコロナ対応=医療崩壊と主張!劣等感だ!」の声!
-日本でコロナウイルス検査の拒否相次ぐ→韓国ネット「日本に比べて我が国は本当に素晴らしい国だ」
-海外「日本も国境を閉鎖するべきだ! いつまで外国人を入れてるんだ!?」日本は観光客がホテルで2週間大人しく待機してくれると考えているらしい
-韓国人「結果的に、コロナは日本が一番よく対応したという事実」=韓国の反応
-海外「爆笑した!」米トランプ大統領、新型肺炎は中国のせい宣言に米国人が大喜び
-海外「ざまぁw」コストコの転売ヤー対策に海外大喜び(海外の反応)

【#海外の反応】【悲報】中央日報「すまん、米韓通貨スワップたやすく出来ると思ってる雑魚おる?米国は血液であるドルをどの通貨とも交換しない」

2020-03-20 19:03:55 | 海外の反応
*[海外の反応コーナー]
-【悲報】中央日報「すまん、米韓通貨スワップたやすく出来ると思ってる雑魚おる?米国は血液であるドルをどの通貨とも交換しない」
-【悲報】韓国人「米韓通貨スワップに文在寅の外交力は関係無かった‥単に米国が韓国が潰れない様にスワップしてくれただけだった」 韓国の反応
-米国が必要だからスワップしただけ!韓国の誰かが偉い訳ではない!韓米通貨スワップ成功の要因は政府の迅速な対応 韓国の反応
-【悲報】文在寅大統領「韓国経済、2008年の金融危機の時より深刻だ」 韓国の反応
-【速報】韓国人「コスピ、やっぱり今日もサイドカー発動…せっかくの通貨スワップという好材料が無駄になる…」
-自動車だけでなく韓国経済全部が厳しい!「売る所がない」自動車など韓国輸出業界非常事態 中小企業打撃 韓国の反応
-文大統領「経済が緊急事態だ!前例の無い対策をする!」←何もするな!の声!
-韓国人「ジム・ロジャーズが日本は滅びると言ったけど」
-韓国人「日本の海外資産は4500兆ウォン(約400兆円)」

【#海外の反応】17歳少年の死が投げかけた問題…一般患者は後回し、新型コロナ治療に集中する医療資源=韓国の反応

2020-03-20 13:11:23 | 海外の反応
*[海外の反応コーナー]
-17歳少年の死が投げかけた問題…一般患者は後回し、新型コロナ治療に集中する医療資源=韓国の反応
-韓国にコロナ19の診断キットのサポートを公式要請→韓国ネット「大韓民国は世界最高の国家です。」
-【野蛮】大邱に派遣されコロナと戦った医療スタッフ、地元に戻ったら顔に消毒ガスを噴射される=韓国の反応
-【韓国記事】感染者を見つけたら "いじめ" ... 日本 "医療崩壊" に陥るか
-韓国「フランスが韓国のコロナ防疫を学びたい!と主張!正気ではない」の声!
-韓国「武漢の新規コロナ患者は0人!と中国が主張!操作だ!笑わせるよ!」の声
-外国人「イタリアのコロナウイルス死者数、中国を超えてしまう…」
-韓国「イタリアが高齢コロナ感染者の治療切り捨て!韓国に生まれて感謝だ!」の声!!
-WHO「新型コロナの症状にイブプロフェンを使用しないように」(海外の反応)
-海外「逃げたぁ!」日本から避難した外国人、母国の感染爆発で絶賛後悔中
-日本外務省、日本以外の全地域に感染症危険情報を発令 中国人「日本はまだマシな状態」「ひょっとして日本はうまくやってるのでは?」
-日本医師会が発表したPCR検査に関する驚きの実態に海外びっくり仰天!(海外の反応)
-韓国の反応 日本がコロナ防疫優等生なのは日本人の他人に迷惑をかけないという文化のおかげである
-【海外の反応】「信じられない」レアルFW、新型コロナ隔離無視で炎上!懲役の可能性も?謝罪する事態に
-米国・中国「コロナはお前のせいだ」攻防…メディア戦争激化=韓国の反応
-海外「また中国擁護」WHOがトランプ氏の中国ウイルス発言に苦言!(海外の反応)
-ホワイトハウス専属医「若者はゲームのスピードランができる才能があるから健康でいてもらう必要がある」
-オリンピックの聖火 日本に引き渡し 海外の反応
-海外「それで東京五輪やるのか…」田嶋JOC副会長がコロナ感染する事態に海外困惑(海外反応)

【#海外の反応】韓国、米国と最大通貨スワップ ... ドル安全装置 1932億+αに増える

2020-03-20 13:10:27 | 海外の反応
*[海外の反応コーナー]
-韓国、米国と最大通貨スワップ ... ドル安全装置 1932億+αに増える
-韓国人「外交の天才文在寅」韓国政府の迅速な動きが韓米通貨スワップを成功させた! 韓国の反応
-韓国人「米韓通貨スワップ締結のおかげで米国株式市場が反発!」「日韓通貨スワップも締結しなければない」
-韓国人「スワップしたのになぜかウォンドル1260突破wwwww」
-【速報】韓国銀行総裁「日本との通貨スワップも意味がある」
-韓国人「日本と通貨スワップをしては成らない理由とは?」IMFの時も日本は韓国を不意打ちしていた 韓国の反応
-韓国人「通貨スワップ、日本とも結べるなら結ぶべき理由がこれ」
-韓国人「米韓通貨スワップ締結に対する日本の反応」
-日本ともスワップ締結せねば!円とドルが最高の安全資産だ!韓国と米国が600億ドル規模の通貨スワップを締結 韓国の反応
-輸出が要の韓国企業、中国に続いて欧州・欧米までシャットダウン、売り上げ半減の危機=韓国の反応
-韓国人「韓国が50年後には世界3位圏の経済大国・先進国になることができるだろうか?」
-韓国人「大韓民国No.1の美貌を持つユーチューバーがこちら…異論はないよな?」=韓国の反応
-【画像あり】韓国人「日本の10代は韓国人に成りたがっている!」日本で韓流や韓国語が大人気に! 韓国の反応

【#海外の反応】【速報】韓国人「日本なんて無くても良いよ」韓米が通貨スワップ協定!600億ドル規模→「苦しい時に助けてくれるのが本当の友達だ!」 韓国の反応

2020-03-20 03:08:28 | 海外の反応
*[海外の反応コーナー]
-【速報】韓国人「日本なんて無くても良いよ」韓米が通貨スワップ協定!600億ドル規模→「苦しい時に助けてくれるのが本当の友達だ!」 韓国の反応。 ・・・チッ、ウォンドルやっぱり戻しやがった。韓国側は兎も角、アメリカ側で誰が主導して助け船を出したのか今後のために日本として知っておく必要があるかと。
-【緊急速報】韓国人「韓米通貨スワップ締結…600億ドル規模」
-【速報】韓米通貨スワップ締結 ... 600億ドル規模
-韓国「米国や日本との直接通貨スワップで不安を抑えるべき。G20でも通貨スワップの提案するつもり」
-外国人による猛烈なセルコリア、ウォンドルレート11年ぶりの最高値に…「市場安定化のためには韓米通貨スワップ急務」=韓国の反応
-韓国人「日本と通貨スワップ締結して効果あるの?ドル以外は紙くずじゃないのか?」
-韓国人「文在寅が日米欧から通貨スワップを拒否され、殴られている‥」ドル不足でウオン急落、IMFを避けるには通貨スワップが必要 韓国の反応
-日本は米国と無制限通貨スワップなのに!反米の韓国を助けるか?韓国政府 ドル需要の急増で韓米通貨スワップを検討 韓国の反応
-韓国人「外国人資金が脱出開始…ウォンドル1300超えそう…通貨スワップ必須!」「韓米、韓日通貨スワップが韓国の通貨危機を何度も救った」
-【絶望】韓国人「サムスン電子にもっと強い衝撃が来る…さようなら…」
-韓国「北朝鮮でマスク生産したい!」←狂気ではないか?アカの本性だ!の声
-【悲報】韓国産キノコで食中毒、アメリカで4人が死亡→韓国人「自業自得…韓国のせいじゃない…」=韓国の反応

【#海外の反応】【韓国】死亡した17歳少年の死亡診断書には"コロナ" ... 病院「結果が出るまでは肺炎に」→ その後、陰性判定

2020-03-20 03:07:05 | 海外の反応
*[海外の反応コーナー]
-【韓国】死亡した17歳少年の死亡診断書には"コロナ" ... 病院「結果が出るまでは肺炎に」→ その後、陰性判定
-【悲報】韓国人「欧米人が韓国人を侮辱!“コリアはコロナ”とヨーロッパ人が本性を現す」 韓国の反応
-【ブーメラン】韓国の空港、初の全便欠航を達成=韓国の反応
-アメリカのコロナウイルス感染者も急増 世界6位に浮上し一万人超え間近
-新型コロナは中国で終息へと向かっている? 感染者が急減する中国に対する海外の反応
-韓国「日本のコロナ感染者数が低過ぎる!東京五輪のための隠蔽だ!」の声
-海外「秘訣を教えてぇ!」日本で感染者が少ないことを海外メディアが認め始めて海外が仰天
-海外「日本がまたやってくれたぞ!」 日本発のインフル薬に世界中から感謝と喜びの声が殺到
-麻生大臣の「呪われたオリンピック」発言に海外びっくり仰天!(海外の反応)
-海外「来年に延期!」「中止しろ!」新型コロナの影響で東京五輪は延期するべき?海外激論(海外反応)

【#ニューズウィーク日本版】新型コロナ:中国「新規感染者数ゼロ」の怪

2020-03-20 02:09:43 | 海外の反応
<中国の新型コロナウイルスの新規感染者がついにゼロになった。しかし、習近平政権の発表を鵜呑みにしていいのか>
3月19日、中国国家衛生健康委員会は中国国内の新型肺炎新規感染者の最新データを発表した。それによると、武漢市・湖北省を含めて18日に中国国内で発生した新規感染例はゼロであった。この日に新たに確認された34の新規感染例は全部、中国本土外で感染して入国したケースであるという。


事実であれば、中国国内における新型コロナウイルスの拡散はすでに治まったことになる。問題は国家衛生健康委員会の発表を額面通りに信じて良いかどうかである。

実は、同じ国家衛生健康委員会が今まで日ごとに発表してきた新規感染者の数字を追跡していくと、不審な点があることに気付く。

例えば2月11日から14日までの新規感染者数の推移はまさに謎に満ちている。11日に確認された全国の新規感染者数は2015人であったが、12日にいきなり1万5152人に急増した。前日の約7倍だ。しかし13日になるとまた急減して5090人と前日の3分の1に減った。そして14日には2641人とさらに半減した。

わずか4日間のこのような激しい数字の動きは不自然だ。

2月12日の新規感染者数が11日の7倍になったのは、実は数字の操作とは別の意味での人為的操作の結果である。新型肺炎拡散の中心地である湖北省と武漢の両方で、共産党書記の交代に伴って新型肺炎に対する検査方法が変わり、両地での新規感染者数が急増したのだ。11日、武漢市を含めた湖北省全体の新規感染者数は1638人であったが、12日にはそれが一気に1万4840人に膨らんだ。その結果として当然、全国の新規感染者数は急増した。

問題は2月13日と14日の2日間の新規感染者数の変動である。湖北省の場合、13日の新規感染者数は4823人だが、それは12日の約3分の1だ。12日に新しい検査方法を導入したから新規感染者数が急増したのは理解できるが、13日の数字が12日の3分の1にまで激減した理由は全く分からない。そして14日、この数字はまた前日から半減した。
つまり12日から14日までのわずか3日間、同じ検査方法によりながら、湖北省内の毎日の新規感染者数は6分の1以下になった。このような「理由なき激減」は、果たしてありうるのだろうか。

<繰り返された「新規感染者数激減」>

実は2月中旬から3月初旬までの間、全国でこのような「理由なき激減」は数回起きた。2月18日、全国で確認された新規感染者数は1749人であったが、19日にそれが4分の1の394人に急減した。2月29日の全国の新規感染者数は573人だったが、3月1日にはそれが202人に半減。2日にはさらに125人になった。

こうしてみると、2月13日以来、国家衛生健康委員会の発表した新規感染者数は10日か1週間ほどの一定の期間をおいて、不自然な激減を繰り返していることが分かる。その結果、2月12日に1万5000人以上あった新規感染者数が3月初めにはすでに100人台に落ち、そして3月18日の国内の新規感染者数は0人となった。

<「新規感染者数ゼロ」という政府目標>
中国政府が主張する「新規感染者数ゼロ」の信ぴょう性を探っていくうえで、次の2人の中国国内の専門家の発言が大いに参考になる。

その1人は北京大学教授で経済学者の姚洋氏。北京大学国家発展研究院院長を務める学界の大物である。

姚教授は3月13日、経済誌『中国企業家』が開設したネット番組で、新型肺炎が拡散する中での企業の生産活動再開について講演した。その中で彼は「新規感染者数ゼロ」について次のように述べた。

「中央は考え方を変えるべきだ。『新増(新たに増える)ゼロ』を要求するのを止めたが良い。『新増感染者数ゼロ』を持続させていくのはかなり困難だからである」

経済学者の姚教授は一体どうして、「新規感染者数ゼロを求めることをやめてほしい」と中央政府に訴えたのか。その理由は彼の関心事である企業の生産活動再開と関係がある。つまり、中央政府が各地の「新規感染者ゼロ」を求めていくと、各地方政府が新規感染者を出すことを恐れて人の集まる工場の再稼働などを制限するから企業の生産活動の再開はなかなか進まない、と言いたいのだ。

姚教授は別のところでも同じ考えを示した。3月16日、新浪財経などのニュースサイトが姚教授の最新寄稿「疫病との戦いから見る現代化の治理体系(統治システム)」を掲載したが、その中で彼は「わが国の治理体系に問題がある」とした上で、「生産再開」と「新規感染者数ゼロ」との関連性について次のように述べた。

「中央政府は秩序正しい生産活動再開を繰り返し強調する。しかし末端にとって生産再開はなかなか難しい。なぜかというと、上からは『新規感染者は1人も出すな』との指令があるから、下の幹部たちは思い切って生産再開を進めることができない。1人でも新規感染者を出してしまったら、直ちに処分を受けるからだ」

<専門家の言葉が裏付ける実態>

次にもう1人の専門家の発言を見てみよう。

生物学者で、深センにある中山大学公共衛生学部の学部長を務める舒躍龍氏は中国インフルエンザセンターの主任も兼任しており、感染症分野では中国トップクラスの専門家である。

この舒氏は3月15日、上海の新民晩報で新型肺炎のコントロールについて語ったが、その中で彼は姚教授と同様に「新規感染者ゼロ」の話に言及し、「中国は(新型肺炎の)防止・制御戦略をできるだけ早く明確にしなければならないが、新規感染者数ゼロを引き続き目標にすべきではない」と指摘した。

その上で彼は、政府に対して6つの提言を行なったが、3つ目の提言として舒氏は「病例が発生した単位(機関や団体)に対して、あるいは発生地の政府に対しその責任を追及するようなことはしない。むしろ、病例の発生を報告しないものの責任を追及すべきである」と述べた。

以上は、新型肺炎の「新規感染者数ゼロ」に言及した2人の専門家の発言であるが、専門分野がまったく異なるこの2人がほぼ同じことを述べているところは実に興味深い。

まずは注目すべきなのは、2人とも政府に対して「新規感染者数をゼロにすることを目標とすべきではない」と訴えている。言い方に多少の違いがあるが、両者の訴えはまったく同じ。要するに政府に対し「新規感染者数ゼロを目標にするようなことはやめた方が良い」と進言したのである。

そして最も重要なポイントは、国内で一定の地位と立場のあるこの2人の専門家が公の発言で政府に対してそう進言しているのであれば、それはすなわち中国政府が実際に「新規感染者ゼロ」を目標にしている、ということだ。

<「新規感染者数ゼロ」を疑う十分な理由>
誰か1人の専門家が政府の「戦略目標」を誤読して勝手な解釈を行うことはありえる。しかし姚氏と舒氏という高レベルの公職にある中国トップクラスの専門家が2人そろって同じ指摘をしているのであれば、彼らの指摘は決して誤読や勝手な解釈ではなく、むしろ政府の考えを正しくとらえたものである可能性が高い。しかも、この2人の発言は今でも検閲で削除されていないし、政府関係からは彼らの発言が間違いであるとの訂正も反発もない。

やはり彼らのいう通り中央政府、すなわち習近平政権は早い段階から、中国における新型肺炎の新規感染者数をゼロにすることを「戦略目標」として立てているのであろう。そして3月18日には目標の通り、武漢を含めて全国の新規感染者数が見事にゼロになったわけである。

政府が「新規感染者数をゼロにする」という目標を立てると、2月12日に1万5000人余りいた新規感染者数が3月18日にはゼロになる――人口14億人の大国で、あまりにも出来すぎた話ではないか。実際、2月末あたりから、武漢・湖北省以外の中国の各省・自治区の大半においては、報告された新規感染者数がとっくにゼロになっていた。

どう考えても、政府の立てた目標をきれいに「達成」するための人為的操作があった可能性が大だが、この「操作」の実態について、実は前述の2人の専門家の発言にヒントがある。

北京大の姚教授の発言はこうである。「上からは『新規感染者は1人も出すな』との指令があるから、幹部たちは思い切って生産再開を進めることができない。1人でも新規感染者を出してしまったら、直ちに処分を受けるからだ」

その一方、中山大学の舒氏は政府に対して次のように提言している。「病例が発生した単位(機関や団体)に対して、あるいは発生地の政府に対しその責任を追及するようなことはしない。むしろ、病例の発生を報告しないものの責任を追及すべきである」

この2人の発言を突き合わせると、中国の各地方や各機関・団体 で実際何か起きているか見当がつく。

<新規感染者数の隠蔽が?>

まず、上部組織は下部組織に対して「新規感染者は1人も出すな」と指令を出した。そして、実際に新規感染者を出した下の単位や地方政府の責任を追及して処分を行う。そうなると、中国各地の地方政府や末端の単位の責任者たちは上からの追究と処分を恐れて、何としても指令された通りの「新規感染者数ゼロ」を達成しなければならない。その際、中国の幹部たちの一貫としたやり方としては、実際に新規感染者が出ているかどうかは関係なく、数字上「新規感染者ゼロ」にして、上に対して「ゼロ」と報告すれば良い。

そして上部組織もそれが嘘だと分かっていながら、さらに上部組織へ報告していく。その結果、2月末あたりから、湖北省を除いた31の省・自治区・直轄市のほとんどで、「新規感染者数ゼロ」が連日のように報告されることになった――。

中国における「新規感染者数ゼロ」のからくりだが、実際の新規感染者数がどうなっているのかはまったく分からない。しかし、2月中旬から数回も繰り返された「新規感染者数激減」の不自然さからしても、中央政府の定めた「ゼロ」目標の通りに各地の新規感染者数がゼロになっていく不思議さからしても、そして前述の2人の専門家の発言からしても、中国の各地では2月中旬から現在に至るまで、毎日の新型肺炎の新規感染者数に対する隠蔽などの人為的操作が行われている可能性は否定できない。

中国政府の発表した「新規感染者数ゼロ」を疑わなければならない理由は十分にある。

石平

【#ニューズウィーク日本版】新型コロナ対策、「日本式」の特徴と評価

2020-03-20 02:05:19 | 海外の反応
<PCR検査の対象を絞り込む、社会全体のロックダウンはしない......日本のコロナ対策は特殊事情を反映した極めて特徴的なもの>
新型コロナウイルスの感染は、欧州全土とアメリカで本格的な拡大を続けていますが、ここへ来て、各国別の対応の違いが浮き彫りになってきています。そんな中で、日本の場合は「日本式対応」と言ってもいいような2つの特徴が顕著です。

1つの特徴は、検査数が抑制気味であることです。政府は、PCR検査について保険適用を決めており、必要な検査が受けられるようにするとしていますし、報道によれば、例えば新潟などでは「ドライブスルー検査」が既に始まっています。

ですが、現時点では検査件数は大きくは増えていません。これは、検査来院のために医療現場がパンクする危険を回避するためとか、検査来院がかえって感染拡大になる懸念があるとかいった理由もあると思いますが、最大の理由は2月14日に施行された政令で「無症状の感染者に対しても入院措置ができ、その場合は医療費が公費負担となる」としたことでしょう。

この政令が発効していることで、検査で陽性、イコール公費で入院ということになり、現在でもそのような運用がされています。政府は、重症者の入院を優先するために、軽症者は「自宅療養」となる可能性もPRしていますが、実際に自宅で療養となると、単身者世帯では看護者が必要になるし、一般家庭では住宅事情から寝室や浴室を区分するのは難しいため、まだ踏み切れていません。

<欧州よりも「穏健」なアプローチ>

このため、重症者は優先するという大前提を崩さずに、この政令を運用し続けるには、リスクの低い無症状者や軽症者への検査は入り口のところで絞る、そんな実務上の運用がされていると思われます。もう少し事態が悪化するか、もしくは好転した場合には運用を改めることは可能であり必要と思いますが、おそらく現時点では直ちには難しいという判断があるのではないでしょうか。

もう1つは、人の集合については企業のオフィスや外食などには規制をかけず、規制は「大規模イベント」と「学校」に限定しているという方法論です。社会全体のロックダウン(閉鎖)に踏み切った中国、イタリア、フランスやアメリカ・サンフランシスコなどと比較すると、穏健なアプローチです。

その前提として、若年層の重症化率は極めて低い一方で、若年層は無症状や軽症のまま無自覚に感染を拡大する可能性があるという認識があります。また、日本は高齢人口という分厚いハイリスク層を抱えているという特徴もあります。

<ロックダウンは飲食店にとって致命的>
まず、オフィスの規制については「リモート勤務」で成果を上げられる組織や人材が極めて限定される中では、選択肢にはならなかったのかもしれません。また外食については、先に「インバウンド激減」で経営が圧迫されていたために、さらに規制をかけるということは、個々の経営にとって致命的になるという判断があったと推測されます。

一方で、高齢者の活動ではなく小中高の一斉休校が選択された理由は、何よりも人口の比率が違うことがあったと思われます。70歳半ばの団塊世代は1歳あたり230万人の人口がありますが、小学生は一学年あたり110万人以下しかいないという現状から出てきた選択と考えられます。

検査総数の結果的な抑制にしても、大規模イベントと学校だけに限定した規制にしても、極めて日本に特徴的な対策だと思います。この対策が成功するにしても、大きく軌道修正を迫られるにしても、とにかく日本に独自の特殊事情から生まれた対策であるという事実は大切です。韓国や欧州などの対策との優劣を比較する場合にも、その点を考慮することは必要でしょう。

冷泉彰彦

【#ニューズウィーク日本版】イタリアを感染拡大の「震源地」にした懲りない個人主義

2020-03-20 02:03:38 | コラム
<中国に次ぐ大量の感染者増を招いたのは、検査のし過ぎと楽天的な国民性、そして緊縮政策>
猛威を振るい続けているCOVID-19(2019年型コロナウイルス感染症)だが、とうとうイタリアはイラン、韓国を抜いて、中国に次ぐ感染拡大国となってしまった。感染者数が最も多いイタリア北部に限定されていた移動制限措置は、3月10日から全土に拡大された。仕事や家族の緊急事態の移動のみが認められ、その場合も内務省規定の自己申告書の所持が義務付けられている。

状況は日々変化しているが、基本的に商業施設は入店を制限し、イベント・集会は全面禁止。あっという間に広まった未知のウイルスを食い止めるには、抜本的な対策を講じる必要があった。

ミラノを含む、いわゆる「レッドゾーン」の封鎖計画に関する噂は、7日の夜からじわじわと広がり始めた。それが大混乱の引き金となった。

わが身ひとつで駅に駆け込んだ人、家族を車に乗せて旅立った人、近場のスキー場で癒やしを求めたのんきな人......。その夜のうちに、数千人が脱出を試みた。ウイルスのキャリアである可能性を秘めている彼らは、イタリアの先々にそれをまき散らすことになるとは考えもしなかった。「自分は大丈夫だから」

しかし病院は崩壊寸前だ。疲れ切った医師や看護師は休みなしに職務に励んでいるが、集中治療室と人工呼吸器の数が不足し、コロナウイルス以外の重症患者の治療までが危うい状態に陥っている。その一方、患者第1号の街として注目を浴びたミラノ近郊のコドーニョでは、11日、つまり隔離から18日目に、初めて新感染者0人という喜ばしい発表があった。

<医療費を削減したツケ>

一刻を争う危機的状況であることは一目瞭然だが、ウイルスの発生地から8000キロも離れているイタリアが、なぜこのような窮地に立たされているのか。

感染が急速に広まった理由の1つは、院内感染を増やしてしまう危険性を考慮せずに、数多くの検査が行われたこと。それによって、どの病院も満杯となり、たちまちウイルスのたまり場と化した。

それに加えて、楽天的で個人主義志向が強いイタリア人特有の性格も災いした。大急ぎでミラノから脱出した人たちも、いったんレッドゾーンを出ると、恐怖を実感するまではいつもどおり遊びに精を出し、政府の警告を無視し続けたからだ。

<政府への信頼回復の契機に>
イタリアでは医療も教育もほぼ無料だ。医療サービスを受ける際にわずかな金額を払っているが、日本の3割負担に比べるとタダ同然。しかし、ここ十数年間、政府は莫大な資金を必要とする医療費と教育費の削減という道を度々選んできた。その結果、医療施設の劣化、スタッフ不足や政府機関に対する不信感を引き起こした。

明けない夜はなく、この非常事態もいつか終息を迎える。そのときは、医療問題と政府機関への信頼回復を考え直すいい機会になればいいと、誰もが願っている。

昨日、ミラノ郊外在住の友人と久しぶりに連絡を取った。彼女の母親は3週間前にコロナウイルスの疑いで病院に運ばれ、それ以降会えていない。結果は陰性だったが、いまだに退院できず、病室に閉じ込められているという。「お父さんの文句を聞かなくていいから、せいせいしているわ」と入院中の母親は電話で冗談を連発していたそうだ。娘の不安を和らげるためだろう。

その話を聞いて、私の知っている陽気で温かいイタリアに戻る日はそう遠くないと感じ、心底安心した。

<本誌2020年3月24日号掲載>

イザベラ・ディオニシオ(在日イタリア人翻訳家・翻訳コーディネーター)

【#朝鮮日報】大邱の17歳死亡診断書に書かれた「コロナ」…防疫当局「誤った判断」

2020-03-20 02:02:19 | 海外の反応
 大邱市で肺炎の症状によって死亡した17歳の高校生A君の死亡診断書に、死因が武漢コロナウイルス(新型コロナウイルス)感染症(コロナ19)と記載されていたことに関連し、防疫当局は19日「誤った根拠による間違った判断」と述べた。

 中央防疫対策本部のクォン・ジュンウク副本部長は同日の定例ブリーフィングでこのように話した上で「嶺南大学病院の検査に誤りがあり、(死亡診断書のコロナの記載は)これに基づく臨床的判断だったため、正しい判断ではない」と述べた。

 これに先立ちA君の遺族がメディアを通じて公開した死亡診断書には、直接死因が「コロナ肺炎による急性呼吸不全」と記載されており、論議を呼んだ。防疫当局はこの日、A君に対して陰性の最終判定を下した。

 クォン副本部長は「きょう午前、中央臨床委員会の話し合いでも新型コロナウイルスによる死亡ではないと判断し、剖検は必要ないとの結論を下した」として「正確な死因についてはまだ確認できていない」と説明した。

 A君は今月12日、肺炎の症状が出て慶尚北道の慶尚中央病院を訪れたが、病院側はA君をそのまま帰宅させた。A君は翌13日、40度以上まで熱が上がり、嶺南大学病院に入院して隔離治療を受けたが、自発呼吸が困難になり14日から人工呼吸器を付けていた。しかし18日午前11時15分ごろ、A君は息を引き取った。死因は多発性臓器不全で、基礎疾患はなかったことが分かった。

 A君が最初に慶尚中央病院を訪れたとき、適切な治療が受けられずに死亡したのではないかとの指摘に、クォン副本部長は「コロナの防疫と直接関連がなく、調べていない」として「機会があればこれについて別途調査をするとか、詳細に検討したい」と述べた。

 防疫対策本部はまた、嶺南大学病院から17歳のA君の検査資料の原本を取り寄せて再判読した結果、実験室の汚染または技術的ミスによる可能性が疑われるとして、この日午前から該当病院の新型コロナウイルスの検査を中断した。

 嶺南大学病院はA君に肺炎の症状があったため、13日から18日までA君に対する新型コロナウイルスの検査を計13回実施した。このうち呼吸器検体検査は12回で、13回目の機能の検査では尿とたんを採取して部分PCR検査を実施した。当初伝えられたA君のコロナ「陽性」反応は、最後の13回目の検査(尿検査)で出たことが分かった。

 嶺南大学病院はA君に対する検査を防疫当局に依頼し、防疫当局はまず、検査結果について、確定診断が困難な「未決定」事案と判断した。さらに防疫当局は嶺南大学病院側から呼吸器の洗浄物と血清、尿などの検体を入手して再分析を実施した。また、正確な診断のために、ソウル大学病院と延世大学セブランス病院との交替検査も実施した。これらの機関での各検査の結果によると、A君の全ての検体から新型コロナウイルスは検出されなかった。

 防疫当局は同日午前、民・官の診断検査専門家で構成された「コロナ19診断管理委員会」を開催し、全員一致でA君の事例を「陰性」と判断するのが最も妥当とする結論を下した。

パク・チンウ記者