有馬・篠山ぶらり
何度来ても 分からないわ
わたしが仕事をしていた頃 良く関西方面にも ドライブに来た
ことが有るんだけど
その頃と比べたら 新しい高速道路が あちこちに出来てるから
いつもバスの車窓から眺めながら 頭の中の地図と睨めっこ・・・
よ
昨夜の寝不足が不足がたたって ウトウトしてたら もう丹波篠山
に来てたわ
この辺りは今年になって 何度も来てるわね
今日 最初に来たのは 酒蔵なの
大石酒造って言う
初めてだわ！と思いながら バスの駐車場から歩きだしたら 結構
大きな神社・・・が
”へえ~神社が！”・・・と思っていたら 隣が酒蔵だったの
蔵の２階で 会社の歴史や造ってる お酒の話を聞いた後 売店
・・・へ
ツアーでは良くあるコース・・・よね
見学させておいて 商品を買ってもらおう・・・と
幸せな ひと時の後
心も身体も 浄化され
騒々しい世俗と 懸け離れ
心の安寧に 身を任す
この 幸せ
静かに浸る そのひととき
その安らぎの ひとときを
呼び覚ますが 如く
夏の朝日が 昇ってきた
小鳥たちも 囁きを 始めるだろ
やがて
井戸端会議も 始まろう
毎日毎日 どうしてそんなに
話題が 有るの
お喋りしすぎて 疲れないの
喉は 大丈夫なの
止むこと知らぬ そのお喋り
ホラホラ 夏のお日様 昇ってきたよ
暑くはないかい この陽射し
頭のてっぺん 大丈夫
暑くてやけどは 大丈夫
ツバメさん あんたもあんたも 大変ね
いつもいつも 行儀よく
何処へ行くのか 知らないが
いつも いつも 行儀よく
何処へ行くのか 知らないが
いつもいつも 燕尾服
いつも正装 大変ね
カラス カラス カラスさん
あんたはあんたは 大丈夫
いつもいつも 黒づくめ
年がら年中 黒づくめ
夏の暑さは 厳しいよ
サア サア みんな木陰だよ
脱水症に ならぬうち
木陰に入って お喋りを
心行くまで 続けなさい
誰も邪魔は しないから
声枯れるまで しゃべりなさい
しゃべり疲れたら お休みなさい
誰も起こしは しないから
車窓に キレイな市場 目に入るや
思わずバスを 止めて寄りたき
鬼岳に 登りて彼方 横たわる
光の帯が 水平線に
店先の テーブル上の タジン鍋
如何な料理 出るのかフェズ
上海の 博物館は 車満つ
人気の的と 思い計るや
飛んだわよ 大地を蹴って この私
サハラ砂漠で 朝日を浴びて
