九塞溝・黄龍の旅
宗教とは(1)
宗教とは 何ぞや
人に安らぎを 与えるもの
人に心の 安寧を
なのに 霊感商法とは
人の心に付け入る 霊感商法
宗教とは
教えとは
霊験とは
高野へ来ての 思いしは
なんと開祖の 凄いこと
人の心を 捉えて離さない
死しても 開祖に跪く
それにしても…と 思いしは
案内人の事有るごとの 奨め言葉
熱心に聞き入る 人に混じりて
我 それに白けたり
幾度も幾度も 繰り返す
浄土話の中に 潜らせて
進める言葉の 端々に
売りつけかんかの 商魂見たり
これも 霊感商法?
挙句の果ては お札 香の類まで
売りつけんとする 魂胆よ
シャウエン 陽射しを浴びて 眩しきや
白と青とが 似合いし町よ
訪れる 淡水パ-ルの 真珠店
スッキリ明るい 店内へと
ゴシックの 様式美し 建物は
旧大連の 民政署なる
度胆抜く 思いもせぬに 鮮烈や
緑の世界に ブルー飛び込む
普代駅 やって来ました 遥々と
海女ちゃん列車 乗りたくて