大まゆ均の活動日誌

日本共産党 三木市議会議員 大まゆ均です。
議会のことや日々の活動を報告します。

菊の立ち毛品評会

2011-07-20 23:32:36 | 農業・農村
 兵庫みらい農協の花卉部会で菊の立ち毛品評会を行いました。
 7月11日に行った圃場巡回の中で優れているところ6圃場を審査委員が採点していきます。8月のお盆に出荷する菊の出来具合を競います。県立農林水産技術総合センターの専門技術員、加西農業改良普及センターの普及員、農協職員などが審査員です。私も一緒に回りました。どの圃場も長年の蓄積された栽培技術でつくられていて草姿、圃場の管理、品質などいずれもすばらしいできばえで点数をつけるのに迷ってしまいました。
 花の開花時期が少し早いかなと思うところがありました。
 台風がそれていき、被害も少なくほっとしています。
 あと少しで出荷して消費者の手に渡ります。それまで最後の仕上げと管理が大事になってきます。
 優秀な圃場を見てよい勉強になりした。
     

菊の圃場巡回

2011-07-11 22:50:01 | 農業・農村
 菊の圃場巡回をしました。夏菊の産地三木市では8月のお盆用の菊の生産が盛んです。圃場での出来具合を見てお互いの技術を高めるために生産者同士が圃場を巡回します。草丈も伸び、輪菊の蕾を1つにする摘蕾作業がおこなわれ、出荷を待つばかりです。1本1本手入れを行き届かせて市場に出し、消費者の手に渡って利用されます。
 この夏も昨年と同じよう暑くなりそうです。病気や害虫の予防に力をいれ最終の手入れが行われています。
 出荷先の市場の関係者や農業改良普及員から指導と助言をいただきました。
 暑い中での作業が報われる市場価格が出るよう期待したいものです。共選共販で市場で優位に立つためには、できた品物をきちんと選別出荷することが大事と言われました。


農地・水・環境保全向上対策

2011-05-28 21:46:05 | 農業・農村
 今日は雨。それでも農家は代掻き、田植えに忙しい。
 農地・水・環境保全向上対策協議会の会合に出席しました。
 平成22年度の活動報告と平成23年度の計画について話し合いました。平成19年度から行われている国の制度で今年度が最終年度。次にはじまるのが農地・水保全管理支払い交付金制度。
 これまでの農地・農業用水等の資源の保全管理のための活動から農業用用排水路や農道の長寿命化のための補修等の取り組みに対する支援制度。対象農地に対し4,400円。が交付されます。
 現行制度は三木市で98集落で取り組まれておりますが、意向調査をして計画書などの書類を提出したところには補助金が交付されます。予算の関係で約3分の1程度に絞り込まれる見込み。よくわからないけど地域としては申請することになりました。
 

農業所得補償と米の減反

2011-05-05 22:06:55 | 農業・農村

 自治会の組長をしているので各農家から農業者個別所得補償の申請書と今年の米の作付け、転作の計画書などを集めました。
 地区の農会からは、米の作付け面積と転作の面積が割当てられています。
 我が家は165.5aの水田に116.6aの米と48.9aの転作が割り当てられました。転作は菊とゆりが主力ですが、さつま芋や大豆も計画に入れています。
 米の品種と転作の作目と面積を計画書に記入して提出します。
 昨年からはじまった農業者個別所得補償は、A水田活用所得補償交付金とB米の所得補償交付金、C米価変動補填交付金、D畑作物の所得補償交付金などがあります。Aは以前の転作奨励金に当たるものですが、販売目的で米以外の作物を生産する人が対象、何もつくらない自己管理や調整水田は対象外 Bは米の作付け面積から10aを差し引いた面積に10a当たり15,000円が交付されます。Cは米価が下がったときに支払われます。昨年は米価が大幅に下落したので10a当たり15,100円支払われました。
Dは麦、大豆、そば、なたねの生産をする農業者に支払われます。
 いずれも転作の割当て面積を実施していなければ支払われません。
 書類の作成は農家にとってわかりにくくそのうえ強制的です。
 所得補償交付金の申請をしなければ、転作をしなくてもいいのでしょうか?それは、集落に割り当てられた転作の面積を責任をとらなければならないのではないかという風潮に逆らうことが必要です。
 米の所得補償は60kg(1俵)当たり13,700円で計算されていますが、そんな金額では採算があいません。転作作物の補償も米並みといわれておりますが、つくる意欲をわかせるものとはほど遠いものとなっています。
 煩雑な書類を提出してももらえる金額はわずか。それよりも生産費に見合う価格補償を基礎にした制度が望まれます。
 高齢で何もつくることができない人、田の作物が作れず管理するだけの農地、これらには何の補償もついていないのです。
 放置するとどんどん遊休農地がが広がるばかりです。何とかしなくてはなりません。