タコカレ海を渡る

2010年6月より青年海外協力隊として活動中。10ヶ月のブルキナファソ生活、5カ月の日本待避生活を経て今度はマラウイへ!

縁起ものau JAPON

2010-08-12 06:33:03 | @burkina
これ、いつも私が持ち歩いているサックです。

横にじゃらじゃらといろんなものが下がってる。

友達にもらったり、自分で買ったりしたお守り的な物々なのですが・・・。



ブルキナベと井戸端会議をしていると、

ときどき「それ、いっこくれよ」と言ってくる人がいるんです。


「友達にもらったものだから、あげられない」というと、諦めてくれますが・・・

そんなときの救世主が、折り鶴!!



「これは大事なものだからあげられないけど、日本の縁起物をつくるよ」といって

適当な紙でささっと作ってあげると。。

トレビア~ン!なんていって喜んでもらえます。



先日も同じやり取りが、ドミから徒歩圏内のマルシェでかわされました。

とうきび(北海道民はとうもろこしのことをこう呼ぶ)を見かけて買ってみようと思い立ち

お店の前に行くと、若い兄ちゃんが「ねーそれくれよ・・・」と。



鶴を折りながら、私はこの国に来た経緯や自分の仕事の話をし、

その兄ちゃんは趣味(テニス)の話や、

わざわざ日本から来るなんてすごいね~みたいな感想を話してくれました。



ちなみにその鶴、私が熱でやられたときに飲んだ抗生剤の説明書を利用。

この紙何かに使えると思って持ち歩いていたのが奏功しやした(抜かりなし!!)



そうこうしてるうちに、鶴完成。



じょり~!(おーすげー!)と言いながら、その兄ちゃん、


3本20円で売られていたとうきび(十分安い)に1本おまけをつけてくれました。


しかも。気を良くして翌日も行ってみたらまたも1本サービスしてくれた(笑)





ブルキナにきてから、すでに5つくらいの折り鶴をブルキナベに贈りました。



物乞いにあって、お金をあげたり物をあげることはできません。

それが、この国のため、その人のためになるものではないからです。


ただでさえ、ブラン(白人:ここでは黄と白の区別はない)は金を持ってると思われ

「あなたの国はお金があるから」という目で見られる立場。

いくら資金に余裕があっても直接的な金銭的援助はできません。




そんなとき、折り鶴がお助けマン。

職場に赴任したら千羽鶴でも折ろうかなぁー。

日本の縁起物、ブルキナで大活躍です!!

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
>さえちゃん (タコカレ)
2010-08-13 02:52:27
今度は鶴と亀のペアでせめてみます^^
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Unknown (さえこ)
2010-08-12 23:29:52
私はぴょんぴょんがえるを5個常備しています(笑)
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>まっつ (タコカレ)
2010-08-12 17:20:58
・・・島?気になるところ。
外国に来ると今まで気付けなかった日本のいろんな面がみえてくるものだよ。
ホント体には気をつけてがんばりまーす。
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Unknown (まっつ)
2010-08-12 09:56:01
お久しぶり

折り鶴も日本の大事な文化なんだと、改めて実感ですな

これからも体に気を付けててね~


雲に隠れた小さな島より
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