アニメーターは貧乏です。
でも、東洋動画(東映動画)は、組合があったので給料は保証されていた。
しかし、それは、アトム(テレビ放映)が始まる前までである。
ホルスができるまでかな・・・
それから、宮さんたちが組合運動ですったもんだが始まり、
最初から最後までいたのは大工原さん(役:多分井戸原 昇)だけであった。
森英樹(もりやすじ亡き後、動物アニメを描かせたら、というか、その後は、動物アニメーターはいない。だが、ニルスの設定は、動物アニメでも最後といってもいいほどの設定だった。ちなみに、スタジオぴえろは、ニルスだけで終わるはずだった。)森さんも、最後まで東映だったが・・・新宿や、神楽坂に飛ばされたけど最後まで東映であった。
さて、今日のなつぞらに出ていた「本」だが・・・
けして、アニメーターで買える代物ではない!
我々も、銀座の「イエナ書店」という、洋書専門店で買おうと思ったが、とても買えない値段だった。
それが、この動物篇「Animals in Motion」である。
人間の裸篇「The Human Figure in Motion」(囚人がモデル)もある。
その時、イエナで見つけたのが・・・
「Little Nemo in SlumberLand」であった。
http://teenssexandwarmode.hatenablog.com/entry/2014/10/03/193417
にも、Pフィルムの事がでているが・・・
また、たけくまさんのところや、いろいろなところにあるが・・・
ネットに書かれているPフィルムの前に存在するものがある。
そしてこれらのVは、Uマチックからの孫の孫コピーで、画像の悪いデーターを、
ファーストテレコムのスタッフは持っているが、
最近、マスターからコピーしたDVDを、師からもらった~
確かに、あの当時。
師は、「テレコムは枚数の多いカットからなくなるだよね~」と言っていたが・・・
アシの私は原画を見て… 「やりたくね~~~」というモノであった。
やっても、半魚人のカットぐらいかな・・・と思った。
半魚人???
どのPフィルムにも出てこなかったものであるが、だが、Fテレコムの人間にはわかる。
しばらくして、師は言ったが・・・
「ニモやめたよ・・・」
「えーなんで???」
「このクオリティでやらなければやらないって言ったら・・・それは無理て言われたから~」
なぜなら、このPフィルムに4000枚かけてるから・・・
「予算5億!!!」になる。
だから藤岡さんやめるって。。。
でも、結局師抜きで作って「5億以上」かかっているんだもんね。
だって、師がやればレイアウト+原画は全部、師が描いちゃうから~いいのにね。
それぐらいマッケイの本であったが、イエナ書店は「若い我々」にとっては、非常に興味わいたところであった。
だけど「Animals in Motion」は買わなかったけど・・・「黄色い本」は買った。
アニメーターなら、一度は目にしている「黄色い本」です。
「時の踊り」には感動しました。
当然「完全模写」はやりました(笑)