送別会!?

農業を始めて7年目の春が来た。
物心がついてから家の手伝いをしなかった年などなく、農業歴で言えば35年ぐらいか？
薬師丸ひろ子の芸歴と一緒だ。

15年以上勤め7年前に仕事を辞め就農したわけだ。
後輩たちが送別会をしてくれたが、職場としての送迎会はなかった。
別に構いませんが!!
そして、僕が最後に面倒を見た後輩が辞め就農した。
僕と同じ道へ。
ここである『同じ道』とは二つの意味で、一つは農協を辞めて就農。
もう一つは職場として送別会などしてもらえないだろうと言う道だ。

そんなんで片山会を開催。
イヤ送別会。
○○君の送別会と7年ぶりの僕の送別会を兼ねて。
辞めて7年経過しての送別会なんて聞いたことないわ!!
でも楽しかったわ(^-^)v
7年過ぎたと言う時間はまったく感じられず、昨日も一緒にいて話してたよね？と感じられた。
こうやって逢ってくれる皆に感謝・感謝・感謝。

もう火の車です

実習生に7時30分に宿舎に迎えに行くと伝えたが、7時25分にはもう宿舎の前に立っていた。
早すぎる!!
立ってろって言った訳ではない。
いったいいつから立っているのか？
人に見られたら、「こんな早くに中国人立たせてる」鬼畜と思われないか？
そんなこと思いながら実習生を乗せ小諸市の集合研修先へ向かう。
途中近所の農家で同じ消防団の友達から「火事？」とラインが来る。
運転中だったので、信号で止まった時に「そうなの!?今、小諸」と返した。
少しするとその友達から電話が来た。
「火事だよね？」
「そうなの!?」
「煙り出てるじゃん!!」かなり慌てている。
こっちは交通安全週間の中、警察や安協の連中が立っているので電話どころではない。
「煙り？」
「おっちゃんちの近くから煙り出てるじゃん!!」
家!?家の辺なの!?
まさかの展開である。
「僕今、小諸なんですけど」
「えっ!?」
そりゃあ煙り見えんわだ。
研修会場に着き実習生に「早く降りろ」と言ったがまぁ通じない。
小諸から上発地までは30分以上かかるので、今から駆け付けたところでだ。
それに状況はまったく分からない。
帰る途中違う団員から電話。
「火事だよね？出なくて良いの？」
「火事みたいですね。僕今、小諸なんで状況分からないんですけど、出動の放送とかあったんですか？」
「ないけど、消防車何台も行ったよ」
もう明らかに火事だ。
とりあえず電話を切り部長へ電話をする。
出ない(怒)
副分団長へ電話をする。
「出動要請がないから待機してて」と
団員は火事で出動しなければと言っている状況に、出動要請がないから待機しててってどんな火事やねん!?
またまた違う団員から電話。
「火事ですね!!出動要請出ましたよ」
「そうなの？」
「消防の無線傍受してますから!!」(違法行為です)
「僕今、追分あたりだから先に出動して」
「僕今日ゴルフなんで行けません!!」
なんだそれ!?
それ言うが為に電話してきたのか？
こっちも運転中の電話と違法行為してんのに、ゴルフなんで行けませんっておい!!(怒)
段々と家に近付いて来るが、煙りは見えず。
ホントに火事なのか？
家到着。
消防活動服にヘルメットを身に着け現場へ。
って現場どこよ？
とりあえず家より上の別荘地へ向かいながら現場を探すと、消防車などを発見。
車を乗り捨て、火元へ。
もう消火し終えた無惨な車発見!!
以前ブログに登場した城南電気宮路社長似のミヤジーのベンツ燃えちゃった～
ベンツの中に薪積んでて、ベンツよく燃えてる～
火の車や～
正真正銘火の車や～
燃料やオイルやシートに薪が燻り続け、それを消す作業をする。
消防署は火事を消して撤収。
燻り続けている火は消防団が消す。
こっちの方が時間かかる。
燃えた車から谷になっていて、その下に川があり、そこからポンプアップ。

ミヤジーが勝手に川に掛けたつり橋が役に立ったわ。