軽井沢one beauty 片山農園の日々雑感

軽井沢で農業をしながら、ちょっとしたことをブログに書いてます

シカ侵入 上発地

2014-08-02 21:34:00 | 農業
家の購読している新聞は地方紙の信濃毎日新聞である。
その信濃毎日新聞の今日の一面がシカ侵入上高地だった。
そんなことが一面とは平和な長野だ。
これだけシカが増えているのだから、上高地まで来るのは時間の問題だったろう。
僕の住んでいる上発地なんて毎日シカ侵入だぞ!!

キャベツ畑の草が凄いので、草むしりの時間を取るために、出荷数を減らし出荷後草むしりへ出掛けた。
草むしりする畑の横はフランス人(たぶん)の借りている畑があり、その奥にフランス人のデカイ別荘がある。
別荘の庭を管理している連中が、その畑にシカが侵入しないようにネットなどの手直しをしていた。
その畑から伸びた草が家の畑へ入り込んでいるので、「ここはお前のところだから草を刈って下さい」と言ってやった。
「家は別荘を管理しているので、ここは関係ありません」とぬかしやがった(怒)
『はぁ!?
正気ですか?
ネットを手直しするのにだって、草が邪魔になっているだろ!!
その前に、ネットの手直しをしているのに、ここは関係ありませんって通じる?
やりたくないだけだろ(怒)
関係なくても別荘の前の畑なのだから、綺麗にしようと言う気にならんのか?
フランス人に「御主人様頼まれてませんけど、前の畑綺麗にしておきました」
そしたら、望月さんのように「ハイ100万円」ってくれるかもしれんだろ!!』
と心の叫び。
「じゃあ草を刈れと(フランス人に)言って下さい」
「分かりました」ムッとしながらそう返事をした。
こいつ明らかに言わないだろう。
フランス語も話せんだろうし。
新しい主人はフランス人ボディーランゲージも通用しない。
フランス人の畑は草だらけで、ネットの手直しも出来ず、結局家の畑の敷地内から作業をやつらはしている。
シカの侵入よりたち悪いわ!!
最近主のフランス人は見えない。
フランス人が現れたら、「お前のところの使用人が敷地内に勝手に入って困ります。ハイ100万円」と言ってやるか。

草むしりをしていると猟友会の人がやって来て、今後のシカ駆除の方針を話し合う。
こうして上発地へのシカ侵入を少しでも食い止めているのだ。