平成31(2019)年3月31日春の企画
中世の山城「米山城」と和束川添いの春を楽しむウオーク
春企画は毎年桜の開花を気にしながらの開催です。
この日の和束の桜は二分咲きとか、咲いている桜を求めながらのウオークになりました。
今朝は昨夜来の雨や雷も嘘のように晴れ、京都府内外から14名の参加者を迎え6名のガイドの会のメンバーと合わせて20名での和束 茶源郷ガイドの会主催平成最後のウオークへと出発しました。
最初の目的地は「祝橋」。
この橋はかつて鎌倉時代の元弘の変のおり、後醍醐天皇が鷲峰山金胎寺から笠置寺に向かわれた道筋の和束川に架けられました。
橋の名は無事に笠置寺に入れたことを喜び後醍醐天皇がつけられたと言われています。
この川の両岸の桜は満開になると大変美しいのですが、今日は二分咲き程度、和束川を彩る美しい桜並木は想像に終わりました。
昼食後には再びここに寄り、ドローンでの写真撮影を「今日のサプライズ」として行ないました。
上空からの写真の出来上がりが楽しみです。
祝橋のポイントガイドの後、この日のメインでもある米山城址へと向かいました。
茶畑に囲まれた道を歩くのは何とも気持ちがよく、成長過程の茶樹や見事に刈り揃えられた茶畑の波の美しさに圧倒されながら歩みを進めていると、途中茶農家さんが植えられたであろう水仙の花の群生に出会い、緑一面の山の斜面に咲いた黄色に目が止まりました。
水仙からしばらく歩き一段と高い茶畑を上り詰めるとそこは、今は一面茶畑となった米山城址です。
ここから見える鷲峰山をはじめとする山々や眼下に広がる茶畑の綺麗なこと。
米山城址では城を築いた初代城主や米山城出城にまつわる当時の事象や戦いの説明を参加者の方が熱心に聞いて下さり嬉しく思いました。
八坂神社では樹齢1300年とも伝わる北山杉の大樹から力をもらい午前中のメニューを終了。
この日は花冷えの天気予報通りで、計画当初の桜の下で「お弁当」とはいきませんでしたが、昼食後室内でゆっくり和束ならではのお茶の話を聞いていただき、今日のウオークの最終
目的地、和束天満宮へ。
重要文化財の天満宮にお参りし境内にある神社の歴史と社の建造物の比較をしながら学びも深め、神社横のお店で振舞われる煎茶や濃厚な抹茶ソフトを楽しまれました。
時折ぱらつく雨も心配には及ばず、この日のウオークを無事終えることができ、参加者の方々は西へ東へと帰路に着かれました。
「和束町は初めて、説明してもらうとよくわかっていいわ」との参加者の方の声に心が和みました。
これからも和束に来てくださる方に和束の歴史や美しさを伝えられたらと思います。
※写真をクリックすると拡大します
中世の山城「米山城」と和束川添いの春を楽しむウオーク
春企画は毎年桜の開花を気にしながらの開催です。
この日の和束の桜は二分咲きとか、咲いている桜を求めながらのウオークになりました。
今朝は昨夜来の雨や雷も嘘のように晴れ、京都府内外から14名の参加者を迎え6名のガイドの会のメンバーと合わせて20名での和束 茶源郷ガイドの会主催平成最後のウオークへと出発しました。
最初の目的地は「祝橋」。
この橋はかつて鎌倉時代の元弘の変のおり、後醍醐天皇が鷲峰山金胎寺から笠置寺に向かわれた道筋の和束川に架けられました。
橋の名は無事に笠置寺に入れたことを喜び後醍醐天皇がつけられたと言われています。
この川の両岸の桜は満開になると大変美しいのですが、今日は二分咲き程度、和束川を彩る美しい桜並木は想像に終わりました。
昼食後には再びここに寄り、ドローンでの写真撮影を「今日のサプライズ」として行ないました。
上空からの写真の出来上がりが楽しみです。
祝橋のポイントガイドの後、この日のメインでもある米山城址へと向かいました。
茶畑に囲まれた道を歩くのは何とも気持ちがよく、成長過程の茶樹や見事に刈り揃えられた茶畑の波の美しさに圧倒されながら歩みを進めていると、途中茶農家さんが植えられたであろう水仙の花の群生に出会い、緑一面の山の斜面に咲いた黄色に目が止まりました。
水仙からしばらく歩き一段と高い茶畑を上り詰めるとそこは、今は一面茶畑となった米山城址です。
ここから見える鷲峰山をはじめとする山々や眼下に広がる茶畑の綺麗なこと。
米山城址では城を築いた初代城主や米山城出城にまつわる当時の事象や戦いの説明を参加者の方が熱心に聞いて下さり嬉しく思いました。
八坂神社では樹齢1300年とも伝わる北山杉の大樹から力をもらい午前中のメニューを終了。
この日は花冷えの天気予報通りで、計画当初の桜の下で「お弁当」とはいきませんでしたが、昼食後室内でゆっくり和束ならではのお茶の話を聞いていただき、今日のウオークの最終
目的地、和束天満宮へ。
重要文化財の天満宮にお参りし境内にある神社の歴史と社の建造物の比較をしながら学びも深め、神社横のお店で振舞われる煎茶や濃厚な抹茶ソフトを楽しまれました。
時折ぱらつく雨も心配には及ばず、この日のウオークを無事終えることができ、参加者の方々は西へ東へと帰路に着かれました。
「和束町は初めて、説明してもらうとよくわかっていいわ」との参加者の方の声に心が和みました。
これからも和束に来てくださる方に和束の歴史や美しさを伝えられたらと思います。
※写真をクリックすると拡大します