和束 茶源郷ガイドの会「徒然草」

京都府景観資産登録の茶畑や史跡や歴史の中へご案内する和束茶源郷ガイドが皆さまの訪問をお待ちしています。

和束茶源郷ガイドの会 和束風土記8月30日(土)

2014年08月31日 23時01分12秒 | 日記
        和束歳時記 -原山地区の滝(五光の滝)祭りー


8月30日朝の7時、原山地区の薬師寺に10人の役員の方々が集合されました。
いつもは、8時という事ですが、住職さんの都合で1時間早くの集合です。
早起きは三文の得といいますが、この日は天気よろしく、お寺の境内から見える靄のかかった山々の姿は
何とも美しく、しばし見とれていました。

さて、地区の皆さんは、まずは本堂横の不動明王をお参りして、滝のある鷲峰山へと向かわれました。
途中まで軽トラックで行き、10分ほど、山道を歩くと沢の上方に大きな滝が見えました。
住職さんが見守られる中、滝を挟んで門のようにそびえ立つ木に「足巻」と呼ばれるしめ縄を巻かれます。
長さ5m、巾2,5cmのしめ縄を掛けるのは、両方の高さ合わせが、なかなか苦労するところです。





役員の方々は子どもの頃から、この滝に良く来られ、今では閉じられている近くの行場にもよく遊びに来ていたそうです。
今までに滝に打たれた事のある方は、その時のことを清々しい面持ちで話されていました。
滝の足元には時折虹も出て、その名の通り、五光(御光)滝の姿を私たちに見せてくれました。
寺を出発してから1時間半ほど、大役を終えられた役員の方々は木漏れ日の中、山道を安堵のご様子で五光の滝を後にしました。

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和束茶源郷ガイドの会 番外編 平成26年8月29日

2014年08月31日 22時24分29秒 | 日記
和束 茶源郷ガイドの会新メンバー紹介

和束 茶源郷ガイドの会に新たに三名の会員が加わりました。
新入会員研修会では「ガイドの会概要、規約、運用マナー」や
「景観ガイドの具体例:安積親王正法寺、八坂の大杉、大井手用水」などを、
先輩会員が体験やノウハウを交えながら説明、新入会員は熱心にメモを取りました。



今年の新入会員は、ユニークな経歴や体験を持っています。
それらを生かして、近い日に楽しいガイドをご披露します。
乞うご期待!
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和束 茶源郷ガイドの会 活動報告 8月28日(木)

2014年08月28日 21時00分47秒 | 日記
           紀の川市 生活研究会様 ご一行24名(市職員1名)

紀の川市農業振興課が支援する団体「紀の川市生活研究会」のバス見学旅行で、今年はお茶をテーマに和束にお越しいただきました。
紀の川市から3時間のバス移動で和束に到着。



慌ただしく高橋のバス停に移動し、まずは石寺・茶畑景観までウオークです。
ガイドの会スタッフから、お茶の歴史~生産~楽しみ方の説明を受ながら、じっくりと茶畑景観資産を堪能していただいた後、
安積親王陵墓に移動。

時代の波に呑まれて世を去った若きヒーローの悲話を聞き、和束の歴史に心を動かされた様でした。
昼食は和束テラスで「茶ずくし弁当」に舌鼓を打たれ、午後には、茶香服やお茶の入れ方等を楽しまれて紀の川に戻られました。

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和束 茶源郷ガイドの会 活動報告 8月19日(火)

2014年08月19日 19時55分07秒 | 日記
「東京農業大学 食科環境経済学科」の教授と学生さん達18名様が「農業の新しい発展」をテーマに、
2泊3日の日程で、和束町の視察をされました。
ガイドの会では8月19日の午前中に、「茶畑景観と歴史遺産を巡る」で和束を代表する観光スポット
白栖の茶畑景観、安積親王陵墓と正法寺を案内しました。
35度を超す猛暑の中、熱心に研修され、ツアー終了後、ボランティアガイドの実態や課題について盛んに討議されました。




白栖の茶畑にて
本当に暑い中、皆さんお疲れさま この後も、Fight!

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和束茶源郷ガイドの会 和束風土記7月27日(日)午後

2014年08月09日 11時19分20秒 | 日記
                  和束歳時記 -南区の滝祭りー

7月27日の午後は南区の滝祭りでした。
雷注意報が出るは、大雨が降るはの悪天候。
それでも南区の方々は天を味方に付け、雨が上がった3時から予定より1時間遅れで滝祭りが執り行われました。





南区の滝は、林道のすぐ下にあります。
今は役員の方だけが祭りに行かれますが、数十年前は子どもも参加していましたし、数年前までは地区の方も参拝されていました。
滝祭りについて、文献としては残っていませんが、長老の話によりますと、
自然への畏敬、水の安全、感謝、ひいては人々の暮らしの安全などの願いがあるのだろうと話されていました。
「六魂清まる南の滝さんて言うんねんで」と二十数年前、地区の長老の方に教えてもらいましたが、
この言葉にあるように、ここ南の地区の方々にとって、昔から大事にしている滝であることは、間違いないようです。
滝祭りは今では日曜日ですが、以前は7月31日に定めて行われていました。
お供え物は、酒、米、塩、水無月まんじゅう、果物、雑魚、など。
地区の正法寺の住職さんに祈祷していただき厳かに滝祭りが執り行われました。
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