和束 茶源郷ガイドの会「徒然草」

京都府景観資産登録の茶畑や史跡や歴史の中へご案内する和束茶源郷ガイドが皆さまの訪問をお待ちしています。

2022年6月4日(土)ウオーキングガイド再スタート

2022年06月07日 14時50分45秒 | 日記
 6月4日晴天の下、大阪の箕面から歩こう会の方々が茶畑風景の広がる和束に来られました。
一般の方をガイドさせていただいたのは、2020年新型コロナウイルスの出現が問題になって以来です。
感染の拡大とともに当然私たちのガイド活動も休止、停止という経過を辿りましたが、今回感染者数が減少しつつある現状を鑑み、正規のガイド要請を受けることになりました。

4日は晴れで木陰以外は暑いくらいでしたが、茶畑は太陽の光で尚一層美しく緑の波のうねりを楽しむことができました。
また、この時期は黒い寒冷紗を被せた様子や煎枝(茶樹を思い切って短く刈ることで更新をはかる)のために枝がむき出しになり枯れた様に見えるなど、緑の茶畑に黒や茶色の茶畑風景も混じって見えます。
どの茶樹も緑色と想像されていたので「あの茶色く見えるのは?」と、尋ねられていました。斜面の茶畑の様子が目の前に迫っているのも壮観でした。

 生業の中から生まれたこの美しい茶畑風景が、様々な姿をして眺める人々にその仕事の様子までも想像していただけるのは、文化的景観の理解へ繋がると感じました。
この日は、公共交通機関を利用しての和束町までの道のりでしたので、「長い時間乗ったわ~」とおっしゃりながら、茶畑風景に感動して「でも、来て良かった」との言葉にほっとしました。
今回は東海自然歩道を訪れた時、和束の茶畑に感動されたリーダーの方のお薦めで、会の方々が来てくださいました。
再スタートの始まりは、晴天で良い1日でした。
 一度、和束の茶畑を見てみたいと思われる方、和束の山々の斜面に見られる見事な茶畑や美しい山なり茶畑を眺めに来てください。
お待ちしています。    
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