和束 茶源郷ガイドの会「徒然草」

京都府景観資産登録の茶畑や史跡や歴史の中へご案内する和束茶源郷ガイドが皆さまの訪問をお待ちしています。

和束茶源郷ガイドの会 番外編 10月16日

2015年10月19日 13時19分33秒 | 日記
和束 茶源郷ガイドの会のお茶勉強会最終回は「お茶刈り体験」です

この日はガイドの会のメンバーの茶畑でお茶刈り体験をさせて頂く事になりました。
晴天に恵まれ、絶好の茶畑風景のところにも立ち寄りながら、体験させて頂く茶畑へ。
  
40年目を迎えたと言う茶畑に迎えられました。
機械の説明を聞き、まずは裾刈りを行う機械のエンジンをかけます。
茶畑の持ち主であり、本日の指導者の説明を聞いて 機械を手にいざ茶畑の中に入っていきます。
茶葉が不安がっているのではないかしらと、メンバーの見守る中、奥へと慎重に前進。
両サイドの裾を刈り落とした後は、刈りならし機で、上部を刈って行きます。
重さもあるし、筋と筋が接近している事も有り足元の木が歩く時に絡み、初めて入る茶園の中では、足の運びも難しく手元と、足元の両方に気を配らなければならず、冷や汗混じり。
 
今回の茶葉は刈り捨てられ、そのまま茶園の肥料となリますが、これに葉茶の重みが加わるとなると相当な重みがかかるわけですから、作業の大変さが想像できます。
和束の茶畑は、ここの茶畑のように斜面が多いですから、身体への負担も多くなります。
茶葉がこのような斜面で育まれ、人々の労働と相まって美味しいお茶が生み出されるのだと言う事を体験させていただきました。
この作業は霜が降りるまでの10月いっぱいの仕事だそうです。
初めて体験したメンバーは貴重な時間を過ごしました。 

道中、アサギマダラと言う長距離の旅をする蝶々が飛んでいるのに出会い感激。
この日の学習のおまけにしては良すぎる瞬間でした。

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2015茶源郷まつり

2015年10月08日 22時29分59秒 | 日記


今年の茶源郷まつりでは茶畑ツアー4コースを
和束 茶源郷ガイドの会がご案内します
茶畑ツアーの申し込みはこちらから⇒申込み窓口

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和束茶源郷ガイドの会 活動報告 10月4日(日)

2015年10月06日 00時25分06秒 | 日記
10月4日トラベル日本旅行様の団体25名の方が和束町に来られました。

9時に大阪の梅田を出られた御一行は、10時20分に和束茶カフェに到着した後、和束高橋まで移動して生業と茶畑景観のコースを歩きます。
まずは準備体操をして、石寺の茶畑景観へと進みました。
日差しの強い日でしたので皆さんの体調が心配されましたが、これは後で取り越し苦労であることが分かります。
和束町は坂が多く、高橋からのコースはいきなり坂があります。
そんな坂の事も話すと、この間は、もっと坂のところを歩いたと返事が返ってきました。
秋番茶のこの時期は小高い山の茶畑でお茶刈りされている風景をあちこちで見る事が出来ます。
また茶工場から流れるお茶の香ばしい香りを楽しむ事も出来ますし、お茶の木の下で可憐に咲くお茶の花にも出会えます。
今はウオークを楽しむ最高の時ではないかと思えてきます。
暑さにもめげず、皆さん列が離れる事も無く、とてもいい感じで歩いて下さり、仕事で往来する軽トラックにも度々出会いますが、
その時の行動も皆さんの対応が機敏だったので、ガイドする私にとって、とても助かりました。

お昼は和束テラスで茶づくし弁当を召し上がりました。
作られた恋茶グループの方から、後から聞いたことですが、とても奇麗に皆さんが食べて下さり、嬉しかったと。
午後は煎茶の淹れ方を学ばれる予定の皆さん。
きっと楽しんで帰ってくださったのではと、お弁当の話からそんな風に想像しました。
 

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和束茶源郷ガイドの会 和束風土記 10月4日(日)

2015年10月05日 12時57分37秒 | 日記
            産児司神社祭り


10月4日晴れ、今日は原山区の産児司神社で祭りが執り行われました。
この祭りは、安産祈願の主旨で執り行われます。
和束の中でも、お産に限定してのお祭りは他にありません。
この神社は地区の方たちは「産児司さん」と呼ばれています。
午前8時、会所に11人の区の役員の方々が集合し、祭りごとの準備物を軽トラックに積みこみ神社へと出発しました。
会所から、2分くらいで神社前に到着、茶畑横の坂の下の林の中に祠が祭られています。
両端の祠の中には、布袋様が鎮座しています。
勝手な思いですが、おなかの大きい布袋様が妊婦さんの姿に通じるからかしらと思いました。
   
15,6年前までは、青年団の方たちがこの祭りを執り行っていました。
また昔は境内で、子供の奉納相撲が行われていたそうです。
相撲をやめてからも、境内に砂を土俵の形に撒かれていたそうです。
区長さんからは砂を肥料袋5つほどに入れて毎年運んでいたとお聞きしました。
神社へのお供え物の中には、今年出産があったお家からのお供物もありました。
出産の前後は家の方がお参りされているようです。
昔から地域の子供たちの命を見守り続けてきた産児司神社。
今までも、そしてこれからも健やかな子供の誕生と成長を「産児司さん」は見守ってくださることでしょう。
原山地区の方たちは大きな安心をこの神様から頂かれているのだろうと思いました。

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