「百段階段」＠目黒雅叙園②

『土佐から来たぜよ！坂本龍馬展』は
没後１５０年・高知県立坂本龍馬記念館巡回展で
初めての県外巡回展示だったとのこと。

会場の一部屋一部屋がこじんまりしていたせいもあって
とにかく混んでいました。

江戸東京博物館と違って、撮影可能な展示物が多かったんですが
混んでいたので、見るので精一杯。

すきを見て写したのは京都近江屋の模型。


最上階では龍馬が亡くなる時の様子を
影絵で表現した動画が見られました。
臨場感ありました。
この障子に映ります。


岡田以蔵のものか？いわれる拳銃や
ソフトバンクの孫社長所蔵の龍馬の手紙などもありました。
孫社長の龍馬好きは有名なんですね～
初めて知りました。

あっそういえば前に図書館で
『坂本龍馬になりたかった男』と言う本を見かけて
誰が書いた小説なんだろうと思ったら
孫さんについて書かれた本だったことがありました。
借りずに終わりました・・・思い出しました

展示に隠れていますが、この建物、かなり素敵です。
今度、じっくり見てみたいと思いました。











帰りは、坂ノ途中の大円寺さんに寄って
あの急な坂を上って帰りました

『あなたならどうする』

いしだあゆみさんの歌

いえいえ
井上荒野さんの小説です。

ユニークな表紙に心惹かれて
読んでみました



いしだあゆみさんの歌と無関係ではなくて
昭和の歌謡曲を題材にした９編の短編集でした。

どのお話も、セピア色のイメージ。
その辺が、歌謡曲のイメージとマッチしているのかな。
この本の帯の言葉が、しっくりきました
ハッピーエンドではなく、
でも考えようによっては良かったのか・・・
白でもなく黒でもない・・・
みたいな感じでした。

最初の詩、「人妻ブルース」は
井上さんの作詞だそうです。

「サルビアの花」と「歌いたいの」以外は
子どものころに（ここ強調）
耳にしたことのある曲でした。

題名の「あなたならどうする」は
いしだあゆみさんの歌と言うよりも
珈琲に入れる粉末クリームのＣＭで
流れていた歌の印象の方が強いです。

ＣＤを探してみようかしら？