<その2に引き続き 調べたものをまとめています。>
(5)日本では現在どれくらいの原発があるの?
2011年現在では、全部で54基
北は北海道、南は鹿児島に至るまで。
比較的、海に面している場所に設置されている。
(6)全国の各基地における津波の想定はどのくらいまで考慮されていた?
津波の想定は最高でも北海道電力泊原発の9.8メートル
最も低い所では関西電力高浜原発3、4号機の0.74メートル
ちなみに福島第一原発では5.4−5.7m 第二原発では5.1−5.2m
今回の津波は予想をはるかに超える14m
全国規模でも10mの津波は想定されていなかった
(7)今後、原発の新増設の予定はあるのか?
現在建設中が2基、建設準備中が12基
今回の福島原子力発電所の事故を受け、原発重視から太陽光などクリーンエネルギー重視へと転換する考えが新たな方針として打ち出されている。
また14基中の2基が原発建設計画を大幅延期とすることになった。
こうして調べていくうちに、ある一つのホームページに偶然辿りつきました。
今回の原発事故で平井さん(1997年1月逝去)を
初めて知った方も多いのじゃないかな?
平井さんは20年間原子力発電所で働いていた現場の方で色んな内情がかかれていました。
自分の思い描いていた原発のイメージとはあまりにもかけ離れていたので正直ショックでした。
一例を挙げると
・素人が造る原発 定期点検工事も素人
・防護服は放射能を外に持ち出さないための単なる作業着。作業している人を放射能から守るものではない
・住民の被曝と差別
少しでもご興味がある方は一度ご覧下さい。リンク貼っています。
わたしは、原発に関して技術的・理論的知識もない全くの素人ですから
ニュースから報道される専門家の意見も、また平井さんの書かれたものも
どこが正しくて、どこが違うかも分かりません。
平井さんの書かれたものに対して反論される方がいらっしゃるのもまた事実です。
書かれたものにはその方の主観が強くでますから。
ただ、ニュースで日々報道される現実と
平井さんが書かれた「原発がどんなものか知ってほしい」を見比べると
大きなズレはないように感じられるんですね。
内情がそうだったら、今の現実もありえる話かなと。。。
信じる、信じないかはその方次第だと思いますが
「原発がどんなものか知ろう」とする気持は全ての方にとって必要な行為だなと感じます。
明日に続く。