雲の上を歩くひと

日常生活や、過去を振り返っての
回想日記(←ボケ防止のために綴ります。)

考える

2011-10-27 22:59:05 | ~おもうこと~
祖母・孝子が入院して10日近くなる。
手術後に全身麻酔から覚めたときの
孝子の一言が
「寒い!寒い!風邪引くわ!!」と吐き捨てるように言って
布団を、みの虫のようにグルグル巻きにしてかぶっている姿にはビックリした


いやいや、、、あんた風邪引くよりも6時間の大手術だったのよ
輸血したせいかしら。。。


さて、日が経つにつれ驚異的な回復力にはびっくりする。
出される食事は残さずに食べているみたいだし
歩けるようにもなった。


ただ、、、すごい頑固と言うかわがまま度が増してるんよね。
相手の状況(忙しいとか、寝ているとか)を考えずおかまいなしに感情をぶつけてくる。
家に居る時も凄かったけど、それはhoneとかの身内だから受け止めれた問題で
病院に居るときはhoneとかがそばにいないから、感情をぶつける相手が看護婦さんだったりする


昨日、病院に行ったときその現場を目の当たりにした。
なんでも他の患者さんの見舞客(偶然にも知り合いだったらしい)と話していたとき意見の食い違いがあったようで口論になってそれがずっと尾を引いていたみたいだった。看護婦さんが病室にくるたびにその話しをずっとして「あんたはどっちの見方なの!!なんでわたしの見方をしてくれへんの!!」と意見を押し付ける。

看護婦さんは、他にも業務が山積みなのに病室を通りかかるたび「なんで、こっち来てくれへんの!!何処行ってたの?」と


さすがにこれはあかん!!と思って母親と共に「おばあちゃん!!そんなわがままばっかり言ったらあかん。看護婦さん忙しいしやらなあかんこといっぱいあるのに手を止めてしまうことになるから」と言ったけど止まらない。そういう事が多々あった。


前からおかしいと思ったけど、痴呆が進んでいる気がする。


何度かお見舞いに来てくれている知り合いのおばさんとさっき話していたんだけど「話しがね。たまにおかしいんよ。こう、話しが通じなくなるというか会話にならへんと言うか。。。」ああ、やっぱり。。。


これから、どうしたらいいんだろう。
孝子は胃がんだけでなく、糖尿病、痴呆、高血圧、白内&緑内障と
色んなものを抱えている。


このうちのどれか一つだったら、それ専用の対処や食事療法など手厚く介護ができるけど
複雑に絡まってしまっているのでどう対処してあげたらいいかよく分からない。


とりあえず、担当医や看護婦さんに今思っていることを話してみようと思う。
食事療法なども併せて。








手術

2011-10-21 23:44:15 | ~おもうこと~
だいぶん更新しておらず、ごめんなさい

3日前に祖母・孝子が入院し今日無事手術を終えました。6時間にも及ぶ手術でした。
術前に、この手術は開腹してみないと分からない(CT画像上で、癌の他に正体が何か分からない巨大な影があった為)と説明を受けていたので、控え室で待っている間「1時間で終わったらどうしよう(手術不可能な状態)」とか考えていたのですが、無事に手術は成功しました!


手術後、執刀医から説明を受けました。
「癌の部分、正体不明の影も取ることが可能なものであったのでそれも切除しました。胃は全部摘出せず、1/5ですが残せました」とのこと。
実は昨日「胃は全摘になるかもしれない」と事前説明を受けたので覚悟してたのですが、ほんの少しでも胃が残せたことにホッとしました。


担当医&執刀医の方が、まだ4年目の専攻医だったので正直不安な面がずっとありました。わたしは石頭のような人間なんで「手術には長年の経験とか勘が必要ではないだろうか。」と考えたり。でも手術を終え、この先生に任せて良かったと思いました。


手術って、受ける本人が一番大変なのですが執刀する医者も同じように大変なんですね。今回手術を担当していただいた先生は11時半からはじまり17時半に終えた孝子の手術以外にも朝一から別の手術も担当されていたそうです。なので10時間以上はフルに立ちっぱなしで手術に向かっていたと思います。

今回思ったのが、医者は自分が思っている以上に大変なお仕事。それでも一人でも多くの人を助けようとして体力を酷使して頑張っているんですね。

一番印象的だったのが孝子の手術後、家族が呼び出されて「どんな手術をしたか」の説明を受けていたときの事なんですが 途中で先生の携帯が鳴り横にいる助手の方が替わりに出られていました「先生!子供さんが頭を打ってケガをしているみたいです。緊急搬送の依頼がかかっているのですが先生、、、断りま、、、」と言った瞬間「受けます!僕がします!引き受けて下さい!!」と一切迷わずに力強く放った言葉でした。


そして途中の説明をあやふやにすることなく、要点を私達家族に伝えてくれてさっとドアを開け出て行かれたのですね。
きっとあの後も、必死に緊急患者さんを診ていたことかと思います。
その姿を見て、若いから。。。と手術前に思っていた自分が恥ずかしいと思いました。
ベテランの医者も若い医者も関係ないんだ。一人でも多くの人を救いたいという気持は一緒で必死に立ち向かわれているんだと考えさせられました。

開けごま

2011-10-08 21:25:48 | ワンコとかニャンコとか♪


モモとバフの帰宅風景。
モモ&バフ「開けて~~」
玄関前で待っています。
そして鍵を持っていないhoneも家が開くのを待ってます。。。

※画像一番下がモモ、上がバフです。



ポコ「おめえ達、気合いが足りないんだよ。開けごま!!ワオ~~ン」

この後、玄関が孝子の手によって開けられました

風邪ですか?

2011-10-05 22:37:16 | ワンコとかニャンコとか♪
hone家のペット代々、かかりつけの獣医さんがいる。
もうこの先生とhone家は、30年以上前からの長いお付き合いで
ポコより前に飼っていた先代犬や猫も全部診てもらっていた。
色々と相談しやすいんよね。

ただ根っからの面倒くさがりなのか、先生が年老いてきたせいか分からないけど(多分、両方)
緊急を要する事態以外の診察<痙攣してるとか、呼吸がゼーゼー言って今にも倒れそうとか>はけっこう適当なのである。 それを前提にしての話。


今日honeがご飯を食べている途中のこと
オエッ!コホ!!ゴホ!!グワッ!!
部屋の中で誰かが喉をつまらせたような大きな音がした。


「何!?孝子?」と思ったら、孝子はすました顔
、、、、違う。誰??と思ったら


部屋の片隅にたたずむ白いフワフワとした物体。
犬のバフである。

バフ!!
急いでかけつける(ほどの距離でもないが。。)と
何かを飲み込んだみたいで喉につまらせているんよね
ああ、、、何飲み込んだの??そしてごめん
何十分とかけてもグワッ!ゴホ!っという音は途切れない。


慌てて先生に電話をしたら、往診中で近くをまわっているからhone家まで来てくれるとのこと。


それまで大丈夫かな?水を飲ませたりして30分後ようやく落ち着いた。
だけど、喉を振るわせながら時々小さくゴホ!と音を立てる。


2時間後、先生到着。
内容を話して、軽く診てもらうと


「こりゃ、、、、風邪やな!!」


イヤイヤ、、、先生。。。確かに何かを喉につまらせてからおかしいんですが。。。
hone「先生、でもこの子何かを喉につまらせてからグワグワ言うて苦しそうにしてたんですが?」


先生「最近多いねん。グワグワ言うて何か喉つまらせたかと思ったら風邪やった子が」
キリットした面持ちで語る先生。

hone「でも先生、、、」
先生「うちの診療所でもこの間おってん。風邪やねん」


呆気にとられるhone。そのままバフと顔を見合わせたまま
バフ「わたし風邪やの?」
hone「そやねん。あんた何か風邪らしいわ」
みたいな会話をアイキャッチでしてみた。


hone「はあ~、、、風邪ですか?」
先生「そう!風邪 また夜ひどくなったらうちに連れてきて!!じゃあ!!」
白いバンに乗り込む先生。

触らずに近くから診ただけだから診察料は不要だった。


遠ざかる白いバンを遠目に
「風邪かあ。。。」つぶやいてみた。

洗脳された信者にでもなったような気分だ。
そういえば風邪に思えてこなくもない。

いやいやいや!!違うんやけど。。。

その後

2011-10-01 20:52:45 | ~おもうこと~
10月に入りました!
今年も残すところあと2ヶ月ですよね。
なんか、2~3年くらい前から時間が経つのが
めちゃくちゃ早く感じるなあ。


さて、9月末に全ての検査結果を聞きに祖母・孝子、母・良子と共に病院に行ってきました。


結果は、進行性の胃がんであることは間違いなし
前回のCT画像上では分からなかった不鮮明な影の正体は今回の追加検査でも
「残念ながら分からない」と言われました。


なんだろう。。。画像を見せてもらうと癌よりも何十倍もの大きさのもやっとした影が横隔膜あたりに広がってるんよね。木の根っこがはってるようにじわ~っと広がっている影。


ただ「手術は出来ます。」と言われたのが救い。
前回の検査結果では「もし、手術するとすれば胃全摘になります」と言われたのだけど今回の追加検査の結果では「胃は2/3摘出になります」となった。
胃が少しでも残せるのはありがたい!!


追加検査の画像上では「他に転移は見られない。だけど、不鮮明な影の正体が何であるかが分からない状態が心配。手術を前提に腹部を開いてそれらが悪いものであればすぐに閉じます。その場合手術はできません」とのこと。


全てはお腹を開いてみてからだ。
どれだけ進行しているのかも、ひょっとしたら他に転移があるかもしれないということも。


とりあえず、行ったその日に手術に必要な検査を受けました。
心電図やら、血液・尿の検査、肺機能検査。感染症にかかっているか、心臓や肺機能がしっかりしているかなどを知る為に必要らしい。


病院ってしょうがない事なんだけど病状を知るのにも、手術を受けるにもあらゆる検査が必要になってくる。検査、検査。。。それだけでも体力も気力も消耗するよね。もちろんその分、時間も経過していく。お年寄りや、病気が進行して体力がない病人でも受けなくてはならない道のり。


今後、医療器機がもっともっと発達して何十年、何百年か後に体重計のように乗るだけで全ての身体状態が分かるものが出来ていればいいのに。そうすれば、もっと多くの人が早期に病院を受診することをためらうことなく、また余分な体力や気力をつかわずに1日でも早く手術に挑めるのになーと感じる今日この頃。