最近海外の冒険小説にはまっている。巨匠ジャックヒギンズから始まってカイルスワンソンシリーズ、グレイマンシリーズと梯子している。プロフェッショナルが己の知恵と経験、そして鍛え抜かれた体を駆使して危機的状況を切り抜けていく、というシチュエーションが好きなのだ。これに悲壮感が加わっていると最高。
はまるきっかけとなったのは「鷲は舞い降りた」。第2次世界大戦末期、イギリス首相チャーチルを誘拐せんとするド . . . 本文を読む
繁忙期が終わったら旅行に行きたい。少し遠いところで一泊したい。ボケーっとして頭をリラックスさせたい。この一カ月ずっと戦闘態勢だったので、脳みそがニュートラルな状態を忘れてしまった。精神にも負荷はかかったけれど、これは織り込み済みだった。予想外だったのが体の疲労だ。休みなく重労働が続く日々だったので、疲れが体の芯の方まで残っている感じがする。温泉に浸かったものの焼石に水のごとし。一日中ベットで横にな . . . 本文を読む
「秋だな」
「秋ですね」
「寒い秋だな」
「寒い秋ですね」
「お仕事が最も忙しい季節で、わたくし大変疲れております」
「お疲れ様でございます」
「この疲れをいやすべく、近所の温泉に行ってきました」
「またですか。好きですね温泉」
「温泉以上にコスパがいい娯楽施設ってなかなか無いと思うんだ。それはともかく、温泉に浸かってたときのことだ」
「男湯にですよね」
「何言ってんだお前は」 . . . 本文を読む