買ったはいいけど読んでない本がずいぶんある。少しは消化したいので手に取ったのはヘミングウェイの「武器よさらば」。多分学生時代に買ったやつだ。とりあえず名作と呼ばれる本を読んでみようと思い立っていた恥ずかしいあの時期に購入したやつだ。武器がさらばする前に本が本棚におさらばしてしまって早10年。リベンジ戦だ。
しかしあれだ。冷静に表紙を見返すと、表紙が著者の肖像画(もしくは写真)だ。遥か昔に読んだ「 . . . 本文を読む
仕事で空回りする。行動する前に一回深呼吸すべきなのに。焦りが全てを台無しにする。どうすればいいんだろう。
ここまでやっておけば親切かな、と思ったそれが余計なひと手間となっている。悪しき循環だ。洒落にならん。正直落ち込む。
自分の専門ならとにかく、わからない土俵で無理やりに立ち回らなければいけない無力感が今のナーバスな精神状態を作っているのは間違いない。その対策として正攻法なのはひたすら勉強する . . . 本文を読む
雨が降った。何となく「珍しい」と感じた。そうだ、この季節に降るのは雪だから、雨が降るのは久しぶりだった。
この時期の雨は性質が悪い。雪になるかならないかというギリギリの冷たさを保った雨。降られると服がぬれて寒い。春が近づいている証拠と考えれば、まぁ仕方ないと思えるか。同じ雨でも梅雨時期の雨はゆったりした空気の流れを感じて心地よいのに、結構違うものだ。空気はジメジメするけど。
その空気がジメジメ . . . 本文を読む
慣れない仕事をする時はいつも以上に頭が疲れる。帰宅するとついこたつで寝転がってぐうたらし、無駄な時間を過ごしてしまう。この傾向はいけない。グダグダとしている暇があったらもっと有意義なことに時間を使うべきだ。そんな考えで自らを奮い立たせて、とりあえず公営ジムに行く。金曜日なら飲み会とかあるしそんなに混んでないと思ったけど、案外人がいた。10代後半から、精々21,2歳って感じの野郎どもが、トレーニング . . . 本文を読む
冬は太る。ネズミとかスズメとか見てよくわかる。脂肪細胞が活性化する。いや、活性化したら細胞が減るはずだからこの表現はおかしい。「寒いから太れ」と体が命令している。寒くても死なないからやめてくれ。そこそこ運動しているはずなのに、少しずつ少しずつ体重が増えていく恐怖。摂取したエネルギーを余すことなく蓄えようとする人体の不思議には敬服するばかりだ、とか言ってられない。とにかくこの時期は体重の現状維持が精 . . . 本文を読む