le temps et l'espace

「時間と空間」の意。私に訪れてくれた時間と空間のひとつひとつを大切に、心に正直に徒然と残していきたいなと思います。

驀仙坊(東京 中目黒)

2011年03月14日 | 蕎麦
雑誌で見て、ちょっといいなと思ったお店。写真家、立木さんご贔屓の店だそうです




この細さが好ましい。食感はザラザラしていますが、水切りの加減が絶妙で音を立ててすすりやすい。深みのある香ばしさ。個人的には山葵と食べるのが一番合うように思いました。


こちらもまたみかけによらず?味があるんです。そばの旨みと表現すれば良いのでしょうか。こちらは出汁との相性が抜群でした。上と同じく、この細さが好ましいのですが角からつまんでもなかなか切れなかった記憶があります。長い!そして、蕎麦と蕎麦がくっつき始める時間が早かったように思います。

このお店はアテも充実しています。器との彩りもすばらしく、そばがきは灰色をしているので赤が入った器へ、白和えは鮮やかな青が入った器に盛って華やかさをプラスしています。
お隣とのテーブルの感覚も計算されているように不快感を与えません。思い思いに楽しむことができます。比較的年齢層は高かったと思います。そして、お昼時を過ぎてもコンスタントにお客さんが訪れていました。
モダンな雰囲気はありながら、昔ながらの蕎麦屋さんの雰囲気もあって・・また行きたいと思います。

訪れた日:2011年1月22日(土)