天の川は、さそり座付近と白鳥座付近では濃さがずいぶんと異なります。白鳥座付近は星の粒々感がありますが、さそり座付近は白い塗料を塗りこんだように見えます。国内でも条件の良いときは白く濃いなあとは思っていましたが、今後はこれを思い出しながら、夏の銀河をもっと楽しめそうです。

写真は構図決めのため高感度で撮影したものですが、短時間なので地上風景が流れず、これもアリかなと思います。現地での見た印象は、今回私の撮影した中ではこれが一番近い印象です。
さそり座が頭から地上に落ち込むように沈みます。日本では横たわりながら沈むので違いが面白いです。
写真は、魚眼レンズを使用しています。地上風景(黒い部分)は半分ほどトリミングしています。