紫金山・アトラス彗星がまだ健在との情報もあるので、とりあえず観測地のロケハンをしてきました。この彗星は近日点通過が9月27日です。なんとか、崩壊せずにいてほしいです。
観測好機と言われている10月中旬以降は夕方で見やすい高度なのですが、予想光度の明るさは2等級です。しかし、9月末は高度が低くてチャンスが少ないのですが、光度は明るく-2.3等です。香川では9月末の高度は2~4度です。天文薄明開始が4時35分頃、5時頃までは何とか撮影できるのではと考えています。
高度が低いので天候に大きく影響を受けます。狭い香川ですが、東西で雲の出方も変わるので写真撮影できそうな場所を2カ所確認してきました。2カ所の距離は直線で約60km離れています。我が家からは30km(50分)と50km(80分)の場所です。
ここは、父母ヶ浜も見える場所です。通常、星の観測には不向きな場所ですが今回は一押しかな?。東方向の明かりの確認していないのでもう一度夜にロケハンです。カノープスが見やすい場所です。
もう一カ所は我が家からは髙松を超えて出かけます。
昨夜、空全体の明るさ確認のため魚眼レンズで撮影。灯台の明かりはありますが、大丈夫ではと考えています。
ここ大串公園は今年改装され芝生が敷き詰められています。昨夜も一グルーブ4名がシートを敷き星空を堪能していました。流星観測にも適していて、カノープスも見える場所ではと思っています。秋の天の川も目視できます。昨夜も昇って来たペルセウス座付近の天の川も確認できました。
県内のほぼ中央付近に位置して、こんなに星の見える行きやすい場所は少ないです。半島の東寄りで髙松の明かりを少し避けるだけでとても良い星空公園になりそうです。天の川が見える、流星も観測できる、カノープスも見える羨ましい環境です。