緑茶を氷水で淹れると、カフェインとタンニンが抽出されず、アミノ酸成分であるテアニンが抽出されるので、寝る前の飲料にもお勧めですよ〜。と、yahoo newに上がっていたので、先月、馴染みのお茶屋さんに行った時に、店員さんに勧められて買ってあった、ケバ茶があったのを思い出して、淹れてみた。
ケバ茶というのは、一般的には、茶葉の葉脈やスジの部分なのだそうで、製茶の時に出る物で、出物と言われる物らしく、一般流通には乗らないらしいのですが、地元の製茶業のお店では、新茶の時期にちょっとだけ販売してくれます。
玉露を淹れるように、60度ぐらいの温度で、優しくゆっくり抽出すると、雑味も出ずに美味しく入るので、毎年楽しみにしていました。
今年は水出しがおすすめですよ〜とアルバイトの女の子が、朝から茶葉をポットに入れて、冷蔵庫に入れておきました〜と言って試飲させてくれました。
その時も、水出しだとカフェインが出ないので冷やして水分補給にお勧めだと言われたので、カフェイン量は?午後飲んでも眠れるかな?と質問攻めにしてしまって、店員さんを変な空気にしてしまって、ごめん、自分で調べるね🔎。って言って帰って来たのに、棚上げにしてあったのでした。
試飲させてもらった冷茶がとっても美味しかったので、2袋買ってあったけど、カフェイン量とか、抽出温度とか、調べず、朝に普通に熱いお茶で飲んでいたのでした。
そんな矢先のyahoo new記事だったので、寝る前のお勧め飲料として紹介されていたので、説明の通りに、氷を入れて氷水で5分で抽出してみました。
睡眠の質の改善に寄与したかどうかは、疑問でしたけど、美味しかったので、しばらく続けてみました。
とても美味しいし、なんか元気出る感じがするぞーと、お茶屋さんのアルバイトちゃんが言っていた方法で600cc程ポットで作ってみたのですが、お茶パックに入れた状態で冷蔵庫保管にしてしまっていたのは、どうやらNGだったようで、胃に来てしまいました。
NGポイントは、2つ。
暑い日だったので、冷たく美味しい飲料だったから、ついついがぶ飲みしてしまった。
持ち運びの間に抽出適温を超えてしまった状態で、ゆすってしまっていたようで、カフェインとタンニンが抽出されていたのにもかかわらず、飲んだ時の温度が低かった為に、お茶の味がわかって無かった。
胃の調子が悪くなって、改めて、きちんと調べてみたら、カフェインとタンニンを抽出せず、テアニンを抽出するお茶の淹れ方は、氷水の温度である0、5度で2時間の抽出までが限度の様です。
抽出が終わったら、茶葉は取り出して、室温で放置しておくほうが、お茶の旨味も味わえて、胃にも優しいので、この茶葉には、この淹れ方が良いようです。
今回、水出し緑茶などのワードで調べると、まとめ記事や企業内ブログなど、エビデンスにかける物が多くて困りました。
そもそも、茶葉自体の個性が様々なので、地区の農研のデータも様々ですし、抽出条件も一定では無いので、あてに出来るデータと言えるものは、傾向がわかる程度のものしか見つけられ無かったので、リンクは貼らずにおきます。
緑茶好きとしては、緑茶は、産地や銘柄、生育方法、摘み取り時期や製茶方法、その上に抽出技履、提供方法までを含めた総合芸術だと思っているんです。
宇治のお茶屋に行って、お師匠さんのお茶が飲みたいなぁ〜
早く試験が終われば良いのになぁ〜