アレコレ着る人委員会「平成きもの白書」

委員会は、着る人にとって好ましい商品やサービスや環境を積極的に情報発信し、快適なきもの環境を作ることを目指します。

リアルでなければ…

2011-11-06 22:31:05 | 日記

閑話休題(1)

結構漫画、コミックが好きです。好きなコミックは幾つかありますが、そのうちの1つは「リアル・クローズ」。少女漫画で人気の槇村さとるの原作で、黒木瞳の主演でTVドラマにもなったので、ご存じの方も多いと思います。このリアル・クローズの巻9に、こんな台詞があります。

「目的地には、3回 角を曲がると着くんだよ」。間に3人の人が入れば、大統領にも届く、と言われていますが、案外簡単と言うことですよね。

着る人委員会のアンケートに書き込まれたコメント、実現するの、実は簡単なのことなんです。

 


着物友達が、欲しい!

2011-11-06 18:14:07 | 第1回アンケート

着る人委員会に期待すること(3)

楽しんで、学べ、着る人同士の交流の場の企画①
 

♥着物好きな人と交流したいです。おでかけとか着物でお洒落して参加したいです。着物友達が欲しいです。36歳/きもの歴1年)

着物についての多方面にわたる情報を発信していただきたいです。特に日常の普段着の着こなしについて知りたいと思っています。50歳/きもの歴1年)

着物を着る人たち同士での意見交換、楽しみ方、悩みの共有や解決着物を作ったり、販売している人たちのことを知りたい!!(まだまだ未知の世界・・)34歳/きもの歴1年)

着る人同士の情報交換の場所。パーティーなど41歳/きもの歴1年)

商品や書籍などを世に出す・・・ではなく、“動き”とか“場”みたいな無形のものが生み出すきっかけのようなものになれば良いなと思います。40歳/きもの歴2年)

着物について、語り合う仲間との出会い。もっと着物を広めるためのイベント活動など。27歳/きもの歴2年)

時代にマッチした着物の知識を身に着けたい。着物を身近に感じることが出来るようになりたい58歳/きもの歴2年)

どういったときにきものを着ているのか…とか、どういったところでお買い求めしているか…とか、きものを身近な物にどうやってしているのかとか、色々知りたいです。32歳/きもの歴2年)

委員会同士が、何らかの形で交流する機会があったら嬉しいなと思っています(いわゆる着物友が一人もいないので)。それから、産地訪問、これは是非実現して頂きたいです。反物がどうやって作られているのか、何故高値で売られているのか、成り立ちや仕組みを勉強したくても、実態を知ることが出来ないのが現状なので(今まで2回、産地訪問しましたが、結局、最後は反物の購入を迫られ、非常に不愉快な思いをしました。最初から購入は出来ないと申し伝えていたにも関わらず。もちろん販売に繋げることは大変大切ですが、産地の方は、まずは、ファンを増やそう、存在や現状を知って貰おうと言う気は無いのでしょうか?)36歳/きもの歴2年)

茶事や冠婚葬祭以外の、普段着お出かけ着としてきものを着ている人がどのように着ているか知りたい。(43歳/きもの歴2年)

着物を来ている人が少ないので、もっと着物が普及するきっかけとなる活動をしてしてくれたら、嬉しいと思います。42歳/きもの歴3年)

 


売る人も、作る人も、着る人をもっと知りたい!

2011-11-05 11:00:09 | 第1回アンケート
「着る人委員会」に期待すること(2)
 
「着る人、売る人、作る人との交流、相互理解、そして商品の共創」②
着る人委員会には、呉服店の店主や女将さん、スタッフなど・売り手の方や織り元などメーカー・作る手の方も参加しています。売る人、作る人であり、着る人でもある立場から、自店のお客様や自分の見知っている範囲だけでなく、もっともっと多くの着る人のことを知りたい、という悩み、想いにあふれています。また昔から「なぜ、呉服屋さんはきものを着ないの」という七不思議がありますが、着る人委員会に参加された呉服関係者、当たり前ですがほぼ日常きものを着る人です。その割に「きもの歴1年、浅いな」と思うかもしれませんが、補足するとお店だけでなく、ほぼ日常で着るようになってということです。

 

♥自分が感じている着物(生産、販売、着用するにあたって)に対しての疑問点、違和感が果たして他の大勢の方と一緒なのか?またそれらの感覚がはっきり明文化されて、それに対する解決策が、見えてくるといいなと思っています(40代/きもの歴1年)

♥着る人のことをもっと知りたいです。例えば、皆さんどのような事で悩んでいるのか。どんな経緯で着物を着るようになったのか。・今はどんな場所で着物を着ているのか。・夏場も着物を着ているのか。などなど。(30代/きもの歴1年)

♥着る人に必要な情報の集積。為になること。いろんな工夫。(49歳/きもの歴1年)

♥きものを着ている人、着たいと思っている人の本音が見えてくるといいと思います。(49歳/きもの歴1年)

♥「着る人」のさまざまな声をまずは聞きたいです。(34歳/きもの歴3年)

♥着る人の生の声が聞きたいです。普段着のスタイリングについてや、訪問着を着ているのか?いわゆる呉服のルールがどこまでしんとうしているのか?(44歳/きもの歴5年)

♥作る人に、着る人の要望が届くこと。(38歳/きもの歴14年)

♥着物に関するありとあらゆる情報。業界への進言。着物好きの横つながり。(51歳/きもの歴20年)

♥実際に着物を着る人から、着物を楽しんでいる生の声を聞きたい。呉服屋に対するご意見も。(46歳/きもの歴20年)

 さて下記のようなご意見もあります。確かに。しかしサンプル数の問題より、着る人の不便や思いを基に「変えてゆこう」という志が希薄だったり、あるいは機が熟していなかったり、ということだったのかも―。

♥「着る人の本音」が明らかになること。「皆さんこう思っているらしい」というのはこれまでもありましたが、少ないサンプル数での議論にはあまり意味を感じません。(45歳/きもの歴9年)

 

ネットの不都合などで[登録]が上手くできなかった方を入れると最終第1期の委員は150人とちょうど切れの良い人数になりました。150がサンプルとして多いか少ないか、と言えば少ないと思います。しあkし「北京の蝶」の寓話ではありませんが、150人が本音を語り合い、しかもチーム∞アレコレが、「着る人に好ましい環境作りの胆」を上手くコーディネイトできれば、きもの環境を変えることが出来ると思います。何を、どう動かすかが問題ですが―、それはこれから皆さんと議論を重ねてゆきましょう。アンケートからは、1つのパワーとして現状に変えてゆく、能動的な活動にして行こうという流れが確実に見えますから。

着物を着ている人達の声をまとめて生産者や販売者に届けることで、何か動いたら面白いかなぁ、と思っています。(43歳/きもの歴11年)

  


相互理解から、新しい何かが生まれれば…

2011-11-05 09:32:07 | 第1回アンケート
「着る人委員会」に期待すること(1)
 
「着る人、売る人、作る人との交流、相互理解、そして商品の共創」①

♥着物を着る人が、作り手や売り手に思いを伝えるという試みが面白いと感じた。(54歳/きもの歴1年)
♥着物を作る方、売る方に私たち着る人の考えを知っていただき、私たちも売る方のことを知ることで、今後の着物業界について、前向きで有意義な検討材料になればいいな、と思っております(27歳/きもの歴2年)

♥着る人のお財布事情や着用用途(着物を購入する人が、必ず和のお稽古をしているとは限らないと思います)や、売る人の販売価格や商品ラインナップの多様化(洋服で例えるならg.u.からDC ブランドのプレタの様な選択肢)と、作る人の裾野の拡充や製作環境の周知・改善など、三者間の繋がりになにかしらの波紋を投げ掛けて欲しいです。(33歳/きもの歴2年)

♥売る方の人たちが着る人(着物ユーザー側)のニーズを捉え、うまく循環し、日本の行き詰まった着物文化を改革したい。(45歳/きもの歴2年)

♥染めや仕立てなどについて、多くの人の意見や希望を集約して、現状のきまりごとに改善点をみいだし、実際染めや仕立てなどの現場に生かしていくこと。(31歳/きもの歴2年)

♥きものを、晴れ着やお茶会など特別な日や特別な人のものとしてだけではなく、普段着としてその人に合った個性と所得で楽しめるような雰囲気づくり。(すなわち、作る人、売る人、着る人それぞれの意識の醸成)(42歳/きもの歴3年)

♥多くの人に着物が身近になるように、生産者、メーカー、販売店に働きかけるようになること。(34歳/きもの歴3年)

♥このPJを通してメーカー、小売店の方と意識共有することで、着物本来の良さを踏襲しながらも、現代のライフスタイルにより適した製品が生まれること。日常の着物がずっと続いていたとしたら、自然な形で現代に即した進化(生活に合わせた快適性など)が見られたはずだと思います。今は多くの人が多かれ少なかれ「頑張って」着るものになっていると感じており(またそれが楽しさと表裏だったりするのですが)、着物本来の良さを受け継ぎつつも、現代によりフィットした製品が生まれることで、快適性が増し、無理のない自然な着物との付き合いや、新たに着物を着る人が生まれると思います。(35歳/きもの歴3年)

♥有名な産地や織物は本や呉服屋で良く知られていますが、全国にはまだまだ知られていない特産の織物があると思います。今回全国の人に繋がり、全国に発信出来る機会に恵まれたので、「地元にはこんな織物があるよ」「こんなに頑張っている人がいるよ」というのを知りたいです(46歳/きもの歴5年)

♥着物とは贅沢だろうか?道楽だろうか?着物を着る人は変わっているのだろうか?それ以外に日常着として楽しむレベルとは、着物を着る人はこれをどの程度を考えているのだろうか?個人それぞれの価値観が違うのだから、と言われればそれでお終いですが、リアルに着物を着て楽しんでいる方たちのお気持ちを色々聞いてみたい。・私は着物にあまりお金をかけない(現実としてかけられない)のですが、それじゃダメなのかと思う場面が多々あります。かといって、職人さんの手業に対しては、もっと大きく知られ評価を得るべきであるし、逆に業者によって偏った価値が押し付けられるのにも疑問を感じます。かつては多く存在した呉服商も少なくなったことから、あまりに業界が着物の専門知識と商品に付加価値をつけ過ぎて、上から目線で消費者を見るのもおかしなことだと思います。出来れば「着る人委員会」を通して、世間一般における着物に対する目線が、もっと敷居を低く、且つその裾野が広がって欲しいと思います。またそれが単なる「懐古主義」ではなく、今現在に生きる着物に繋がれば、素晴らしいと思います。ただ着物を好きな群れる人々で終わらないように、ちょっと考えてみたいのです。(51歳/きもの歴5年)

♥呉服店とお客様とのかい離状態が、少しでも少なくなることを期待しています 。(54歳/きもの歴5年)

♥着たいと思う着物や着物回りの小物の提案、希望が作り手に伝わり、反映されること。値段あってなしと言われる着物などの価格の適正さを知ることができる。(37歳/きもの歴6年)

♥作る人と売る人と買う人と着る人の思いをすり合わせていけたらいいなと思っています。(46歳/きもの歴7年)

♥じっさいに着物を着ている人々のいろんな考えを集めることで着物を楽しんで着る人が増えること。さらに着物を作る人・売る人への新たな提案につながればいいなと思います40歳/きもの歴6年)

♥着物を作る側、売る側と、着物を着る人の欲するところの違いが明確になればいいと思います。(33歳/きもの歴7年)

♥「売る人の売りたいもの」と「着る人の欲しいもの」の差を縮めて頂ければと思います。また『作った人』との距離が縮まるような情報を頂きたいです。(36歳/きもの歴7年)

♥作る人・売る人にとって明るい資料となり、買う人・着る人に還元される利になればと思います。(37歳/きもの歴7年)

♥着る人、売る人相互の橋渡し(売り手側に着る立場のニーズを知ってほしいのはもちろんですが、こちらも作り手、売り手の事情をもっと知りたい。呉服屋さんを怖がってばかりいないで強い味方にすることができたら最高!)(41歳/きもの歴8年)

♥日常的に着物を着ている人の意見や要望をとりまとめ、販売側に伝えていただき新たなアイデア商品や便利グッズが生まれると面白いと思う。(35歳/きもの歴7年)

♥この機会で、自分が着たいような着物を作ってくれる販売者などが出て来たら良いなと思います(36歳/きもの歴15年)

♥生産者・販売者・消費者が一体となって、皆にとって良い商品やサービスを構築できる場になると嬉しいと思います。(37歳/きもの歴15年)

♥きものはもっと身近だということを広く一般の方に知っていただけるようなメッセージを発信できたらいいなと思います。実際に着ている人たちの思いが売る側、製作する側に伝わること。反対に私たちも売る側製作する側の話も聞いてみたいです。きもの好きな方々との交流があればうれしいです。(31歳/きもの歴16年)

♥着物が、今までよりも着る人が楽しめるようになるアクションになってほしい。今後、着物市場が先細る一方ではなく、より生活に密着したものになっていって欲しい。(34歳/きもの歴17年)

着る側からの疑問や要望を売り手作り手側に届けられたら嬉しいです。(43歳/きもの歴2年)


着る人委員会[特別イベント」の開催案内

2011-11-03 19:57:24 | イベント

2012年にきもの元気を発信する着る人委員会・特別イベント開催

スピードと小回りが効くアレコレ。アンケート結果を受け、早速行動開始!

さらに素早くアンケートご覧下さり、賛同くださった呉服店、メーカーか

「いま出来るコトから応えよう」ということで急遽企画しました。

この素早い動きに、きもの環境が変わる予感がします!

  1. 開催日時/12月4日(日曜日)12:00~17:00
  2. 開催場所/コレド室町12階 日本橋倶楽                              東京都中央区日本橋室町2-2-室町東三井ビルディング12
  3. 参加会費/おひとり1,500円
  4. 募集人数①/着る人委員会委員 50名 
  5. 募集人数②/アレ定期購読者  25名
  6. 応募締切り/11月15日  *応募者多数の場合は、抽選となります!
  7. 応募方法①/fax 03-6808-1819
  8. 応募方法②/info@arecole.com   
  9. 応募手続き/応募方法①②どちらの場合も「お名前、〒、住所、連絡先電話番号」を記載の上、読者か委員かを明記下さい。

イベント内容

  1. 第1回アンケート集計報告
  2. 作る人交流/金麦のCM浴衣で話題の藤井絞が、絞りの世界を紹介!
  3. 売る人交流/世代も場所も違う呉服店主が、優しさを秘めた愛情と英知で鋭くあらゆる相談、悩みに即答します!
  4. 着る人交流
  5. 新プロジェクト発表&参加

盛りだくさんで、チーム∞アレコレに期待されている要望を1歩踏み込んで実現します!会場の都合で人数は限られますが、奮って参加下さい。