今日の福島民報記事
鹿児島県と山口県の観光関係者が、風評被害で苦しむ会津若松市を応援しようと今月六日、同市の会津鶴ヶ城を訪れる。「薩長盟約」による支援で、震災後の観光交流促進を目指す。百四十三年前の戊辰戦争で敵対した会津との関係に、果たして一石を投じることになるか。
鹿児島県「薩摩」と山口「長州」の観光連盟は2年前に「薩長同盟」を結び、観光交流を進めている。震災直後から会津若松市や本県を応援しようという機運が高まり、JTBグループの仲立ちで実現する。呼びかけに応じた関係者約50人が会津若松市に駆けつけ、両県の代表が会津若松市の代表にエールを送る。
会津若松市の菅家一郎市長は「民間レベルの観光関係者の交流は歓迎したい」としている。ただ、郷土史に詳しい七十代の男性は「戊辰戦争の歴史を踏まえると、「薩摩」「長州」を強調した応援は会津人として素直に受けていいものか」思い複雑な心境だ。
ここでご存知のかたも多いと思いますが、真面目な会津人気質を表す『会津藩什の掟』をご紹介。
会津藩高「日新館」入学前の六歳から九歳までの間、子供たちは地域ごとに組を作り、武士としての心構えを学びました。「什の掟」は会津藩士としての心構えを定めたもので、会津精神の基礎です。
「ならぬことはならぬものです。」は、ベストセラー「国家の品格」でも取り上げられました。
什の掟
一、年長者の言うことにそむいてはなりませぬ。
二、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ。
三、虚言をいうことはなりませぬ。
四、卑怯な振舞をしてはなりませぬ。
五、弱いものをいじめてはなりませぬ。
六、戸外で物を食べてはなりませぬ。
七、戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ。
ならぬことはならぬものです。
規律の大切さ、至誠の精神。
現代教育にもこの精神があればと思います
もうひとつ会津人の性格を表す言葉を紹介します。
会津の三泣き
「会津に来たときはその閉鎖的な人間関係に泣き、なじんでくると人情の深さに泣き、去るときは会津人の人情が忘れ難く泣く」
*会津気質をよく表しています。
鹿児島県と山口県の観光関係者が、風評被害で苦しむ会津若松市を応援しようと今月六日、同市の会津鶴ヶ城を訪れる。「薩長盟約」による支援で、震災後の観光交流促進を目指す。百四十三年前の戊辰戦争で敵対した会津との関係に、果たして一石を投じることになるか。
鹿児島県「薩摩」と山口「長州」の観光連盟は2年前に「薩長同盟」を結び、観光交流を進めている。震災直後から会津若松市や本県を応援しようという機運が高まり、JTBグループの仲立ちで実現する。呼びかけに応じた関係者約50人が会津若松市に駆けつけ、両県の代表が会津若松市の代表にエールを送る。
会津若松市の菅家一郎市長は「民間レベルの観光関係者の交流は歓迎したい」としている。ただ、郷土史に詳しい七十代の男性は「戊辰戦争の歴史を踏まえると、「薩摩」「長州」を強調した応援は会津人として素直に受けていいものか」思い複雑な心境だ。
ここでご存知のかたも多いと思いますが、真面目な会津人気質を表す『会津藩什の掟』をご紹介。
会津藩高「日新館」入学前の六歳から九歳までの間、子供たちは地域ごとに組を作り、武士としての心構えを学びました。「什の掟」は会津藩士としての心構えを定めたもので、会津精神の基礎です。
「ならぬことはならぬものです。」は、ベストセラー「国家の品格」でも取り上げられました。
什の掟
一、年長者の言うことにそむいてはなりませぬ。
二、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ。
三、虚言をいうことはなりませぬ。
四、卑怯な振舞をしてはなりませぬ。
五、弱いものをいじめてはなりませぬ。
六、戸外で物を食べてはなりませぬ。
七、戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ。
ならぬことはならぬものです。
規律の大切さ、至誠の精神。
現代教育にもこの精神があればと思います
もうひとつ会津人の性格を表す言葉を紹介します。
会津の三泣き
「会津に来たときはその閉鎖的な人間関係に泣き、なじんでくると人情の深さに泣き、去るときは会津人の人情が忘れ難く泣く」
*会津気質をよく表しています。