グローバル放射線計測ネットワーク

今日は磐梯熱海にて福島県旅連、役員会開催。
浜通り、中通り、会津各地方から多くの役員、支部長が集まり、福島県の観光復興への課題、取り組み、組合としての対策などが話し合われました。

会議の冒頭に日本学術振興会東日本大震災・原発災害復興支援プロジェクトによる「グローバル放射線計測ネットワーク」プロジェクトが大阪大学　佐藤了平教授より発表がありました。

このプロジェクトは国や県など行政の手が未だ及ばない地域の放射線に関する情報提供と質疑応答を行い、心ない風評被害を軽減していこうという活動です。

「長期にわたる放射線計画を行うネットワークシステムを県内に構築、世界へ放射線量マップ配信を行い、データを保存し、未来に活かす活動とする。
その地点は風評被害で大打撃を受けている福島県内の温泉観光地に設ける計画。羽鳥湖も候補地の一つです。システムが完成すればリアルタイムな希望地点の放射線量情報だけではなく継続測定により減衰がグラフによって確認ができます。

実用化により福島の産業・観光復興に貢献できることと思います。