子供の成人式や大学の卒業式の準備で、久しぶりに着物を見る機会があった。着物の柄の配色や構図をながめていると、昔から受け継がれた日本人の美的感覚のすばらしさに感動した。
この着物は、妻が子供も頃着ていたもので、タンスの奥にしまいこんであったものを引っ張りだしたものである。艶やかである。おそらく、はじめて袖をとおした本人も自分の背伸びした姿にうっとりしたことであろう。
窓辺に吊るした着物は、木漏れ日のひかりの中では、表地の柄と裏地の柄が合い重なって、走馬灯のように絵が変形して美しかった。
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