スモークツリーが咲いていた(?) 咲いていたというのだろうか?
棉花のようなものをつけている。
ホウキグサの穂よりもずっと細い筋状のものが、ふんわりと固まっている。
綿あめのような感じだ。
この白のほかに、レンガ色っぽいのやピンク色っぽいのもある。
よく見かけるのはこの白だ。
11月中旬に、津山の家に行った時、掃き寄せた枯葉の中に犬の毛のようなものが混じっていた。
とても気味が悪かった。犬を飼っていないので分からない。
わざわざ、わが家の庭でブラッシングして毛を落としていったのかと思った。
だが、実はこのふわふわのスモークツリーの枯れて干からびたものと分かった。
大分離れたお宅にスモークツリーがある。
それが津山市は、広戸風(那岐山からの吹きおろしの極地風、日本三大局地風のひとつ)が吹く地域だ。
その風で飛んできたのだろう。
広戸風は、10月に吹くが、山の植林された成木もなぎ倒すほどの強い風が吹く。
それがわかると、その枯葉も気味が悪く感じなくなった。