台風15号棟で屋根瓦や棟瓦が吹き飛んだ家の対応に伺いました!
今回の台風では横須賀もかなりの方たちが被災しており 町を歩けば声をかけられる状態でした。
見に行くと屋根勾配が10寸勾配(>_<)登れない💦
養生が出来ない💦だけど屋根材が瓦だったので雨漏れの心配は
なさそうでした(^^)/しかし!
この家の瓦はもう製造していない上に割れやすい瓦でないものを
どう直すか設計に時間がかかる上に災害で足場屋さんが
早く頼まないと工事がいつかかれるか分からないので
足場だけ先にご契約頂き、先行で足場工事を段取り!
その間に設計決めをして工事という流れにさせて頂きました
その他外壁がかなりの痛み具合だった為、外壁改修も同時進行の
ご注文を頂いたので合わせて最速で段取りしましたが
足場架けがあの大洪水を起こした台風19号の2日前💦
足場今、架けないといつ足場屋が来れるか分からないし架ける
しかないなぁと足場屋と相談(^^♪ここは長年の経験がものを
いうところでシート養生の他に足場組みの際に秘策を足場屋さんに
指示しておき足場架け!
お客さんからもすごい台風来るけど大丈夫?と心配されましたが
大丈夫ですよ~(^^ と一言!
それよりもお客さんが前から気になっていた雨樋のつまりを
台風直前にサービスで取ってあげようと職人と話し合い
ついでに高圧洗浄もやってしまいました('◇')ゞ
樋の上合に23年分の土が詰まってました
外壁もコケや汚れをきれいに飛ばして台風19号を迎えようと
してたら高圧洗浄中にバルコニー防水の割れを発見!
外壁に雨漏れ箇所やかなりの浮きや反りがあったので
雨漏れはしていることは分かってましたが原因が台風19号
直撃前日に発覚!
台風来ちゃうよ~!と焦ってもしょーもないので雨漏れしないよう
養生して対応してついでに全面道路や家の周りを高圧洗浄
もサービスでしときました(^_-)-☆
台風19号が去ってすぐに日曜だが一応確認(^^♪
お施主さんに伺うと全く問題なかったようでお出かけ直前でした
一応、全部点検して異常なし!明日からコツコツとサイディング浮きの
締め対応と柱がなかったり、腐ってしまってるとこの補強や
下地工事、雨樋の切り回し養生などをコツコツと
やることにしました(^^)/
意外に施工業者の方も知らない方が多いようですが塗装工事を
やる際にはサイディングの場合は下地補強工事!モルタルの場合は
クラック補修工事や塗り厚の事前確認調査をしないといくら
きれいになっても数年であれっ!これ何?ってことが
起きる可能性があるのでしっかりそこは押さえないと
お金かけた意味が半減してしまう可能性があります!(^^)!
屋根の工事着工!もう現存していない瓦なので一部撤去し
ここは新しい違う瓦葺きをして剥がした材料で他を直す
ことになりましたが大棟部の瓦が飛んでもうないので
寸法上なんとかなりそうな違う瓦の役物を頼んで加工を
することにしてたのでそれで対応しました(#^^#)
いい感じ(^_-)-☆
葺き替えたとこもきれいになりました!
ちょっとお客さんと話してコストを浮かせたくなったので
下地が一部雨漏れして腐ってたとこは直しましたが
他は瓦だったので痛みはなくルーフィングがかなりいい
ゴムアスルーフィングが施工してあったのでそのまま活かして
おき、大棟の換気棟もいいヤツがついてたので既存の
換気棟を活かしてコストを浮かせときました!
何故、コストを浮かせるかはあとのお楽しみ(^_-)-☆
全体的に瓦のずれやヒビ、割れを確認して撤去した
古い瓦で差し替え工事!(^^)!
どんどんきれいになっていきます!
(写真は高圧洗浄前)
足場架けして登って見てみるとこうやって割れてたり浮いてる
場所が多数あり、特に自分がやった現場じゃない場合は
補強や補修が必要な場合があってこういった調査や処理だけで
2~3日必要になりますがどんなことでもそうですが見えない
とこや下地が一番大事ですからここをしっかりやるやらないで
全ての仕上がりや将来的な寿命がかなり変わってしまうので
急所を押えていきます(^^)/
かなり外壁痛んでますね~💦雨漏れしてたのでかなり外壁材が
水を受けちゃってボロボロです( ゚Д゚)
今はコーキングの打ち替え工程!
台風の影響で雨ばかりで進まないが頑張って工事進めてます(>_<)
雨ばかりで撤去して雨の隙間をぬって乾燥させてコーキングを
打ち替えてるので撤去写真撮る時間なかった💦
タイル柄のサイディングはひげが出やすいので丁寧に目地切りしてから
テープはがしをするので神経使います!しかも今回は将来的に
2F塗装が白なので足場が必要な部分が少しでも長く汚れが
目立たないように合わせて考慮し白のコーキング打ってるので
1Fはこの上から塗装するとはいえさらにメンタル使います(>_<)
全体的にきれいにコーキング打ち替え出来ました(^_-)-☆
コーキングの乾燥期間を取ってこれから塗装工程に入ります!
塗装工程開始!養生しながら先に鉄部の錆止めなどを
塗っていきます
次に中塗り工程!仕上がってるかと思うような感じですが
もう一工程上塗りを最終的に塗り、3工程で塗りあげます(#^^#)
樋の隙間から軒樋の金具も錆止め塗り!金属だから塗らないと
錆びちゃいます('◇')ゞ
竪樋も塗ります!上の塗る前の写真と比べると白と黒ほどの
色の差があるくらい変わりますね(^^♪
外壁が雨水を吸ってサイディング板がボロボロになっている面が2面あり
かなりのダメージだが廃版の為、パテ処理してこの2面だけ塗装を
4層塗りに急遽変更('◇')ゞ
写真のように下塗り材を2種類塗ります!
サイディング板を弾性ではあるが固めるシーラー材を1層塗ってから
さらにシーラー材を塗って中塗り、上塗りに変更!
こうすることで復元は不可能ですが少しでもサイディング材の
機能を取り返す努力の最善を尽くしたいので施主には黙って施工!
追加はもらわないけど勝手にやっておきましたよ!
お施主さん(#^^#)
他の2面は通常通り下地締めして3層塗り!
この面は外壁材がまだなんとか生きてたので3層仕上げ面(^^)/
1層目シーラー材塗って2層目の仕上げ色の中塗り工程です!
この上からもう1層仕上げ色を塗って終了予定
作業する職人達が下のエリア作業になったので上の作業エリアへ('ω')
瓦職人が対処済みの雨漏れしていた場所の処置確認!
外壁面に板金が入っているので雨漏れはしない納まりですが
強風で吹きあがった雨水が上に登り瓦の裏側に回る場合がります
今回は既存の板金を剥がさず施工するケースだったので瓦と板金の
隙間に詰め物をして水が当たっても中に入らず瓦の上を雨水が
詰め物に当たり瓦の上を流れるように処置してあります!
2F部の上塗り最終工程!きれいに仕上がっています(^_-)-☆
軒天も真っ白に!
サイディングが爆裂してた箇所もきれいになりました!
2Fの塗装を塗った際にしてた養生剥がしたらせっかく塗ってた
黒の塗装が剥がれてしまいました💦これは以前塗った塗装の際
シーラー未施工か新築時の塗装下処理が未完全だったものによる現象。
通常、新築時ではタッチアップして終わりの
内容ではあるのですが職人としては気になっちゃうから
もう一回頑張ってやってみます(^^)/
もう一度黒の塗装の希釈量を測り直してやり替え準備!
再度ケレン、シーラー、塗装中塗り、上塗りとやってみますが
幕板自体が外壁に張り付いている為、細かい部分の塗装削りが
出来ないのと幕板自体23年前の物なので電動でヤスリかけすると
崩壊しそうなので手かけでヤスリをかけてみますが箇所によって
前の塗装ごと剥がれて塗装寿命にムラが出やすくなる
可能性が出てきました(>_<)とりあえずこの状況下では
電動工具などが使えないのでもう一度人力でヤスリかけで全部ケレンを
行いシーラー材の食いつきを良くする作業をしてから
再度施工していきます!
剥がしチャレンジ中!
今回の工事ではシーリング打ち替えをしてるので幕板上に坂のように
水を切れるようにシーリング施工しといたので以前より痛みが早く進む
こともないしもちろん雨漏れの心配はありませんが
やはり一発目の下地の大切さがこういうところに現れますね💦
(これ結構大事なポイント!)( *´艸`)
2F外壁最終上塗り終了のアップ写真!23年前の
外壁とは思えないくらいにきれいに塗れました('◇')ゞ
庇板金も最終上塗り(^^♪
エアコンスリーブ管の隙間にも刷毛を突っ込み塗り込み!
地味~な作業!
今日はバルコニーの防水工事!例の台風直前に発覚した問題です(^^
バルコニー床に敷物をしてたり室内に雨漏れがなかった為に
お施主さんも生活の中で気づかず💦バルコニー防水は今回は
やらない予定でしたが瓦施工中に外壁の痛み方に違和感を
感じて勝手に雨漏れ調査をしてたらあちこちの柱が腐り落ちて
外壁材もボロボロなのが発覚!足場を架けてみるのと工事前に
見るのでは全く違うことが起こるのは想定内だったので
とりあえず台風の際に雨漏れしなように養生しておきました
高圧洗浄で確認するとバルコニー床下天井にも雨漏れ跡
バルコニー床切るとこんな感じで真ん中部分が軽く腐ってます
表面はボロボロでしたがしっかり釘が利くくらいの傷み具合だった
のでこの木の周りに下地組みをしようと思います(^^♪
並行して周りの床のサンディング作業中!
木枠を周りに組んでいきます('ω')
今回の工事は通常のトップコートリフォームの他に下地はがしと下地直し
FRP防水層のやり替えがオプション工事として必要であまりやらない
くらいの大規模直しなので追加で16万円税込みくらい
かかりますが前回、急遽瓦工事で使えるものは使い回しにして
浮かせたお金をここで投入!!実はこれ狙ってましたが瓦の
換気棟、棟違い部屋根のルーフィング代、瓦桟代を浮かして
12万円分浮かせたのでお客さんには4万円の追加だけで
バルコニーの修繕工事が出来ました(^^)/
下地補強完成!
こういうイレギュラーはリフォームではよくあるのでお施主さんとの
信頼関係が何より大切で当社ではお施主さんは工事をやりだしたら
業者に任せるしかなくなってしまうから私が信用できなかったら
契約はしないでと見積りの時によく言います(#^^#)
結果的にお客さんが金銭的に助けになってますが
こういうことが出来るのはお施主さんが当社を信じて
くれてるからでお施主さんのおかげと言っていいです!
本当にありがたいことです(>_<)
腐った木だけだと強度が心配なので枠型に下地組んでから下地板で蓋をしてその上からFRP防水層を作ります(^_^)
FRP層完成!
食い付きを良くするためにFRP層の周りの古い防水を毛あらし
してから脱脂清掃していきます!この工程を省略する業者が
たまに居ますがこれをやらないと毛あらしした古い防水層のカスが
凸凹を作り水の流れを邪魔したり脱脂清掃で油分をしっかり
拭かないと新たに防水トップコートをしても将来浮いてきて
防水の寿命を縮めてしまいます(>_<)
トップコート塗り(^O^)
FRP防水層及び下地やり替えトップコートメンテナンス工事完成!(^O^)
防水メンテナンスした後しばらくは新しい防水層の撥水性が出て水玉が
溜まるようなふうに見えますが撥水性が無くなり親水性が
出てくると水玉が寝てきて水が伸びたような感じで馴染んで
きますのであれっ💦水が溜まる?(>_<)って思っても一時的な
撥水性によるものですので覚えておくとビックリしないで
済むかもしれませんね😆👍
一応、防水のトップコートメンテナンスは5年に一度くらいが
理想とされてますので早めのお手入れをオススメします(^○^)
1F部最終上塗り工程終了(^^♪あとは幕板やり替えと養生剥がして
全体的な点検補修と雨樋復旧をして終了の流れです!
しかし、足場をばらすまで何が起こるか分からない部分もあるので
残工事を気を引き締めてかからないと(>_<)💦
今日は足場ばらし前の第二回目の点検(^^)/一度点検しても右回りで
見たのと左回りで見たので見落としがあったりするので2回点検
してから足場ばらしてからもう一度清掃と点検を行います
特に問題ないのでお客さんに今後のメンテナンスの仕方や新築時の施工に
問題がある部分などを考慮した今後の家維持の考え方などの説明を
して気になるところはないですか?と確認すると瓦が少し浮いてる
のが気になるとのことでしたが新築時に瓦に釘を打たなかった
場所と何故か釘が一部打ってあったりしてる箇所があるので
今回の工事範囲じゃないですが点検した感じだと台風などの強風や
地震で建物が揺らされたりすると瓦同士がぶつかり合って浮きが
出る場合があるので新築時に施工判断が良くなかったための現象と
説明して雨漏れの心配はないのでその点は安心していいですよと
説明させて頂きました(^^♪今回の瓦は10寸勾配なので全瓦を
釘打ちにすべきところを新築時の業者さんが釘を打たず何故か
ところどころ足場代わりにしたのか釘が打ってあったりしました
逆に打ってあるとこと打ってないとこで建物揺れでぶつかり合う
からなぁと思いながらまさか!と帰りがてら再確認すると💦
やっぱり💦浮きじゃなくて割れてました!
以前撮った写真だと割れてませんでした!ということは
先程、お施主さんに説明してた通りのことが起きてた
ようで固めてるとこと固めてないとこがあるので瓦同士が
当たり合って欠けてしまったようです!
お施主さんに聞いといて良かったぁ(^^♪
足場バレてからは交換できないですからね~!
取り置きしてた瓦ですぐ差し替えます!
ついに足場ばらしの日(^^)/
先日、瓦が割れてて足場ばらし前に対応しましたが割れやすくて
廃版になってしまうくらいの材料なので瓦職人は瓦割れ担当!
私は街道沿いなので誘導人員兼壁補修担当で足場ばらし対応に
伺いました!(^^♪若いころ交通誘導検定の国家資格を取って
警備業をしてた経験があるのがこういうとこで役に立って人生は
無駄がないなぁと思いつつ作業開始!!(^_-)-☆
やはり予想通り瓦が割れる!割れる!足場の養生してある足を
外すと割れてたりわずかでもつま先に体重かかると割れたりと
現場は騒然として近隣の歩行者対応や瓦の落下防止措置を
取りながら瓦を差し替えていきます!
踏んでも大丈夫なとこは大丈夫なのですが割れちゃうとこは
割れてしまうようで計7枚差し替え(>_<)
外壁の方は全く支障なく終了しました!いや~廃版にするの
わかるわ~( 一一)
足場ばらして引き渡し前の3回目の点検!
足場が邪魔で清掃し足らなかったとこや補修が見つけられなかった
とこを再度、点検して清掃と補修して完了しました(^^♪
当たり前ですがやる前とやった後でだいぶ変わりました(^^♪
お施主さんもきれいになって喜んで頂けたし通行人の方に新築?
とかわざわざ車で通りかかりにうちも見てほしいなど
嬉しい言葉を頂き本当にありがたいことです(#^^#)
今回の屋根一部葺き替えと大棟全交換はKMEW ROOGAという
瓦を使用して10年ごとの点検をしながら30年後程度をメドに
塗装が要する材料を使用して廃版のオラス40の材料を既存葺き替え部
から取っておき被災部の瓦の交換をしました。
外壁はサイディングは全部廃版の為に既存爆裂部や腐り処理を行い
下地補強工事及びシーリング打ち替え、雨樋補修を行いながら
追加でバルコニーFRP防水一部下地補強及びFRP層再建と全面の
トップコート工事をさせて頂きました!防水は5年ごとの点検と
トップコートの再施工が必要ですが立地や状況が各お宅が違うので
5年後に一度点検だけ行い、状況でリフォーム時期を決めると良いと
思います!
塗装は12~15年の耐候性のエスケー プレミアムシリコン塗装をさせて頂きました
今回はシーリングの上から塗装してますのでシーリングが紫外線や雨水に
晒されないのでシーリングの寿命が延びやすい施工になってます。
12~15年後に外壁の点検をして再塗装すれば再度、シーリングの工事は
必要ありませんがその年数以上塗装しないでシーリングが紫外線や
雨水に晒され始めていくとシーリング寿命が縮まってしまうのでこれも
また定期的な点検を意識する良いと思います(^^♪
このようなその後のアフターメンテナンスをご説明させて頂いて工事終了と
させてもらいました。ありがとうございました(*^▽^*)
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