今回はサイディングの中がどうなっているのかをご説明します
実際にお家に住み出すと外壁の中がどうなっているのか
なんてなかなか覚えてないものです
今回は実際のサイディング工事の途中を写真に
撮ってきたので載せときます。
写真の防水シートという白い紙が雨水の侵入を守る
大事なもので透湿防水シートといい、建物側から出る湿気は
紙の外に透過し雨水は外部側から通さないというシロモノです
その原理は簡単に言うとでフィルターのように雨水の大きさは
外部から入れない大きさの穴が開いており、建物側からの
湿気分の大きさのものを通すくらいの穴になってるという
原理です
言うのは簡単ですがこの技術は大変なもので
安価なものから高価なものまで市場に出ていますが
やはり高いものの方が性能が高いです
当社ではフクビ ス‐パ‐エアテックス02(定価20100円/1本)を
標準仕様にしてますがやはりいいものはいい
この紙の上に胴縁材(木のヤツ)が打ってあり、その上から
サイディングが施工されます。
写真で分かるように胴縁材の厚さ分だけ防水シートとサイディングの
間に隙間があり、通常この通気層を空気が動くことで湿気を
排出して結露を防ぎ、雨水が仮に外壁側から入っても
この通気層を通って下の水切りから出てくる訳です