西東京市市議会議員 保谷清子のつれづれ日記

西東京市市議会議員の保谷清子です
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「学校連携観戦」は中止を!

2021年06月13日 | 議員活動

コロナ禍の下、心配でたまらないことがあります。

以前のブログにも書きましたが、政府や東京都が、オリンピック・パラリンピックの競技を子どもたちに観戦させる「学校連携観戦」を計画していることです。東京都では幼稚園から高校までの公立・私立の学校などで約81万人を参加させる予定です。すでに教職員による下見もすんでいるとのことです。

新型コロナ感染が止まらない中、感染すると子どもでも重症化すると言われる変異株が拡大している中、オリンピック・パラリンピックを子どもたちに観戦させることに意義があるのでしょうか。

今年の夏は特に猛暑といわれています。コロナ感染の危険に加え、マスクをつけての炎天下での移動や観戦は熱中症の危険もあります。

この計画は中止させなければ子どもたちの命が危ないと、心配が募るのです。

コープ前宣伝や訪問活動で、「知ってます?オリンピック・パラリンピックに子どもたちを観戦させようとしているのですよ。反対の声を上げていきましょう」と話しかけています。

 

6月8日には、日本共産党西東京市議団で、教育長に「オリンピック・パラリンピックへの児童・生徒の観戦の中止を求める要望書」を手渡しました。この要望者は、「子どもの命や安全を第一に守る立場の教育長として、早期にオリンピック・パラリンピックの観戦中止を決断すること」と、「西東京市の観戦スケジュールを市民に公表すること」を求めています。

面談では、本市は、「小学4・5・6年生と、中学1・2・3年生の約9000人が観戦する計画で、移動は電車を予定している」ことがわかりました。

教育長は、「6月20日に東京都教育委員会の判断がはっきりする。その段階で、本市として決断する」「学校により周知を図っているところもある」と述べるにとどまりました。

東京都の判断待ちではなく、教育長の判断で中止の決断をすべきです。各自治体から中止の声が上がれば、東京都の教育委員会も中止の決断をせねばならない立場に追い込まれます。

子どもの命にもかかわることなのに、周知を学校任せでいいのでしょうか。学校から連絡がなく、知らない保護者もたくさんいるに違いありません。

「一刻も早く中止の決断をすること。早急に保護者に計画の内容を知らせること」を強く求めました。

ブログ読者のみなさん、子どものオリンピック観戦について、周りの人たちと話し合っていきませんか。江東区では、5輪観戦に子どもたちを動員する計画のごり押しにママ友たちの怒りが高まり、ネット署名「子どもたちの『東京五輪観戦』の計画中止を求めます」を、「新日本婦人の会江東支部」の名前で発進すると、わずか1週間で署名は2万7000人を超えたそうです。

※ 下記写真は、6月8日の市議団と教育長の面談です。(右端が教育長)

 


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